長い間待ち焦がれていた「天使にラブソングを3」の公開が、いよいよ秒読み段階に入ってきました。
脚本が完成して、主演のウーピー・ゴールドバーグの手元に届いたというのです。
「天使にラブソングを2」から約30年。
第3弾の話はずいぶん前から出ていたものの、なかなか実現までに至りませんでした。
監督と脚本家が決定し、ウーピーも再び出演すると報じられたのは1年以上前のことです。
その脚本がとうとう完成!
そして脚本を読んだウーピー・ゴールドバーグの感想は、
「脚本が昨日届きましたよ。とても気に入りました。」
だそうです!
大ヒットした「天使にラブソングを…」、「天使にラブソングを2」から、ずいぶん長い年月が経ってしまいました。
時代は大きく変わったし、主演のウーピー・ゴールドバーグも今や67歳。
1、2作目はゴスペルが題材になっていたので、日本ではこの「天使にラブソングを…」を見てゴスペルを知ったという人も多かったようです。
さて3作目は、どんなストーリーと音楽で、私達を感動させてくれるのでしょうか。
大ヒットした「天使にラブソングを」
世界的大ヒットを記録し、日本にゴスペルブームを巻き起こしたと言われる「天使にラブソングを」。
第1作目は1992年公開。
監督はエミール・アルドリーノ、脚本はジョセフ・ハワード。
日本公開時のキャッチコピーは『神様はいつだって、迷える女性の味方です。』『人生が錆びちゃう前に、やりたいことやらなきゃ。』
この映画の大ヒットで、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気は不動のものになりました。
ウーピー・ゴールドバーグといえば1990年に公開された「ゴースト」のインチキ霊媒師役も素晴らしかったですけどね。
「天使にラブソング2」も、1作目に負けず劣らずのヒットを飛ばしました。
1作目の翌年、1993年公開。
監督 ビル・デューク、脚本 ジェームズ・オア。
主演はもちろんウーピー・ゴールドバーグで、1作目でシスター役で出演した女優陣も再出演しました。
3作目の脚本がウーピー・ゴールドバーグへ
そして30年ぶりとなる3作目の制作が進められています。
「脚本はとても気に入りました。」と米トーク番組で明かしたウーピー・ゴールドバーグ。
しかしその後に続けて、「でも大量の大人たちが目を通すので、もし大人たちが邪魔に入らないなら、とても良くなると思います。」とちょっと気になるコメントも。
脚本が変更になる可能性もある、ということでしょうか?
1作目ではウーピーも37歳で、演じたデロリスも劇中で若く元気でした。
しかし今、ウーピーは67歳に。
さすがに1,2作目と同じような役どころは難しいでしょうが、3作目がどのような作品になるのかは未だにベールに包まれたままです。
ちなみに3作目の監督はティム・フェデリー。脚本はマドゥリー・シェーカーと言われていますが、プロデューサー、監督、脚本家としてタイラー・ペリーの名も加えられています。
多くの人が携わっているということでしょうか。
実現に向けて
タイラー・ペリーが、「ハリウッドのシステムは、僕が望むよりも少しゆっくり動いている。良い脚本があり、素晴らしいスタートを切ることができたので、それを実現するために皆を正しい方向に向かわせようとしているところ。」と、コメントしています。
様々な理由があり映画の開発はかなり遅れてしまったものの、3作目の制作は確実に進められているということのようです。
いずれにしても、期待は高まるばかりです。
さて2022年12月には、「天使にラブソングを…」と「天使にラブソング2」が、続けて金曜ロードショーでテレビ放映されます。
子供から大人まで楽しめるコメディー映画の名作。
何度見ても感動することうけあいです。
3作目が公開される前に、チェックしておくのもいいかもしれませんね。