兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成した元西播磨県民局長が亡くなりました。

 

元西播磨県民局長は渡瀬康英(わたせ やすひで)さん60歳。

死因は自殺と見られています。

 

本当に自分の意志で自ら命を絶ってしまったのでしょうか?

自らが証言台に立つ百条委員会に向けて準備を着々と進めていたという渡瀬さん。

私には信じられません。

 

 

渡瀬さんは斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を告発文書としてまとめ、県議や県警、複数の報道機関など様々な所に送付していました。

 

報道機関にまで送るということは、きっと県民だけでなく日本中の人に問題提起したかったのでしょう。

 

 

しかしその告発文書の内容をメディアは報道しません。

 

告発文にはどんな事が書かれていたのでしょうか?

SNSで公開されていたのでシェアしたいと思います。

 

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事件の経緯

今回の事件の経緯を簡単にまとめると以下のようになります。

● 2024年3月

渡瀬さんが知事ら県幹部の違法行為を訴える告発文を報道機関などに送付

県が渡瀬さんを解任し、3月末の退職を取り消し。

 斎藤元彦知事が会見で告発文の内容を「うそ八百」、渡瀬さんのことを「公務員失格」と批判

  

● 2024年4月

渡瀬さんが「文書は誹謗中傷ではなく内部告発」とする反論文を公表

知事が会見で告発文の事実関係の調査を表明。第三者による外部調査は否定

渡瀬さんが県の公益通報制度を利用して通報

 ↓

● 2024年5月

県が渡瀬さんを停職3ヶ月とする懲戒処分を発表。

 ↓

● 2024年7月

19日に予定されていた百条委員会の準備をしていた渡瀬さんが、7日姫路市内の民家で亡くなっているのが見つかる

 

 

斎藤元彦知事は事実関係を調査すると言いながら、第三者を介入させず内部調査だけで済ませようとしていました。

 

トップがパワハラ疑惑をかけられているの内部調査だけって…それじゃあ何の意味もないですよね。

 

そういう経緯もあって百条委員会が設置されたようです。

 

渡瀬さんは百条委員会に証人として出席予定で、取材した記者に対して「もちろん出ます。」と前向きな態度を示していたとのことです。

 

百条委員会

 

「百条委員会」とは、地方議会が議決により設置する特別委員会のことです。

これは、国会の国政調査権に対応するものと言われています。

百条委員会と他の委員会との最大の違いは「調査権」にあります。

 

 

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西播磨県民局長のパワハラ告発文書の内容

渡瀬さんが書いた斎藤元彦知事のパワハラ告発文書。

 

斎藤元彦知事は全面否定しています。

それもそのはず、その内容は違法行為と言えるものもありました。

 

告発文書は全部で7項目あります。

 

その概要を以下ご紹介します。

 

1,五百旗頭真(いおきべ まこと)先生ご逝去に至る経緯

 

兵庫県行政に深く関わり、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長だった政治学者の五百旗頭真氏が急性大動脈解離で倒れて亡くなる。

 

これは斎藤知事の理不尽な仕打ちに憤慨して夜も眠れなかったと周囲の職員に明かした直後のことだった。

 

 

2.知事選挙に関しての違法行為

 

斎藤氏の当選のため、兵庫県職員の4名が投票依頼などの事前運動を行った。

この4名は「人事のルール無視でトントン拍子に昇任」。

 

 

3.選挙投票依頼行脚

 

斎藤氏は地域の商工会に出向き、次回知事選挙の自分への投票依頼をして回った。

 

 

4,贈答品の山

 

① 視察として訪れた会社で幹部から高級コーヒーメーカーを贈呈されその場では辞退。

 随行者に「秘書課に送るように言っとけ」と指示。後日入手する。

 

② 兵庫県とスポーツ連携協定を結んだ会社から約50万円のロードバイクを贈呈される。

 

③ 神崎郡市川町から特産品のゴルフのアイアンセット約20万円が贈呈される。

 使いにくいからと再度別モデルをおねだりしたという情報もある。

 

