2023年2月20日、NHKの船岡久嗣アナウンサー(47歳)が住居侵入容疑で逮捕されていたことが判明し、物議を醸しています。
船岡アナは札幌市出身で99年にNHKに入局。現在はNHK札幌放送局勤務。
「スポーツ中継のエース」と呼ばれており、NHKで大相撲やフィギュアスケートを中心に多くのスポーツ中継を担当し、視聴者からは「競技への愛情が伝わる実況」と評判でした。
早稲田大学政治経済学部卒。
NHKのエースの47歳。
妻と二人の息子あり。
人も羨むようなエリート人生を謳歌していたと言えるのではないでしょうか。
2023年2月19日までは…。
勝ち組人生から転落した日
「住居侵入容疑」と聞くとあまり大きな罪ではないような印象を受けます。
ビラ配りのポスティングでも無断で敷地内に立ち入ったということで住居侵入罪に問われる場合などあるし、何らかの誤解や行き違いが含まれているかもしれないので、内容を詳しく聞かないとその是非は判断できません。
しかし船岡久嗣アナ(今は船岡容疑者ですが…。)がとった行動とその内容は、誰もが耳を疑うような衝撃的なものでした。
船岡アナは2月17日の夜、NHKで後輩に当たる20代女性アナの後をつけて行き、女性が住む東京都中野区のマンション内に侵入。
女性が自宅玄関のドアを開けた時に一緒に室内に入り込もうとして、その時すでに室内にいた女性の知人男性と対面することに。
男性と揉み合いになった船岡アナは不審者ということで110番通報され、3階のベランダから飛び降りて負傷。
そのまま入院するも、3日後の2月20日、住居侵入容疑で逮捕される。
事件の概要はこんなところなのですが…
マンションの3階から飛び降りたりしたら、打ちどころが悪ければ命を落としてしまう可能性すらありますよね。
普通の精神状態ならそんな危険なことは、とてもじゃないけどできません。
船岡アナはよっぽど動揺していたのか、またはパニック状態に陥っていたのかもしれません。
まさかこんなことになろうとは、船岡アナ本人ももちろん夢にも思っていなかったことなのでしょうが…。
もともと有名なNHKアナウンサーだからこの事件はトップニュースとなり、2月22日現在、テレビでもネット上でも、船岡アナの顔画像付き逮捕ニュースのオンパレードです。
日本中にこのニュースが配信され続けています。
船岡アナはまだ容疑者の立場であり、その認否も明らかにはされていません。
しかし、「マンションの3階のベランダから飛び降りた」というその事実が、船岡アナが正当な理由なく女性のマンションにいたのだということ、それに加えて当時船岡アナがほとんど錯乱状態であったことまで証明しているようなものなので同情の余地はないというか、この状況では船岡アナを擁護したくても誰も出来ないし、冤罪の可能性も無いに等しいと思わざるを得ません。
超エリート局員の誤算
そもそも船岡アナは一体何がしたかったのでしょうか。
勤務地は札幌であるはずの船岡アナが東京にいたのは、仕事で出張に来ていた為らしいのですが、女性宅に行ったのは東京での勤務を終えた後の夜の出来事だったとのこと。
出張中の短い時間の合間を縫ってわざわざ会いに行くのだから、その若い後輩女性にどうしても会いたかったのだと思いますが、この女性と良好な人間関係を築けていたのなら、普通に連絡を取って会うことが出来たはず。
それが出来ずに後ろからコッソリついて行き部屋に入ろうとしたということは、女性との関係が良好ではなかったということだろうし、そればかりか女性を襲うつもりだったのではないかと疑われても仕方がないですね。
そもそも後ろからついていく為には、あらかじめ女性の行動を下調べしておいて、どこかで待ち伏せしていなければできないことですよね。
しかも知り合い同士の関係で、悟られないように後をつけて行くってものすごく難しいことだと思うのですが…。
それで自宅前まで行くって、どんだけソッと気づかれないように歩き続けていたんだろうと不気味だし、まさにストーカーそのものですよね。
ただ船岡アナは、女性宅に男性が居るということまでは、下調べできていなかったようですね…。
