ライブドアニュース
サントリーホールディングスの元代表・新浪剛史氏が、2025年9月に突如として会長職を辞任しました。
その背景には、大麻成分「THC」を含むサプリメントの輸入疑惑があり、福岡県警による家宅捜索にまで発展しています。
問題となったのは、アメリカ在住の“知人女性”から送られてきたとされるサプリメント。
しかし、
その女性は誰なのか?
彼女には悪意があったのか、それとも善意からの行動だったのか?
今回は、この事件に関わった「知人の女性」の正体や、悪意の有無について現在判明している情報をもとに徹底的に掘り下げます。
さらに、社内では「クーデター」との噂も飛び交っており、辞任劇の裏にある真相にも迫ります。
目次
新浪剛史にサプリを送った知人女性は誰?
2025年9月1日、サントリーホールディングスの新浪剛史氏が代表取締役会長を辞任したというニュースが経済界だけでなく世間にも大きな衝撃を与えました。
その原因となったのは、大麻由来の成分「THC」を含むサプリメントの輸入疑惑による、福岡県警の家宅捜索です。
そしてこの事件のキーパーソンとなっているのが、アメリカ在住の「知人女性」です。
この女性はいったい誰なのでしょうか?
現時点での報道によれば、以下のような情報が明らかになっています。
● 女性はアメリカ在住の知人である
● サプリは福岡県内の男性(女性の親族)を経由して送られた
● 新聞報道では「健康をサポートする知人」とも書かれている
● 新浪氏本人は「送り付けられた」と主張している
しかし名前や職業、年齢、具体的な関係性といった個人情報は一切公開されていません。
SNSや掲示板、X上でも、女性の正体について特定できるような噂や暴露情報は現在のところ出ていない状況です。
一部報道では、「新浪氏のアドバイザー経由で送られた」など、サプリメントの送付ルートに関する情報も錯綜しています。
この“アドバイザー”が女性本人なのか、それとも彼女と関係のある人物なのか、はっきりとしたことは分かっていません。
つまり、現時点ではこの知人女性の正体は完全に伏せられている状況であり、「誰なのか?」という疑問に対して明確な答えは出ていません。
今後の捜査や追加報道で、女性の身元や背景が明らかになる可能性はありますが、現時点では一般に知られている情報は極めて限られていると言えるでしょう。
知人女性に悪意はあったのか?
この事件でもうひとつ大きな焦点となっているのが、知人女性が悪意を持ってTHCサプリを送ったのか、あるいは善意からの行動だったのかという点です。
新浪氏は捜査当局に対し、「自分は違法な成分であることは知らなかった」「女性が一方的に送りつけてきた」と説明しています。
これが事実だとすれば、新浪氏に違法性の認識がなかった可能性が高く、女性が故意にサプリを送ったということになります。
しかし、この「悪意の有無」については、現時点で以下のような複数の見解が存在します。
● 善意の可能性
・アメリカでは一部の州でTHCが合法のため、女性が「合法の健康サプリ」として送った可能性もある
・新浪氏自身も「時差ボケ対策として強く勧められた」と証言しており、健康面を気遣った贈り物だった可能性
・「アメリカで購入した方が安価だから」という経済的理由も一部で語られている
このように、文化や法律の違いによる認識のズレがあったとすれば、女性の行動に悪意はなかったという見方が成立します。
● 悪意の可能性
・THCが日本では麻薬取締法で厳しく規制されていることを、もし女性が知っていた場合は、違法性を認識していた可能性
・「一方的に送りつけてきた」という証言が事実なら、新浪氏を陥れる意図があったという解釈も可能
・実際に捜査が入った結果、新浪氏は会長辞任という重大な結果を迎えているため、背後に意図があったのでは?との声もある
とはいえ、悪意を裏付ける明確な証拠や証言は現段階で出ていません。
● 第三者の関与の可能性
報道によると、サプリは「福岡県内の男性を経由」して送られる予定だったとされています。
この男性は女性の親族とされており、彼が違法性を認識していたかどうかも重要なポイントです。
仮にこの男性が送付計画を把握していた場合、「悪意の主体」が女性ではなく第三者である可能性も浮上します。
新浪剛史の会長辞任は“クーデター”?
この事件がここまで大きな話題になった理由のひとつに、新浪氏自身が辞任に納得していないという報道があります。
一部週刊誌によると、新浪氏は社内で「クーデターにはめられた」と発言していたとされ、これが一気に陰謀論的な展開を生み出しました。
実際にネット上では以下のような憶測が飛び交っています。
・サントリー内部の派閥争いの一環で、新浪氏を追い落とす計画だったのではないか?
・THCサプリを送りつけたのは、内部の人物が仕掛けた罠なのでは?
・辞任させるための「計画的なスキャンダルリーク」だった?
もちろん、これらは現時点で何の裏付けもない噂に過ぎません。
ですが、企業トップの突然の辞任、しかも本人が潔白を主張しているとなると、こうした陰謀説が出てくるのも自然な流れです。
新浪氏はこれまでにローソン、サントリー、経済同友会など複数の重要ポストを歴任してきた実力者。
その立場が一夜にして崩れ去った背景には、表には出てこない“政治的な動き”があったのではと推測する声もあります。
今後、さらに詳しい事情や社内の動向が明らかになれば、「クーデター」発言の真意も見えてくるかもしれません。
まとめ
サントリーHDの新浪剛史氏が突如辞任に追い込まれた今回の事件は、「THCサプリを送った知人女性」の存在によって複雑化しています。
現時点では、その女性が誰なのかという具体的な正体は明かされておらず、悪意があったのかどうかについても断定できる情報はありません。
アメリカでは合法でも、日本では違法となる成分が絡んでおり、法律認識のギャップが今回のトラブルを生んだ可能性も考えられます。
また、新浪氏が口にしたとされる「クーデター」という言葉が波紋を呼び、企業内部の権力闘争や陰謀説もささやかれ始めています。
現段階では、知人女性の悪意の有無も、社内の思惑も、いずれも憶測の域を出ません。
今後の警察捜査やメディアの報道によって、新たな事実が明らかになることに期待が集まります。
引き続きこの問題を注視していきたいと思います。