高市早苗 ASEAN関連会議

https://www.mk.co.kr/jp/politics/11447722

 

高市早苗さんの英語は「上手い」のか、それとも「微妙」なのか――。

 

ネット上ではたびたび議論になるこの話題に、アメリカ人YouTuber「KY先輩」が鋭く切り込み、話題を集めています。

 

実際の国連スピーチや発音のクセ、ネイティブからの評価、日本人政治家との比較など、客観的なデータをもとに高市氏の英語力を徹底検証!

 

この記事では、KY先輩による辛口ジャッジの内容とともに、高市早苗氏の英語が「どのレベル」に位置づけられるのかを詳しく解説していきます。

 

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高市早苗の英語は上手い?

高市早苗さんの英語力について、「上手い」という意見もあれば、「聞き取りづらい」「カタカナ英語すぎる」という否定的な意見も見られます。

 

では実際のところ、客観的に見てどうなのでしょうか?

 

2022年9月、高市氏は国連総会で約4分間の英語スピーチを行いました。

このスピーチは外務省の公式YouTubeチャンネルでも公開されており、英語字幕付きで誰でも視聴できます。

 

ここで注目されるのは、高市氏の英語スピーチは文法的なミスがほとんどなく、政治・外交に関する専門用語を使いこなしている点です。

 

言語力の国際基準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に照らすと、高市氏の英語力は「B1+」レベル(中級上位)と推定されています。

これは、「ある程度まとまったスピーチはできるが、即興での受け答えは難しい」というレベルを意味します。

 

英語を読むことならできるってこと?
『即興での受け答えは難しい』って、
つまり喋れないってことなのね

 

特に発音については課題が残るようです。

たとえば「think(考える)」という単語が「sink(沈む)」に聞こえてしまうなど、/θ/ や /r/・/l/ の音の混同が顕著です。

ネイティブスピーカーからは、「意味はわかるがアクセントが強い」「通訳がないと厳しい」といった声も上がっています。

 

また、英語学系YouTuber「英語のアルパカ」氏による分析では、文法9/10、発音4/10、流暢さ6/10、総合スコアは6.5/10という評価でした。

 

つまり、「文章としてはしっかりしているが、発音や自然さに欠ける」というのが高市早苗さんの英語の特徴です。

 

「上手い」と感じるかどうかは、聞き手の英語レベルや評価基準によって大きく異なるのではないでしょうか。

 

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KY先輩は高市早苗の英語を酷評!

話題を呼んでいるのが、アメリカ人YouTuber「KY先輩」によるレビュー動画です。

 

KY先輩」は「アメリカ英語のぐるぐる」というYoutubeチャンネルで、有名人の英語を評価しながら発音練習をするという面白い企画の動画を上げているYoutuberです。

 

KY先輩

YouTube/KY先輩: アメリカ英語のぐるぐる

 

英語ネイティブであり、日本語も堪能なKY先輩は、高市早苗氏の国連スピーチを実際に視聴し、その英語力について率直に評価を下しました。

 

 

KY先輩の第一声は、「文法はきれいにまとまっているけど、発音がかなり厳しい」というものでした。

 

彼が特に指摘したのは以下の3点です。

 

母音と子音の不自然な強調:日本語特有の音の出し方がそのまま英語に影響しており、単語ごとに区切られて聞こえる。

イントネーションの平坦さ:英語特有の抑揚がなく、重要語が目立たない。

一語一語の読み上げ感:スピーチというより「読み聞かせ」に近く、感情が乗っていない印象。

 

さらにKY先輩は、「アメリカの一般的な大学生でも、このレベルのスピーチは厳しい評価を受けるだろう」とコメントし、B1レベルの評価は妥当との見解を示しています。

ひろゆき氏に「英語で話して」と言われて、
「JAPAN is back」しか言えなかったしね
あれで英語力の無さを察したよ

とはいえ、KY先輩は高市氏の努力についても言及しています。

 

「政治家でここまで英語で話せるのは日本ではかなり珍しい」「準備に時間をかけているのが伝わる」と、一定のリスペクトも表明していました。

 

 

このように、KY先輩の評価は「内容や構成はOKだが、自然な英語としてはまだまだ」というやや厳しめのものでした。

ただし、スピーチの目的(伝えること)自体は達成しているとし、「実用性の面では合格」とも述べています。

 

SNS上でもこの動画は話題となり、「正直な感想がありがたい」「日本人が見逃す発音のクセを的確に指摘してる」など、賛同の声が多く見られました。

 

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日本人政治家の中で高市早苗の英語レベルは?

では、他の日本人政治家と比較すると、高市早苗さんの英語力はどの程度なのでしょうか?

 

以下は、2025年時点での主要政治家の英語レベルをまとめたものです。

 

河野太郎 B2+ 米国留学経験・即興対応可(2021年気候サミット)

小泉進次郎 B2 環境問題用語に強い(2019年国連演説)

高市早苗 B1+ 原稿読みは安定(2022年国連演説)

岸田文雄 B1 ゆっくりで聞き取りやすいが単調(2023年国連演説)

安倍晋三(故) B1 短く区切るスタイル(2013年国連演説)

 

この比較からもわかる通り、高市氏の英語力は「中の上」クラスであり、特に原稿を用いたスピーチでは安定感があります。

とはいえ、即興でのやり取りや英語の質疑応答には弱さがあり、外交現場では通訳の併用が前提となるレベルです。

 

政治家としての「英語力の実用性」という観点から見れば、「内容が伝わればOK」という現実的なラインをクリアしており、大きなハンデにはなりません。

 

ただし、1対1の首脳会談や英語メディア対応での信頼構築にはやや不利と言えるでしょう。

 

とはいえ、日本の政治家全体の中では「英語ができる部類」に入るのは間違いなく、国際的な場面で英語スピーチができる人物としては貴重な存在です。

まとめ

高市早苗さんの英語力については、「上手い」と感じる人もいれば、「聞き取りづらい」と評価する声も少なくありません。

 

実際のスピーチを分析してみると、文法や語彙の面ではしっかりしており、準備された内容を安定して読み上げる力は十分にあります。

 

しかし、発音やイントネーション、自然なリズムといった点では課題が多く、ネイティブの視点から見ると「微妙」と映るのも事実です。

 

YouTuber「KY先輩」の率直な評価は、高市氏の英語の強みと弱点を的確に表しており、多くの視聴者にとっても納得感のある内容でした。

 

日本人政治家の中では上位に位置する英語力を持つ高市早苗さんですが、今後さらにグローバルな発信力を高めるには、発音と即興対応力の向上がカギとなりそうです。

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