大谷翔平選手のドジャース移籍が決定しました。
10年契約で1015億円というMLB史上最高額の契約ということで
世界のメディアがトップニュースとして報じているようです。
決定前、大谷選手の移籍先のチームがどこになるか世界中のメディアが注目する中、
大谷サイドから強いかん口令が敷かれているにもかかわらず
「翔平と会って話をした。うまくいったと思う」と暴露したドジャースのデーブ・ロバーツ監督。
おしゃべり好きでアクティブな監督としても知られているようですが
決定前の段階だったのでこのロバーツ監督の突然の情報公開は
「大谷愛が抑えきれなかった?」と話題になりました。
その後2023年12月9日、大谷翔平選手はドジャースと契約することを自身のSNSを通じて発表。
大谷選手とドジャースが相思相愛だったことがわかりました。
このドジャースのデーブ・ロバーツ監督、
屈託のない笑顔が印象的ですが
一体どんな人なのでしょうか?
実は数年前から、日本の衆議院議員の甘利明さんに似ているという話が出ていたようです。
目次
ドジャースの監督は甘利議員に似てる?
衆議院議員の甘利明氏の画像はこちらです。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督
確かに似ていますね…。
甘利さんの方がちょっと面長のようですが。
甘利明氏本人も、4年前にご自分でTwitter(X)に投稿していたようです。
甘利です。選挙期間中にも言われたんですが、私がドジャースの監督に似てるって。デーブ・ロバーツ?あじゃーす 😅 #甘利です pic.twitter.com/neJHM3T04a
— 甘利 明 (@Akira_Amari) July 23, 2019
甘利氏に似ているというだけではなく、
ロバーツ監督の笑顔は私たち日本人にとってなんとなく親近感を感じさせてくれます。
それもそのはず、ロバーツ氏の母親は日本人。
ロバーツ氏は日米のハーフなのです。
ドジャースの監督は母が日本人、沖縄生まれのハーフだった。
デーブ・ロバーツ監督のプロフィールです。
デーブ・ロバーツ
国籍:アメリカ合衆国
出身地 : 日本 沖縄県那覇市
生年月日 : 1972年5月31日(51歳)
身長 : 178cm
体重 : 82kg
反対を押し切って結婚した両親
デーブ・ロバーツ氏の両親が結婚したのは1971年。
母親は沖縄県那覇市松川出身の栄子さん。
海兵隊員として米軍基地に勤務していたアフリカ系米国人の夫ウェイモン・ロバーツさんと友人の紹介で知り合い恋仲に。
栄子さんが結婚を両親に相談したところ、2人の若さと相手がアメリカ人だったため強い反対に遭い
結婚式は基地内の教会に友人4人を招いて、ささやかに挙げたそうです。
しかし1972年、初孫のデーブさんが誕生すると両親は大喜び。
ウェイモンさんに心を開き、結婚をようやく認めたということです。
デーブ氏の子供の頃の夢はプロ野球選手
沖縄生まれサンディエゴ育ちのデーブ氏が野球を始めたのは5歳の時。
父ウェイモンさんから習ったその頃から「絶対、プロ野球選手になる」と口癖のように言っていたそうです。
「やると決めたら一生懸命、必ずやり遂げる芯が強い子」
(母親の栄子さん談)
デーブ氏は1994年22歳の時、デトロイト・タイガースに指名されプロ入りを果たします。
子供の頃から抱いていた夢を実現させ、家族はうれしくて飛び上がって喜んだといいます。
💬プロ野球選手を夢見る子供は沢山いるでしょうが、
実現させることができたのは
それ相応の素質と努力あってのことでしょう…。
ドジャースの監督に就任して家族に祝福されるデーブ氏
プロ野球選手を経て、ドジャースの監督に就任したのは2016年、デーブ氏43歳の時。
ここでもデーブ氏は「夢だった仕事に就くことができた」と喜びます。
なぜならそれまでのドジャース歴代監督31人は全て白人。
デーブさんが初の非白人監督となり、
大リーグ史上初の日本出身監督として晴れて迎え入れられました。
監督就任の記者会見に参加した栄子さん、
「素晴らしい一日だった。うれしくて、夢を見ているようだった」
(2015年の監督就任記者会見で、左から父ウェイモンさん、母栄子さん、デーブ氏)
(デーブ氏の右にいるのが妻トリシアさん。息子のコールさんと娘のエマーソンさんとともに)
始球式に登場した母栄子さん
デーブ氏監督就任から2年後の2018年、
ロサンゼルスで行われたドジャース―エンゼルス戦で母栄子さんが始球式を行い
見事なストライク投球を披露して大きな拍手を浴びました。
父ウェイモンさんは残念ながら2017年に死去されましたが、栄子さんの勇姿を天国で見届けたことでしょう。
それにしても日本人女性がロサンゼルスで始球式を行うなんて、前代未聞ですね。
まとめ
ドジャースの現監督のデープ・ロバーツ氏は、
日本の衆議院議員甘利明氏に似ている日米ハーフでした。
母親は沖縄出身の栄子さん。
周囲の反対を押し切っての結婚だったとはいえ息子が米国でプロ野球選手となり、
さらには大リーグ史上初の日本出身監督となったなんて
親としても日本人としても誇らしいことでしょうね。
日本人を母に持つデープ・ロバーツ氏ですが、日本語は話せないそうです。
栄子さんが言うには
「日本語を教えようとしたが、
アメリカ生活に順応するために自分も英語を覚えなければならず、
子供との会話はどうしても英語になった」とのこと。
しかしできる限り日本語で話し掛けていたため、
デーブ氏は話すことは不得手ですが聞いて理解することはできるとか。
母親が日本人で日本語が理解できる。
そんな背景があるからこそデープ・ロバーツ氏は
大谷翔平選手に対しては野球だけではない、
特別なシンパシーを感じているのかもしれませんね。
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