④ 知事は驚異の衣装持ち。特にスポーツウェア。

メーカーにすれば知事は動く広告塔。特定企業との癒着は呆れるばかり。

 

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5,政治資金パーティー関係

 

商工会に圧力をかけパー券を大量購入させた。

 

 

6.優勝パレードの陰で

 

阪神・オリックスの優勝パレード(令和5年11月23日)の経費はクラウドファンディングや企業からの寄付を募ったが必要額を下回る。

 

そこで信用金庫への県補助金を増額し、それを裏金としてキックバックさせることで補った。

 

パレードを担当した課長は精神が持たずうつ病を発症し病気休暇中。

 

 

7.パワーハラスメント

 

知事のパワハラは職員の限界を超えあちこちから悲鳴が聞こえてくる。

 

自分の気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつける。

 

例えば出張先の施設のエントランスが自動車侵入禁止のため20m程手前で公用車を降りて歩かされただけで出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし、その後は一言も口をきかなかったという。

 

幹部に対するチャットによる夜中・休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる。

 

 

 一番最後の『チャットによる夜中・休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる』というのは、一時期世間を騒がせたビッグモーターの副社長を思い出しますね…。

犠牲者はもう一人いた

渡瀬さんが書いたパワハラ告発文書の中の『6.優勝パレードの陰で』の中に、パレードを担当した課長は精神が持たずうつ病を発症し病気休暇中。」という記載がありました。

 

あとからわかったことですが、この課長は今年1月から休職していたのですが、4月20日に自宅で自ら命を絶ったそうです。

 

不正行為に加担することを余儀なくされ、心労からうつ病になり最悪の事態になってしまったのではないでしょうか。

 

ところが彼の死は隠蔽され、県の職員の訃報データベースにも載っていないとのこと。

斎藤知事は彼の死について「個人情報」を理由に口を閉ざしているそうです。

 

死因はともかく、亡くなったという事実がありながら職員の訃報データベースに掲載しないというのはどういうことでしょうか?

 

これは県政の隠蔽体質を表しているということで、改めて批判を呼んでいるようです。

知事は辞職を求められる

告発文を作成した渡瀬さんが死亡したことを受け、兵庫県労働組合は斎藤知事に事実上の辞職を要求しました。

 

労働組合が知事に辞職を要求するのは異例の事態だそうです。

 

労働組合の委員長は「職員の死亡という最悪の事態が起こってしまった。県政を一新して現場の職員が安心して働ける職場づくりを進めてほしい」と話しているそうです。

パワハラ告発文書の内容まとめ

元西播磨県民局長の渡瀬康英さんが作成したパワハラ告発文書には、このようなことが書かれていました。

 

・五百旗頭真さんの突然の死に関して

・知事選挙に関しての違法行為

・選挙における自分への投票依頼

・贈答品を独り占め

・パーティー券を大量購入させる

・優勝パレードの経費に関する不正行為

・あからさまなパワーハラスメント

 

 

3月下旬には退職予定だった渡瀬さん。

この告発文を出した事により退職は取り消しになりました。

そしてお亡くなりに…。

 

地方公務員の退職金は平均2千万円。

告発文を出さなければ満額もらえて今頃は平穏無事の生活を送れていたはずです。

 

職員のために勇気ある告発をした渡瀬康英さんのご冥福を心より祈りたいと思います。

ネットの声

こんな知事に任せられない。 今すぐ 辞任してくれ。

 

2人死なせちゃったか。すげえな維新の政治。

 

この知事を絶対許してはならない。それが民意。

 

告発された方は委員会に前向きに語っていたのに直前に亡くなったことがなんか不自然でいじめ人事を超えて犯罪の匂いがするなあ。

 

二人も○ぬとかそんな事普通にある? 口封じかと思えて仕方ない

 

このような知事を選んだのは兵庫県民の責任。選んだ責任を果たすにはリコールしかない。

 

知事だけでなく知事の取り巻き、維新の県議、その他かかわったすべての人、組織の責任。

 

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