2024年3月7日、国会質疑における岸田総理の発言が物議を醸しています。
去る1月1日に起こった能登半島地震。
地震発生から2カ月以上経った今も1万1000人を超える人々が避難生活を余儀なくされている中、
被災者の支援についての質疑応答の中で岸田総理が
「そもそも保険共済に入ってない国民が悪い」
というような事を言った?とかで
SNSは炎上騒ぎになりました。
しかし岸田総理が実際に言った言葉は、この通りではなかったようです。
「そもそも保険共済に入ってない国民が悪い」!?
被災して家族や家、仕事を失って途方に暮れる国民に対して
こんな発言を本当に一国のトップがしたとしたら大問題です。
炎上するのも当たり前ですね。
逆にそもそも政治は誰のためにあるのか?って話になります。
ただ、岸田総理は実際にはそうは言っておらず、
別の言い方をしていたようです。
岸田総理は実際はなんと言ったのか?
岸田総理の当時の質疑応答の動画です。
被災者より脱税・裏金議員を守る事に必死な増税メガネ。
能登半島地震に遭った近藤議員
「保険だとか共済だとか酷な言葉ですよ、正直言って」
「融資という言葉も酷です」
「70歳80歳90歳の方 お金借りれますか?」#近藤和也#能登半島地震一日も早い復旧を#自民党は国民の敵 pic.twitter.com/JNDYRUIhbB— IBELIEVEME (@IBELIEVEME2) February 23, 2024
「災害が多い地域において、そもそも保険とか共済、
こういったこの制度への加入、これも重要であるという観点、
さらにはこの被災者生活再建支援金、
これはこの災害による財産の補填、損失を補填するというものではなくして、
被災者を側面的に支援するという性格のお金であるということ。」
あのー、総理。
被災された方にですね、保険だとか共済だとか、
今まで災害の時によく言われますけど酷な言葉ですよ正直言って。
今更どうしようも出来ないですから。
そしてその上でですけども
この、もともとの被災者生活再建支援法は
生活支援という事ですよね。もともとは。そもそもは。
生活支援。
で、車はもう生活ですから。
ここの位置付けをしっかりともった上で進めて頂きたいと思います。
そして融資という言葉もですね、これ事業者も同じなんですけど、
融資も酷ですよ。
70歳80歳90歳の人、お金借りれますか?
無理ですよ。
貸してくれないですよ返せないですよ。
ですからできればこの、言葉そのものに冷たいという言葉はなくても
羅列されるとですね、やっていけないです。
そこはなんとか被災者の方に思いを寄せて頂きたいと思います。
まとめ
岸田総理の実際の発言は
ではなく、
でした。
なのでネットの声の中には、
「岸田総理の発言を曲解して拡散している」
「悪意のある記事だ」
という声も散見されました。
しかし応答した近藤和也議員の発言からもわかるように
岸田総理は被災者に対して、国としての金銭的な援助を出し渋っているようです。
一国のトップが国民への金銭的な援助の話をしている時に
「保険や共済制度への加入は重要である」
と言ったという事は、
つまりはさりげなく自己責任論を唱えたという事に他ならないのではないでしょうか。
ネットの声