2023年8月2日、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会の4回戦が行われ、

名古屋のCSアセット港サッカー場にて、名古屋グランパスと浦和レッズが対戦しました。

 

試合は0-3で浦和レッズが敗北。

試合後一部のサポーターが暴れ出し、警察が出動する騒ぎとなりました。

今回の騒動の中心は浦和レッズのサポーターのようです。

 

浦和レッズのサポーターはマナーの悪さで有名のようで、多くの人は「またか」とウンザリしている模様です。

 

詳しく見てみましょう。

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名古屋グランパスが3-0で快勝

名古屋グランパスと浦和レッズの試合は、名古屋グランパスが浦和レッズに3-0で快勝。

2大会ぶりに8強進出を決めました。

 

サウジアラビアのアル・タアーウンFCへ完全移籍することが1日に発表されたブラジル人のFWマテウス・カストロが先発出場。

今回が最期の試合となりましたが、見事なFKゴールを決め、チームを勝利に導きました。

走るマテウス

3-0とリードを広げた試合終了間際に交代すると観客からは温かい拍手が送られ、マテウスは目に涙を浮かべ、試合後のインタビューで

「感謝の気持ちでいっぱい。この国を愛しています。」

と答えたそうです。

 

名古屋グランパスの長谷川健太監督は、

「全員でマテウスをいい形で送り出そうと、集中していいゲームができた。マテウスは天皇杯のベスト8を置き土産にしてくれた。」

と語り、試合後マテウスはチームメートから胴上げされ、名古屋サポーターをバックに記念撮影をして日本での最期の試合を終えました。

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浦和サポーターが暴徒化

片や敗北した浦和レッズのサポーターは暴徒化。

きっかけは名古屋サポーターの煽りだという情報もありますが詳しいことはまだわかっていません。

 

激高して暴れ出し、緩衝帯を突破。

相手サポーター側の応援席やピッチにも乱入し横断幕を剥がすという暴挙に出る人物も。

 

 

夏休みで、子供も観戦していたことでしょう。

警察や消防が出動するという騒ぎでしたが、幸いけが人はなしとのことです。

浦和サポーター 警察出動

 

浦和サポーターのマナーの悪さは有名?

過去を調べてみると、浦和サポーターのマナーの悪さは昔から有名のようです。

 

2022年7月に、浦和レッズはJリーグから、過去最高額の罰金を科されています。

サッカーJ1、浦和レッズの一部のサポーターが禁止されている声を出しての応援を繰り返したとしてJリーグはレッズに対し、過去最高の額に並ぶ2000万円の罰金を科すことを決めました。

2022年7月26日 

NHK NEWS WEB

 

サポーターのせいで浦和レッズが罰金を払うことになるんですね…。

 

過去にもあった名古屋とのトラブル

名古屋と浦和のサポーターを巡るトラブルは今年4月にも起きています。

名古屋の発表によると、4月9日、豊田スタジアムでの名古屋‐浦和戦で、浦和サポーターによる次のような行為があったといいます。

浦和サポーターによる違反行為
立ち入り禁止エリアへの侵入
・横断幕掲出不可エリアへの横断幕掲出
・警備員への頭突き・胸倉をつかむなどの暴行行為
・名古屋サポーターへの威嚇行為
・禁止エリアの横断幕撤去を行おうとする弊クラブスタッフ・警備員に対する『横断幕を撤去すれば乱闘も辞さない』などの威嚇・恐喝発言

 

ざっと読むとまるで「ならず者」の行為という感じですが、浦和サポーター(の一部)はなぜこんな事をしてしまったのでしょうか?

 

当時、チケット発売後に名古屋側が一部スタンド運用変更を行ったことでゴタゴタが生じ、それが遠因になった可能性があるようです。

 

この名古屋側の発表を受け、浦和レッズは浦和サポーターに聞き取り調査などを行い、一部サポーターに対して処分を科していたようです。

 

浦和レッズサポーターによる違反行為について(処分の決定)

J1リーグ 第7節 名古屋グランパス戦において確認されました、浦和レッズサポーターによる複数の違反行為につきまして、行為者への聞き取り調査を含む事実確認が完了いたしました。
それを受けまして、行為者への処分を下記の通り決定いたしましたので報告申し上げます。

■処分1
・違反行為
(1)立ち入り禁止エリアへの侵入行為
(2)横断幕掲出禁止エリアへの横断幕掲出行為

・処分対象者
両行為の主導者である浦和レッズサポーター5名

・処分内容
4月12日(水)以降に開催される、浦和レッズのホームゲーム3試合への入場禁止
(ホームゲーム入場禁止期間内に開催されるアウェイゲームも入場禁止の対象試合に含む)

■処分2
・違反行為
(3)警備員への暴行と思われる行為を含む諍い

・処分対象者
行為者である浦和レッズサポーター1名

・処分内容
4月12日(水)以降に開催される、浦和レッズのホームゲーム10試合への入場禁止
(ホームゲーム入場禁止期間内に開催されるアウェイゲームも入場禁止の対象試合に含む)

Jリーグが今回下す処分は?

この処分からわずか4ヶ月足らずで、またしても騒動を起こしてしまった浦和サポーター。

 

昨年Jリーグは、浦和レッズに対して2,000万円の罰金を科した時に

 

「浦和レッズが再びサポーターの行為に起因する懲罰事案を発生させた場合、

無観客試合の開催又は勝点減といった懲罰を諮問する可能性があることを付言しておく」

 

と、釘をさしています。

 

再び騒動を起こしてしまったことで今回はさらに厳しい処分が下される事は間違いないでしょう。

 

世間の声も大変厳しいものになっているようです。

世間の声

マテウスとの最後の試合がこんな事になってしまい残念で仕方ありません。

 

●黙って帰ればいいのに グランパス側に乱入して 横断幕剥がしたりしたり 意味わからん

 

●リーグファンは「また浦和サポか」と思っているだろうけど、社会的に見たら「またJリーグか」「またサッカーか」だよ

 

真面目に応援しとるサポーターや 真剣にサッカーに取り組んでるクラブにまで迷惑をかけてバカなんじゃねーの?

 

負けた腹いせを相手チームのサポーターにぶつけてどうするんや?

 

応援してるチームに迷惑かける奴らなんてサポーターじゃないよ

 

問題を起こしたサポーターだけが罰を受ければいい!!

 

罰金と数年間のホーム、アウェー戦完全無観客試合+αが妥当かな

 

もう浦和レッズはずっと無観客試合でいいよ。何回やるんだよこいつら

 

もっと強烈な処分をするしか無いと思う罰金は当然で今後数年間は天皇杯出場禁止とかは課すべきだと思う

まとめ

浦和サポーターはもはや「もうずっと無観客試合でいい」と言われる位、悪名高き存在となっているようです。

 

これではJリーグ全体の社会的信用の低下にもつながりますね。

 

日本人は世界からは「観戦マナーが良い」と評判なのに、国内でこんな騒ぎが起こってしまうのは残念です。

 

 

暴挙を繰り返す輩に対して、ただ厳罰化するだけでは根本的な解決にはならないかもしれませんが、とりあえず今はそれしか打つ手はなさそうですね。

 

浦和レッズとサポーターの方々には社会に対する影響力の大きさを自覚してもらって、これからはサッカーファンが純粋に試合や応援を楽しめるように、広い意味でのサポーターになって頂きたいですね。

 

 

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