侍ジャパンのメンバーとして白羽の矢が立ち、米国籍でありながらWBCに日本選手として出場しているラーズ・ヌートバー選手。
ラーズ・ヌートバー選手

母親の久美子さんが生粋の日本人ということで、日本的な家庭で育ったヌートバーは、礼儀正しく明るく愛嬌がある上に、そのずば抜けた身体能力で日本の勝利に大きく貢献し、あっという間に超人気者に。

ラーズ・ヌートバー選手お辞儀

ヌートバー 拍手喝采

特に韓国戦での勝利の後のヒーローインタビューでは、その語り口に謙虚な人柄を感じさせながらも死球を受けたことについては粋なアメリカン・ジョークで聴衆をなごませ、最後は日本語で「ニッポンダイスキ、ミンナアリガトー!」と絶叫。

絶叫ヌートバー日本語

こんなの見たらもう、日本人として彼を好きにならずにはいられないですよね。

 

ヌートバーは10歳の時アメリカのリトルリーグで「僕は日本人。日本を代表してここにいます。」と自己紹介していたというエピソードがあり、その彼が成長して本当に日本人選手として今WBCで戦って良い結果を出しているのだから、感動的な話です。

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ヌートバーがつけているネックレス

そんなヌートバーには、普段から肌見放さずつけているネックレスがあります。

どんなネックレスなのでしょうか?

ヌートバー本人が見せてくれている動画がありました。

(6:00頃~)

日本の祖母から数年前にもらったというネックレス。

普段は服の下につけていて、首元にチラリとチェーンが見えているという感じなんですね。

さりげなさ過ぎて目立ちませんが、よくよく見ると確かにつけていらっしゃいます。

 

ヌートバー インマイアミ
ヌートバー ユニフォーム
ヌートバー 和食

家族にゆかりのあるもので、母も祖母も同じものを持っています。」ということで、お母さんとおばあちゃんとおそろいのネックレスをつけているなんて…またしてもヌートバーの好感度が爆上がりです!

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ヌートバーのネックレスは日本でしか手に入らないものだった

ヌートバーが実際に見せてくれたネックレスは、さりげないデザインのものでした。

「祖母からもらった」ということは、ブランド物というわけではなさそう…と思っていたら、なんとお寺で買ったものらしいです。

祖母・和子さんは数年前、そんな孫にお守りをプレゼントした。

お寺で見つけたネックレスだ。

御利益は家内安全。

「みんなが健康で幸せな日々を過ごせますように」と和子さん。

米国に住む娘家族は、一家でこのネックレスを身につけている。

 

ヌートバーはネックレスを試合中もユニホームの下にしのばせている。

「家族がいつも一緒にいられる気持ちになれるし、力が湧いてくる」と言う。

このお守りには御利益がもう一つある。

大願成就━━。

(新聞記事より抜粋)

ヌートバーのネックレス

 

祖母がお寺で見つけたネックレスを、ヌートバー一家が家族全員でつけているなんて…。

まさに家族愛ですね。

ヌートバーのお母さんの久美子さんも、温かい家庭で育ったから、家族を大切にしているんだなというのがよくわかります。

「家族がいつも一緒にいられる気持ちになれるし、力が湧いてくる」

というヌートバーの言葉も素敵です。

こうして家族愛というものは受け継がれていくんですね。
ヌートバー祖父母アップ画像祖父の榎田達治さん(84歳)、祖母の榎田和子さん(81歳)。

 

そういえばヌートバーのミドルネームの“タツジ”は、祖父の達治さんからもらった名前でしたね。

家族の強い絆が伝わってくるようです。

まとめ

プロ野球選手のネックレスというと、なんとなく金ピカのゴージャスで高そうなものをジャラジャラ…というイメージがあるのですが、もしかしたらそれは一昔前の話で、かつ野球に疎い人間の勝手な思い込みかもしれません。

 

大谷翔平君始め若い野球選手たちは、目立つようなネックレスなんてつけていませんよね。

 

そしてヌートバー選手のネックレスは、日本に住むおばあちゃんがお寺で買ってプレゼントしてくれたもので、しかも一家全員で同じものをつけているというかけがえの無いネックレスでした。

どこのお寺で買ったものなのか気になりますが、お寺の情報はありませんでした。

 

ヌートバーを見ているとその笑顔や愛嬌ある振る舞い、「僕はお母さんっ子」と自分で言ってしまうところなど、周囲に愛されて育ったんだということが伝わってくるのですが、ネックレスにも温かいエピソードがありました。

 

今回のWBCまでヌートバー選手のことは全く知らなかったので、知ってからまだ日が浅いのですが、数々のエピソードから彼には日本人として特別なシンパシーを感じてしまいます。

WBCが終わって米国に帰還しても、元気に活躍してほしいですね。

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