2023年7月2日、札幌・すすきののホテルで、身元不明の男性の遺体が見つかったという報道がありました。

すすきのホテル事件

ホテルで遺体が見つかるというのはさほど珍しくもない話。

ただ、遺体が女性という話はよく聞く気がするけど、今回は遺体が男性だという事で、ちょっと珍しいなと思っていました。

 

そしたら後にとんでもない事実が続報として流れてきました。

なんと男性の遺体は首が切断されていて、頭部がなかったというのです。

 

どんな恐ろしい姿だったのか、想像することすら難しいです。

発見したホテルの従業員の方は、本当に腰を抜かしたのではないでしょうか。

遺体というだけでも驚愕してしまうのに、頭部が無いって…。

 

被害者の男性に、一体何があったのでしょうか?

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すすきのホテル殺人事件

事件が起こったのは札幌市の繁華街ススキノのホテル「レッツすすきの」。

レッツすすきの 夜景

シティホテルやビジネスホテルではない、カップルで入るタイプのホテルのようですね…。

事件の経緯

1日午後10時半ごろ、被害者男性ともう一人の人物が、2階の202号室にチェックイン。

 

「もう一人の人物」は小柄な体格で、白っぽい女性の服装をして、大きめのスーツケースを持っていたことが取材で明らかになっています。

 

およそ3時間半後、部屋から女性のような声で、「一人で先に出る」という趣旨の電話がフロントにあり、一人が部屋を出ていきました。

 

その際、入室時とは違う上下黒っぽい服装で、スーツケースを持ち、リュックのようなものを背負った上に上着を着ていたということです。

 

チェックインした翌日の午後3時すぎ、つまり一人が出ていった13時間後、ホテルの従業員が浴室で男性の遺体を発見しました。

被害者の死因

被害者の死因は出血性ショック。

捜査関係者によると体に致命傷となる刺し傷があり、殺害後に頭部を切断されたとみられています。

しかし、身体には身を守ろうとした際にできる防御創がなく、客室にも争った跡はなかったということです。

 

被害者の男性は抵抗する間もなく命を奪われたという事でしょうか?

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犯人は女装したプロか

女性の服装で現れ、女性のような声で電話を…」

犯人について曖昧で不自然な報道のされ方をしているのは、その人物が男性なのか女性なのか、まだ特定できていないからだと思います。

 

しかし争うこともなく男性を殺害し、さらに首を切断する。

そんなことを女性ができるものでしょうか?

 

テレビの報道番組で、防犯カメラに写っていたその人物の映像を公開していました。

ススキノ殺人 防犯カメラ画像

男性か女性か?と聞かれたら…小柄で細い男性に見えます。

特に慌てた様子もなく普通に歩いているのを見ると、ほんの少し前に猟奇的な殺人を犯した人物にはとても見えませんが…。

 

どちらにしてもこんな華奢な体格で、たった3時間半の間に一人の男性の命を奪い、

さらに首を切断して身支度を整え、

遺体の頭部を持って現場を去るという荒技をやってのけた事を考えると、

この人物は一般人ではなく特殊な技能を持ったプロなのではないかと思ってしまいますね。

 

一般人が、成人男性の首を3時間で切断する事は可能なのか?

法医学の専門家は、「難しい」と答えています。

 

 法医学の専門家に話を聞くと、

解剖学的な知識や経験がある人物でない限りは成人男性の首を3時間で切断するのは難しい

と指摘しています。そのうえで

「切断するには家庭用の包丁などではなく、しっかりとした厚みがある刃物を用意する必要がある

ということです。

こうした条件がそろっていれば、女性でも犯行は可能だと話していました。

 

(引用元:テレ朝news)

ネットの声

●怨恨でもよくここまで残忍な事が出来るなと。

 

チェンソーがあのキャリーケースに入ってたのかな?ナイフで骨切るのは難しそうだし……怖

 

首切断なら力もいるしそれなりの道具が必須。それと異常な精神も必須か。

 

切断するにはそれなりの工具も必要だろうし最初からこのスーツケースに色々入れて入ってるってことだよね

 

●まぁ一つだけわかることはプロの犯行だな。

 

●ここまでやるということは、ターゲットを定めたてなれたころしやさんかもしれない。

 

●ただの殺人じゃなくて遺体から頭部を切断されて持ち去られて身元不明だったの怖すぎる。流石にデリヘル嬢とかじゃなくてヤーさんの仕業やな?