これは大きな誤算だったことでしょう。
そしてもう一つ、3階ベランダから飛び降りてしまったことは致命的な誤算でした。
誤算というより、多分何も考えられず発作的に起こした行動なのでしょうが…。
こんな狂った行動さえしなかったら、まだ言い逃れすることは可能だったのにと思います。
誤算が生んだ悲劇
結婚していても、妻や夫以外の相手に恋してしまうことはあるでしょう。
「恋に落ちる」というように、恋というのは自分でも予想外にしてしまう、不可抗力のような側面があるものだと思います。
恋をして人を好きになると生活に張りが出たり、心が満たされて周囲に優しくできたり、プラスに働く面も沢山あると思いますが、恋心の取り扱いを間違えるとマイナスに働くことも当然あります。
今回の船岡アナの事件はその最たる例ではないでしょうか。
船岡アナは恋心をコントロールできず暴走して、今まで自分の努力によって築き上げてきた華やかな経歴を、全て失うことになりそうです。
なまじっか有名人だったために大きく報道されてしまい、本来なら身内と関係者だけで抑えたい話が日本中に広まってしまいました。
しかもその内容が女性絡みの犯罪で卑劣であり、結果的に逃げようとして3階から飛び降り入院するような大けがをしてしまったという、いい年をした妻子持ちの中年男性としてこれ以上みっともなく恥ずかしい失態があるだろうかと言いたくなるような事件です。
もうアナウンサーどころか、まともに人前に出ることも出来ないかもしれません。
そしてそれは本人だけではありません。
妻であり母である奥さんは、どれだけ大きなショックを受けているでしょうか。
夫が逮捕され、女性絡みの大失態を日本中に知られてしまい、奈落の底に突き落とされたような気持ちだと思います。
そして二人の息子さんも、おそらく報道を理解できる年齢でしょうから、同じくらいショックを受けていることでしょう。
さらに親御さんも、親類縁者も、今までは花形アナウンサーで自慢だった身内が、日本中から注目される犯罪者になって世間を騒がせているということで、周囲の人は皆失意のどん底にいるのではないでしょうか…。
まとめ
ずっとエリートだと本人も周囲も思っていたのに、ある日を境に突然犯罪者になってしまう。
これは避けようがなかったことなのでしょうか。
私が個人的に思うのは、船岡アナという人は学生時代から優秀で早稲田大学に入り、卒業したらNHKに入り、ずっとエリートコースを歩んできた人だと思いますが、もしかしたらあまり恋愛の経験がないのかもしれません。
恋愛だけでなく、そもそも人間関係の基本がわかっていないのかも。
プライベートな付き合いの中で、自分の気持ちを相手が受け入れてくれないことは普通にあることだし、仕方がないことなんですよね.
相手は自分とは別個の一人の人間なのだから、相手の気持ちをコントロールすることはできない。
自分の気持ちを強引に押し付けたところでうまくいくわけがなく、相手のネガティブな反応が固定化されるだけでしょう。
そういうことは大人になれば皆わかるはずなんだけど、船岡アナの場合はわかっていなかったようで…。
いい大学を出て一流企業に入りいい仕事をしているように見えても、人間としては未熟極まりなかったということが白日のもとに晒されてしまった。
そんな事件だったのかもしれません。
NHKの公式サイトに記載されていた船岡アナのプロフィール(現在は削除されています)によると、船岡アナの『わたしのモットー』は【人生万事塞翁が馬】だそうです。
人生万事塞翁が馬=『幸せがいつ不幸に、不幸がいつ幸せに転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではない』というたとえですね。
今回の事件は世間を騒がせましたが、俯瞰的に見ると一番不幸になったのは船岡アナ本人とそのご家族じゃないかと思います。
船岡アナはご家族や関係者に謝罪して、また一から出直すつもりで頑張ってほしいですね。
罪を悔い改め真摯に頑張る人には、応援する人が必ず出てくるものだと思います。