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藤井風のような天才のもとには、自然に才能ある人間が集まるようになっているんだろうか?

 

藤井風 日産スタジアム公演 アイキャッチ画像

「Fujii Kaze Stadium Live “Feelin’ Good”」ビジュアル

 

今回の日産スタジアムのライブを見てそう思った。

 

まるで神が神輿に担がれて人々の憂いや災いを吸収してくれるような、まさに「祭り」のように見えた。

そういう意味でこのライブはいわゆる「コンサート」というくくりでは収まらない。

多くの人が清められ慰められ、生きる希望や勇気をもらったのではないか?

大げさではなく本当にそう感じた。

 

藤井風のマネージャー「ずっずさん」によると、この日産スタジアムライブを実現するために尽力したスタッフの数はアルバイトを含めると総勢1000名を超えるらしい。

 

藤井風の音楽的才能があってこその話だが、あの素晴らしいライブを完成させるために1000名もの人間が彼を支え協力しあっていたというのは感動的だ。

 

音楽、映像、音響、演出すべてが最高レベルだったのだと思うが、私にとって強く印象に残ったのが風さんの衣装の素晴らしさだ。

 

着る衣装によって主役の印象は大きく変わるものだろうが、今回の風さんの衣装は風さんの魅力を最大限に引き出していたと思う。

 

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藤井風 日産スタジアムに降臨

私自身は特に藤井風の大ファンというわけではなく曲をいくつか知っていて時々YouTubeで見る程度だった。

表面的な風さんしか知らなかった。

日産スタジアムのライブもYouTubeで偶然に近い形で見たんだけど、それで風さんの真の魅力に気付かされた。

オーガニックコットンの長T

ライブの始まりに風さんが観客席から登場してまず驚いた。

風さんの無邪気さに。

たくさんの観客の奇声と称賛のどよめきの中、ニコニコ笑いながら歩いて行く風さん。

ボディーガードも付けずに手を振りながら…。

 

このときの衣装がオーガニックコットンの長Tに穴開きジーンズ。

足はなんとサンダル履き。

普通の人ならこれはTPO的に、「ちょっとコンビニ行って来る」という格好である。

 

だけど風さんの場合、白い肌とひよこのような淡い黄色の髪と、水色のデニムパンツが合わさった相乗効果なのか風マジックか、まるで天から降りて来た羽衣をまとった天女のようだった。

風さんは男だから天女という言い方はそぐわないけど、「大天使ミカエル」と言ってる人もいた。

実際に現地で見た人が、「風さんは光っていた」と言っていた。

 

とにかく透明感あふれ綺麗で可愛く、ハートを鷲掴みされました。

そしてこの長Tなんだけど、白に見えるけど実物はコーヒーで染めたベージュ色らしい。

どう見ても白に見えるのは風さんが発光して眩しいからだろうか。

多分そうなのだろう。

 

そしてこれ無地に見えるけど、左下に可愛い草花の刺繍が施してあるのですよ。

もう胸キュンである。風クン可愛い。

 

ライブ映像で「特にない」を歌っている25:55頃にこのラブリーな刺繍がチラリと見えます!

 

(ちなみにサンダルは25:33頃に見えます。

金色のスタッズが付いてるベージュのサンダルでした。)

 

ネイビーのシースルーシャツ

ライブ映像37:00頃「きらり」を歌う時、風さんはネイビーのシースルーシャツに着替えました。

最初のカジュアルなサンダル履きからグッとムーディーな雰囲気に。

 

世の中にこんなにシースルーシャツが似合う男がいるでしょうか?と思うほど決まってました。

白に近い髪の色を引き立てるようなネイビー色のシャツ。

内側のタンクトップが透けて見えて色っぽい。

 

このシャツの素材は「天然素材のヘリンボーン織のリネン」でオーダーメイドらしいです。

かなりオーバーサイズですがそれゆえに透け感が引き立って、風さんが踊るたびにフワッと揺れる繊細な質感が目を楽しませてくれました。

 

パンツは袴かと見まごうほどのワイドパンツ。

これがもし細いパンツだったりしたらちょっと下品な感じになったかもしれませんが、そこをワイドパンツにして靴をスニーカーにするところで絶妙な脱力感と、風さんらしい爽やかさを感じさせます。

首元にキラリと光る銀色のネックレスがシャレ感を底上げしてくれています。

光るテイラードスーツ

最後の衣装は光る金色の糸を織り込んだブルーのスーツ。

 

スタイリストさんは手織りの生地を見つけてきて信頼できるところにオーダーメイドで作ってもらったそうなんだけど、キラキラしながらも袖口のボタンがくるみボタンだったりしてクラシックなテイストがあり、ゆったりと柔らかそうな雰囲気を醸し出していて、スーツとはいえ甘く優しい。

 

洋服好きとしてはこんな素敵な素材とデザインのスーツ、一生に一度でもいいから同じところに頼んで作ってもらって着てみたいものです。

 

パンツはこれも、今だかつて見たことがないくらいの幅広のワイドパンツ。

そしてやっぱり、紐付きコンバースのスニーカー。

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ハマり過ぎ衣装の仕掛け人は誰?

日産スタジアムライブの風さんの衣装に目は釘付けになり、終始うっとりしていた私でした。

どれもこれも風さんに最高に似合っていたし、風さんの魅力を引き立てること半端なかった。

 

スタイリストさんって、一体どんな人なんだろうか。

調べてみたらすぐわかりました。

 

島田辰哉さんという方です。

 

島田辰哉 画像

(引用:AUTOMOBILE COUNCIL)

 

島田辰哉プロフィール

1984年神奈川県生まれ。

2007年よりファッションエディターShuazn Watanabe氏に師事し、約5年間のアシスタントを経て12年に独立。

国内外の雑誌、広告などでスタイリストとして活動している。

15年よりTRONに所属

 

上記の風さんの衣装に関するあれこれは、島田さんのインスタグラムに記載されていてそれを参考にさせてもらいました。

衣装の一つ一つにたくさんの人のセンスや技術が注ぎ込まれているのがよくわかります。

感想|すべてが”Feelin’Good”のライブだった

一着目、花の刺繍付きの長袖Tシャツ。

穴開きブカブカジーンズ。(裾はビロビロで糸が出ている)。

 

二着目、ガラリと雰囲気が変わり色気のあるシースルーシャツ。

高級素材に違いないけどこれもビッグサイズなのと、ワイドパンツやスニーカーと合わせることでカジュアルダウン。

 

三着目、金の糸入りのスーツ。

カッコよく高級感がありながらも優しくフワフワと心地よい感触が伝わってくる。

 

日産スタジアムのライブはYouTubeで無料配信したことで話題になりました。

そのおかげで私などは風さんの魅力と、それを支える多くの人の力を見せつけられました。

もし有料だったら見ることはなかったでしょう。

運営側の決定に感謝です。

 

このライブの肝は、様々な技術の結集から生まれる完成度の高さもあるでしょうがそれ以上に、風さんの人格から滲み出る崇高な何かだと思います。

 

風さんの話す言葉や歌う歌には、人を落ち着かせ癒す力がある。

 

27歳という年齢なのに数万人の聴衆の前に立ち、背伸びしたり虚勢を張ったりするところなど微塵もなくありのままで、人を癒せる力があるのは凄いことだと思う。

それは努力して身に付くようなものではない。

これもやはり生まれ持った才能なんだろうか。

 

風さんチームがタイトルに掲げた通り、すべてが”Feelin’Good”に満ち満ちた素晴らしいライブでした。

いつかは私も風さんのライブに行き、この目で”藤井風”を見てみたいものです。

 

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