 

●犯人プロとか? 普通の人はこんなことできなさそう…

 

 

それにしても犯人が仮に女性だとしても、はたまた女装した男性だとしても、

2人連れ立って特殊なホテルに入るってことは、犯人と被害者はやっぱり特殊な関係だったということですよね…?

以前から付き合っていたのか、その日に初めて会ったのかはわからないけれど…。

 

そして犯人が男性の首を切断したというのは、それなりの道具を持参して行ったわけだから

計画的犯行ということになります。

 

しかし普通の人間だったら、「首を切断する」なんていう計画を立てる筈がないんですよね。

 

なぜならそんな事やり方がわからないし、どのくらい時間がかかるものかもわからない。

 

だけど今回の犯人は計画して、実行した。

しかもホテルに入ってから出るまで3時間半。

身支度するなど他の諸々の時間を引いたら、短時間でやり終えていることがわかります。

 

その上フロントに電話して「一人で先に出ます」と告げて出るなど、冷静に行動しています。

 

男性の命を奪い、その首を短時間で切断し、その首と男性の衣類や所持品などをすべて自分の荷物に詰めて、何食わぬ顔で立ち去るなど、素人には到底出来ないことだと思います。

なぜ頭部を持ち帰った?

犯人がなぜ男性の命を奪ったのか、二人の関係性がわからないのでなんとも言えません。

そしてなぜ首を切断するという猟奇的なことをして、その上なぜ頭部を持ち帰ったのか?

それが最大の謎です。

元大阪府警刑事・中島正純氏は、スーツケースを持っていたことから、計画的な犯行の可能性が高いとした上で、こう推察する。

 

「(頭部を持ち去った犯人の意図として)考えられるのは2パターンあると思う。

1つは、顔がわからないことで、警察の捜査を遅らせるということ」

「もう1つは、いわゆる愛情・愛おしさを持って、自分の身近に頭部を置いておきたいという、いわゆる猟奇的な殺人」

 

(引用:「イット!」 7月5日放送より)

 

頭部といってもつまりは遺体なのに、持ち帰って一体どうするというのでしょうか?

それに、現場のホテルには頭部の無い遺体を残してきているわけだから、日本中で大騒ぎになって厳重な捜査態勢が敷かれることくらいわかるはずです。

実際に防犯カメラに映っていることもあり、逮捕されるのは時間の問題ではないでしょうか。

まとめ

逮捕されるのは時間の問題だと思いたいですが…

ふと、「世田谷一家殺人事件」を思い出しました。

2000年12月30日、世田谷の幼い子供を含む一家4人が惨殺された事件。

犯人の指紋や遺留品などが現場にいくつも残され、逮捕されるのは時間の問題だと言われていましたが、23年経った今でも犯人は捕まっていないんですよね。

この事件の時も、犯人は「特殊訓練されたプロ」だとか、まことしやかに噂されていました。

 

今回、被害者の男性は62歳の会社員だということが判明しました。

真面目な性格で地元町内会の役員を務めたこともあり、周囲に慕われる存在だったとか…。

そんな方がなぜ、こんな世にも恐ろしい事件に巻き込まれてしまったのでしょうか。

 

遺族の方は「あまりにも突然のことで心を痛めており、現実を受け入れることはできません」とコメントを出していらっしゃいます。

心よりご冥福を祈るとともに、一日も早く犯人が逮捕されますように願っています。

 

 

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