2025年夏の甲子園は、ついにベスト4が出そろいました。
沖縄尚学、県岐阜商、日大三、そして山梨学院――いずれも強豪ぞろいで、どこが優勝してもおかしくありません。
この記事では、最新データやチームの特徴をもとに、甲子園ベスト4の優勝予想をわかりやすく解説します。
目次
甲子園ベスト4が出そろう！どこが優勝？
2025年夏の甲子園、第107回大会は、いよいよベスト4が決まりました。
進出したのは、沖縄尚学・県岐阜商・日大三・山梨学院の4校です。
どのチームも激戦を勝ち抜いてきた実力校。
ここから先は、わずかな差が勝敗を分ける大事な試合になります。
そこで気になるのはもちろん、「優勝するのはどこ？」ということ。
各校の強みや注目選手を見ながら、優勝予想をしていきましょう。
優勝候補は山梨学院？その理由は
多くの専門家や野球ファンの間で、山梨学院が優勝候補の筆頭とされています。
その理由は、打線の強さと安定した投手陣にあります。
準々決勝では京都国際を相手に11対4の大勝。
チーム全体で13安打と、打撃力の高さが目立ちました。
なかでも注目は、4番の横山悠選手（打率8割）と、投打で活躍する菰田陽生投手（防御率1.15）です。
この2人の活躍が、勝敗のカギを握るでしょう。
また、バントやバスター打法を多く使うなど、戦い方にも工夫があります。
打って守れるバランスの良さが、山梨学院の大きな武器です。
沖縄尚学・県岐阜商・日大三の可能性は？
もちろん、他の3校にも優勝のチャンスは十分にあります。
● 沖縄尚学
最速150キロのエース末吉良丞投手が注目。
守備も安定しており、堅い試合運びで勝ち上がっています。
課題はやや打線の力が弱いところ。山梨学院の打撃にどこまで耐えられるかがポイントです。
● 県岐阜商
打率は大会4位と高く、横山温大選手（打率.526）など強打者がそろいます。
ただし、守備でのミスが多く、投手陣の安定感も今ひとつ。
粘り強い攻撃でどこまで食らいつけるかがカギです。
● 日大三
伝統ある強豪校で、攻撃力と継投の安定感が強みです。
4番の田中諒選手が一発を狙える打者で、点を取る力があります。
準決勝で県岐阜商との打ち合いを制すれば、一気に勢いに乗る可能性もあります。
各校の注目選手を詳しく解説！
改めて各校の注目選手を詳しく見ていきましょう。
■ 山梨学院：横山悠（3年・捕手）／菰田陽生（2年・投手・外野手）
● 横山悠（よこやま・ゆう）
・チームの4番でありながら打率8割という驚異の成績。
・準々決勝では同点ホームランを放つなど、大舞台に強い勝負師。
・強肩で守備も安定しており、キャッチャーとして投手陣をリード。
・試合では冷静沈着なリーダータイプで、チームの精神的支柱です。
● 菰田陽生（こもだ・はるき）
・2年生ながらエースを務め、防御率1.15と安定感抜群。
・投げてはキレのある速球と変化球を武器に、要所で三振を奪う。
・さらに、打っても6打点を挙げるなど二刀流選手としても活躍。
・フォームや球種も洗練されていて、プロのスカウトからも注目されています。
■ 沖縄尚学：末吉良丞（2年・投手）／比嘉大登（3年・内野手）
● 末吉良丞（すえよし・りょうすけ）
・最速150キロを誇る豪腕左腕の2年生エース。
・奪三振率12.4と、打者を圧倒するピッチングが特徴。
・リリーフでも先発でも力を発揮し、準々決勝でも1失点に抑える好投。
・登板数が多いため疲労が懸念されるが、それでも崩れない精神力が魅力です。
● 比嘉大登（ひが・ひろと）
・U18日本代表候補にも選ばれた実力派内野手。
・勝負どころでタイムリーヒットを打てる頼れる中軸バッター。
・守備でも二遊間の要として活躍し、安定感のあるプレーでチームを支えています。
■ 県岐阜商：横山温大（3年・外野手）／坂口路歩（3年・内野手）
● 横山温大（よこやま・はると）
・打率.526という高打率を残す強打者。
・左手の指が欠損しているハンデを抱えながらプレー。
・それを感じさせない打撃と守備で、誰よりも力強くグラウンドを走ります。
・彼の存在はチームだけでなく、見る人に勇気を与える存在です。
● 坂口路歩（さかぐち・ろほ）
・準々決勝でサヨナラヒットを放ち、一気に注目を集めた選手。
・勝負強いバッティングと冷静な守備で、試合の流れを変える力を持っています。
・どんな場面でも緊張せず、落ち着いたプレーを見せるのが特徴。
■ 日大三：田中諒（2年・内野手）／山口凌我（3年・投手）
● 田中諒（たなか・りょう）
・2年生ながら日大三の4番を務める長打力のあるスラッガー。
・準々決勝ではソロホームランを放ち、試合を動かしました。
・まだまだ伸びしろがあり、来年の中心選手としても注目されています。
● 山口凌我（やまぐち・りょうが）
・安定したピッチングで継投の柱となっている3年生投手。
・派手さはないものの、コースを突く丁寧な投球でピンチをしのぐタイプ。
・試合の流れを読む力があり、日大三らしい“試合巧者”の代表的存在です。
まとめ：2025年夏の甲子園、優勝はどこに？
2025年夏の甲子園は、実力のある4校がベスト4に進出し、どのチームが優勝してもおかしくない展開となっています。
その中でも、山梨学院は打撃力と投手力の両面で高く評価されており、優勝候補として注目されています。
とはいえ、沖縄尚学の守備力、県岐阜商の粘り強さ、日大三の爆発力など、他校の見どころも満載です。
一戦一戦にドラマがあるのが甲子園の魅力。
あなたも、ぜひ最後まで高校球児たちの熱い戦いを見届けてください！
