2025年8月17日、第107回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の3回戦で、大分代表・明豊高校と、岐阜代表・県立岐阜商業高校(県岐阜商)が対戦します。

 

両校ともに2回戦を突破し、勢いのあるチーム同士の注目カードとなりました。

 

この記事では、両チームの特徴や試合の見どころ、そして注目の選手について解説します。

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明豊高校(大分)の特徴と強みは?

明豊高校は、ここ数年で安定して甲子園で勝ち進んでいる強豪校です。

 

【投手力】

エースの寺本悠真(てらもと ゆうま)投手が中心。

 

1回戦と2回戦を完投しており、安定感は抜群。

 

ただし、連投による疲労が少し心配されています。

 

また、大浦投手大堀投手といった控え投手も信頼できる実力があり、継投での戦いにも余裕があります。

 

【打撃力】

打線は全体的に好調。特に注目は、2年生の藤翔琉(とう かける)選手と1年生の川口琥太郎(かわぐち こたろう)選手です。

 

藤選手:打率4割超えで長打も打てる2番打者。

 

川口選手:打率5割を記録する1年生。下位打線ながら得点チャンスをしっかりものにします。

 

また、チーム全体で四死球やバントなど、小技も使えるのが強みです。

 

【守備力】

基本的に守備は安定しています。

 

ただし、甲子園の大舞台では緊張からか、失策が出る場面も。

 

試合の流れを左右するため、要注意ポイントです。

県岐阜商(岐阜)の特徴と強みは?

一方、県岐阜商も伝統のある名門校。甲子園での勝利数も多く、過去にはベスト4の経験もあります。

 

【投手力】

エースは2年生の柴田蒼亮(しばた そうすけ)投手。

 

甲子園の1回戦・2回戦ともに完投勝利を挙げており、好調をキープ中です。

 

ただし、2回戦では134球を投げており、疲労がどれくらいあるかが鍵。

 

控え投手の豊吉勝斗(とよし まさと)投手がどこまでサポートできるかもポイントです。

 

【打撃力】

こちらも打線は強力。特に、2年生の稲熊桜史(いなぐ まおうし)選手(2番)と内山元太(うちやま げんた)選手(3番)のコンビが好調。

 

稲熊選手:選球眼が良く、盗塁やバントなど機動力もある。

 

内山選手:長打力があり、中軸として打線を引っ張っています。

 

また、7番の横山温大(よこやま はると)選手も、左手にハンディキャップがありながら巧打を見せる選手として注目されています。

 

【守備力】

守備は非常に安定しており、県大会・甲子園を通じて失策はほぼゼロ。ミスの少なさは大きな武器です。

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試合の注目ポイント

この試合は、どちらも実力が拮抗しているため、小さなミスやチャンスの活かし方が勝負を分けそうです。

 

▼ ポイント①:エースの疲労

明豊の寺本投手と、県岐阜商の柴田投手、どちらも連投となるため、疲労の影響が心配されます。

 

明豊には控え投手がいるので継投も可能ですが、県岐阜商は柴田投手の出来がカギ。

 

▼ ポイント②:下級生の活躍

両チームとも、1・2年生がチームの中心になっているのが特徴です。

 

明豊:藤翔琉(2年)、川口琥太郎(1年)

 

県岐阜商:柴田蒼亮(2年)、稲熊桜史(2年)、内山元太(2年)

 

若い選手たちの勢いが、試合を大きく動かす可能性があります。

 

▼ ポイント③:守備の安定感

県岐阜商の守備の堅さはピカイチ。

 

逆に、明豊は時々失策があるため、プレッシャーのかかる場面でどちらが落ち着いてプレーできるかも注目です。

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過去の対戦成績は?

実は、両校は2020年の甲子園交流試合で一度対戦しています。

 

その時は、明豊が4-2で勝利しています。

 

ただし、今回の試合は公式戦での初対決となり、また選手もすっかり入れ替わっているため、過去の結果はあくまで参考程度と言えるでしょう。

勝つのはどっち?勝敗予想!

今回の試合は、かなりの接戦が予想されています。

 

・継投の厚みや経験値でやや有利なのは明豊

・エースの安定感と守備力で勝負するのが県岐阜商

 

総合的に見ると、

 

明豊高校がやや有利(51%)
県岐阜商が僅差で追う(49%)

 

という状況です。

 

スコア予想としては、明豊 5 – 4 県岐阜商といった、1点差の試合になる可能性が高いでしょう。

注目選手(下級生)まとめ

今回注目の選手をまとめました。

 

明豊高校(大分)

・藤 翔琉(とう かける)

 2年
  遊撃手(2番)
  高打率、長打、守備も安定

 

・川口 琥太郎(かわぐち こたろう)
  1年
  右翼手(6番)
  打率.500、勢いと集中力

 

県岐阜商(岐阜)

・柴田 蒼亮(しばた そうすけ)
  2年
  投手
  連続完投中のエース

 

・稲熊 桜史(いなぐ まおうし)
  2年
  中堅手(2番)
  出塁率◎、機動力あり

 

・内山 元太(うちやま げんた)
  2年
  一塁手(3番)
  長打力と勝負強さ

 

まとめ|注目の好カード!若き力が勝負を分ける

明豊高校と県岐阜商、どちらも勢いと実力を兼ね備えたチームです。

 

特に、下級生の活躍がここまでの勝ち上がりに大きく影響しており、今回の対戦でも勝敗のカギを握る存在となるでしょう。

 

最終的には、当日のコンディションとプレッシャーにどれだけ対応できるかがポイントです。

 

どちらが勝ってもおかしくない好カード。

 

最後まで目が離せない試合になりそうですね!

 

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