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「日本はもはや大国ではない」と語った神田真人(かんだ まさと)・内閣官房参与の過去のメッセージ「一緒にやらないか」が話題になっており検索されています。

 

「一緒にやらないか」とは何なのでしょうか。

また、なぜこのメッセージが注目されるのでしょうか。

この記事ではその2つを調査しまとめました。

 

この記事でわかること

・「一緒にやらないか」とは何か

・なぜこのメッセージが注目されるのか

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神田真人前財務官の「一緒にやらないか」とは

「一緒にやらないか」とは2004年、神田真人氏が財務省志望者向けに書いた文章です。

当時、神田真人氏は大臣官房秘書課企画官でした。

 

財務省を志望する人にむけて「先輩からのメッセージ」として財務省のやりがいについて書いている文章なんですね。

財務省本省の採用情報の中にあり、今も閲覧できます。

 

要旨は以下の通りです。

1、虚無感のみ漂う大衆民主主義の中で埋没するな。

2、財務省にいれば民族生存、世界繁栄の闘いの前衛にいることを実感できる。

3、財務省ほど情報と政策手段が集中し影響力のある組織は他にない。

4、働くだけではない。入省以来、60か国以上旅行し数千冊を読む時間があった。今も毎週テニスで汗を流している。

5、君もノーブレス・オブリージュ(貴族に課せられた義務)を果たせ。

 

「一緒にやらないか」

神田眞人 大臣官房秘書課企画官

 

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「一緒にやらないか」が話題になる理由

神田真人氏近影

(引用元:日本経済新聞)

この文章がなぜ注目され話題になるのでしょうか?

神田前財務官の文圧がすごい

大雑把に言えば、文圧がすごいからでしょう。

情熱的とも言えます。

 

特に最後の方に書かれた部分が印象深いですね。

君は、今、この冊子を手にしている。

それだけで、人類64億の中で既に特別な立場にある。

世界中の貧困を見たまえ。そこまで想像力が広がらなくても、君が享受してきた生活と教育は、国内でも遥かに平均以上だ。

別に、君が、また、我々が偉いと言っていない。

しかし、君には、その能力で社会に貢献する義務、ノーブレス・オブリージュがある。

その義務を果たし、かつ、その努力の過程を誇らしく楽しむ権利もまた、君の目の前にある。

君と議論できる日を待っている。

文中の「ノーブレス・オブリージュ」とは

身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会に浸透する基本的な道徳観

 

という意味です。

世間の声

まとめ

・神田真人氏の「一緒にやらないか」とは何か?

 

2004年、神田真人氏が大臣官房秘書課企画官だった時に財務省志望者向けに書いた採用パンフレットに書いた文章でした。

 

・なぜこのメッセージが注目されるのか?

壮大な役割を的確に伝える熱い情熱的な文章だから。

財務省の自意識を露わにしたとも言われています。

 

ちなみに神田真人氏は2024年7月31日付で財務官を退任されましたが、財務省きっての熱血漢として知られていたようです。

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