2023年12月9日、大谷翔平選手のドジャース移籍が発表され、
“1000億円男”と話題になりました。
今や世界中から注目されるスーパースターとなった大谷翔平選手。
東京・東銀座にある岩手県アンテナショップには大谷選手の「握手像」が
期間限定で展示されました。
実際に会うことは難しい大谷選手ですが
せめて身近に感じたいということで、多くのファンが押し寄せたようです。
しかしこの握手像、展示されたのは期間限定で12月10日から13日までのわずか４日間。
今、この握手像はどこにあるのでしょうか？
また、これは本当に大谷翔平選手本人の手の型を取って作られたものなのでしょうか？
握手像が作られた経緯や目的はあるの？
以上の点を調べてみました。
大谷翔平の握手像はどこにある？
銀座の岩手アンテナショップでは４日間の期間限定で終わってしまいましたが
今現在、大谷選手の「黄金の手」はどこにあるのか調べたところ、
以外にも７つもあり、それぞれ主に大谷選手の出身地など色々な場所で保管・展示されているようです。
・奥州市役所（展示用・イベント用）
・奥州市伝統産業会館
・花巻東高校
・奥州市立姉体小学校
・奥州市立水沢南中学校
・日本ハムファイターズ
奥州市は岩手県にある大谷翔平選手の出身地。
花巻東高校、姉体小学校、水沢南中学校などすべて大谷選手の出身校ですね。
出身校すべてにこの黄金の握手像が展示されているんでしょうか？
校長室にあるとか？
ちょっと意外です。
しかし考えてみたら大谷選手は地元のヒーローに違いありません。
大谷選手の出身地奥州市ならではの現象ですね。
中でも奥州市役所には、展示用とイベント用と二つあるようなので
銀座のアンテナショップで展示されたのは、
このイベント用の方が持ち込まれたのかもしれません。
（奥州市役所）
（奥州市伝統産業会館）
大谷翔平の握手像は本人の手型から作られたの？
この黄金の握手像、どのように作られたのか、製作過程が気になりますね。
実際に大谷選手の手型を取って作られたのでしょうか？
これに関しては“握手像メイキングビデオ”が存在するようで、
奥州市役所の展示場所で流されていて、自由に閲覧できるようになっているようです。
その動画をアップされている方がいました。
大谷選手が若い！
それもそのはず、このメイキングビデオが撮影されたのは2017年。
大谷選手日本ハムファイターズ時代の22、3歳の頃なんですよね。
握手像が実際に大谷選手の右手を再現したものだということがよくわかりました。
しかし手の型を取るのに従来のように石膏などは使わず
３Dスキャナを使用するとは、技術も進歩しているんですね。
大谷翔平の握手像が作られた意外な目的
大谷選手の握手像が作られたのは2017年の日本ハムファイターズ時代。
まだメジャーリーグで活躍する前のことです。
そもそもの話、何がきっかけで大谷選手の握手像が作られることになったのでしょうか？
大谷選手は日本ハム時代から二刀流で大活躍していたスター選手ではあったわけですが…。
この握手像は、
同市の伝統的工芸品・南部鉄器の鋳造技術を用いた真鍮（しんちゅう）製で、
市と組合が大谷選手の出身地として鋳物のまちの技術を知ってもらい、
地域振興につなげる目的で作られました。
大谷選手の黄金の握手像―奥州市伝統産業会館
2017年05月04日
握手像は大谷選手の出身地、岩手県奥州市の地域おこしのために
奥州市と水沢鋳物工業協同組合が作ったものでした。
水沢鋳物は南部鉄器で有名なところです。
（水沢鋳物工業協同組合ホームページより）
この握手像には、
「大谷翔平選手が今後ますます飛躍的に活躍され、
投手並びに打者として世界一をめざし、
また世界中の人々から愛される選手になっていただきたい」
という奥州市民からの期待が込められているそうです。
この後すぐに大谷選手はエンゼルスと契約しメジャーリーガーとなりました。
それ以降の活躍ぶりは周知の通りです。
今や岩手県は大谷翔平の出身地として世界から認知される場所になりました。
握手像が作られた時の期待そのままに、
大谷選手は本当に日本のみならず
世界中の人々から愛されるスーパースターになりましたね。
今後はドジャースで10年間、大谷選手のさらなる飛躍を期待したいと思います。
握手像いきたい握手したいけど出来るんか？手を触れないでとか書いてありそう
握手するために作られているものだから大丈夫ですよ！