2022年9月15日、ピアニストの荒井千裕さんがお亡くなりになりました。

57歳の若さだったそうです。

荒井千裕さん画像

荒井さんは今年4月23日に3回目のワクチン接種を打った直後から体調不良を訴え、亡くなる前日までご自身の症状を克明に記録に残されていました。

 

それを読むと、副反応だからいずれ治ると前向きに症状に向き合いつつも苦しみ、周囲の無理解や無関心に絶望されている荒井さんの無念さが伝わってきて心が痛みます。

 

荒井さんが5ヶ月近く苦しみ、その果てに亡くなってしまったのは、やはりワクチン接種が原因だったのでしょうか。

生前荒井さんが投稿されていたツイートなどをもとに、まとめてみました。

 

 

荒井さんが接種したワクチンはどこのもの?

 

1回目 ファイザー

2回目 ファイザー

3回目 モデルナ

 

私は1~2回目がファイザーだったので、3回目は同じファイザーではなく、より効果があると言われている交互接種としてモデルナを選択。

(2022年5月1日 荒井千裕さんのブログより)

 

どんな副反応だったの?

 

接種直後~4日目

発熱→モデルナアーム→嘔吐→赤斑

 

接種から12日目

ピアノレッスン再開するも、その後、歩行困難、筋肉痛などで、横になる時間が増える。

 

接種から3ヶ月後

かすれ声しかでなくなる。

左足の付け根に激痛が走り、歩くのは勿論、寝返りでも叫んでしまうのを抑えられない状態に。

座っているのも、背骨が痛むので、20分ぐらいがせいぜい。

体重が7キロ減る。

 

接種から5ヶ月後

体重がさらに5キロ減る。

 

ツイッターには、ゴミ出しや洗濯物を干すこともつらいことや、食事もままならないことなどが書かれていました。

 

ネットの声

  • 重篤なワクチン後遺症。 1日も早い、行政での手厚い整備が必要だと思います。
  • 私が自分に子供にコロナワクチンを打てないのはまさにこれで、後遺症について行政の理解が進んでいないことと因果関係が認められにくく補償まで辿り着かないこと。 お悔やみ申し上げます。
  • 今年の4月23日の接種直後からだったんですねひどい副反応。さぞ無念だったでしょう。ご冥福をお祈りします。ツイート遡ってみます。
  • この様な状況にある方やご家族に是非死に至る前に心から真摯で素早い対応がなされて欲しい。

 

まとめ

 

3回目のワクチン接種から約5ヶ月間、様々な重い症状に苦しんでいた荒井千裕さん。

歩行困難になりつつも、「絶対元気になる!」と常に前向きに過ごされていたのに、その願いは叶いませんでした。

荒井千裕さん笑顔画像

ワクチンの副反応は人によって様々です。

ですがこうして接種直後から重い症状が出て長い間一人で苦しみ、ついには亡くなる方も現実にいらっしゃるということです。

 

荒井千裕さんは結局、医者に診てもらうことも叶わず、亡くなる2日前と1日前に、保健所のお粗末な対応に対して「馬鹿にしてんじゃないのか。」「バカヤロー」とツイートされていました。

  • 保健所の人と電話で話をしたけど、やっぱり駄目だった。ワクチン後遺症のことなんか何にもわかってなかった。1から話してあまりにも無知なので同じ管轄内でワクチン後遺症の人からの相談って結構あるんですかと聞いたら、一件もないときたもんだ。馬鹿にしてんじゃないのか。

  • 昨日の保健所の人がワクチン接種はどこでしたか聞いてきたんだけど1回目2回目の総合病院の名前すらわかってなくて、3回目の大学の名前すら何回も聞き返されるほど同じ区内の保健所の人とは思えない位のバカヤロー的持ちだった。

亡くなる直前の、この心の叫びを思わせる怒りの言葉を、残された私たちは重く受け止めなければいけないのではないでしょうか。

 

ピアニストとして、またピアノ講師として、音楽を愛しひたむきに生きてきた荒井千裕さん。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。