防犯カメラに映った黒ずくめの人物

札幌すすきののホテルで男性が殺害され、頭部を持ち去られた事件。

猟奇的で残酷な殺害方法は世間を震撼させました。

誰もが早急な犯人逮捕を願っていたと思います。

 

3週間ほど経ってやっと逮捕されたのは、田村瑠奈(たむら るな)容疑者(29歳)。

田村瑠奈

 

不気味な殺人鬼をイメージしていた世間の方は、あっけにとられたのではないでしょうか?

そしてこの女性の両親まで一緒に逮捕されたことはさらに衝撃でした。

 

家族ぐるみでこんな恐ろしいことを?

こんな事件は初めて聞いたような気がします。

 

被害者の男性は62歳。

瑠奈容疑者と被害者男性の間には、トラブルがあったといいますが

親子ほど年齢の離れた二人に、一体どんなトラブルがあったのでしょうか。

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田村瑠奈と被害男性のトラブルとは

田村瑠奈容疑者の母である田村浩子容疑者は警察の取り調べに対し、

娘が男性から暴力を受けた

という趣旨の供述をしているそうです。

 

被害者の男性は女装の趣味があり、事件当日もディスコイベントに女装で参加していました。

瑠奈容疑者と被害男性はもともと知り合いで、暴力を受けていたということでしょうか?

瑠奈容疑者は男性に襲われていた?

瑠奈容疑者の祖父によると、瑠奈容疑者は男性に「襲われた」のだそうです。

瑠奈は襲われてるんだよ。

相手が女の格好してたから瑠奈は女だと思ってたの。

それで2人でいいところあるから行こうって言われてラブホテルに入って、

入った途端に相手は男になったわけさ。

出会ったのはカラオケなのかディスコなのか、そういうところだと聞いてます

(引用:集英社オンライン)

 

祖父の話が本当なら、瑠奈容疑者は不同意性交の被害者ということになりますね。

 

ということは、もともとは瑠奈容疑者の方が被害者で、

被害者男性の方が加害者だったということでしょうか?

瑠奈容疑者は動画を撮られていた?

さらに瑠奈容疑者は、動画を撮られていたという情報もあります。

 

「瑠奈容疑者は自身の性についてどう認識すべきかわからない部分があり、

悩んでいたようです。

そうした関連のイベントに出入りするなかで、

被害者男性に出会ったとみられています。

瑠奈容疑者は被害者男性に何らかの動画を撮られていたようで、

その関係で彼と複数回会っていた可能性があります。

 

 父親の修容疑者も動画については認識していたようで、

それが犯行に至った背景にあるのかもしれません」

(捜査関係者)

 

引用:NEWSポストセブン

 

「自身の性についてどう認識すべきかわからない部分があり、

悩んでいた」

とありますが、

瑠奈容疑者はLGBTQの「Q」に当たる「クエスチョニング」なのでしょうか。

これは自分の性的志向や性自認がわからなかったりはっきりしない人のことを指します。

 

それ関連のイベントで、女装が趣味の被害者男性と会ってしまったのでしょうか…。

 

そして不同意性交の被害を受け、動画を撮られてしまった?

もしそれが本当の話なら、

どういう類の動画なのか、だいたい想像はつきますね。

 

おまけにその動画の件で複数回会ってるって、

もう嫌な予感しかしません。

動画をネタに会うことを強要されていたとか、脅迫されていたとか

そんな事しか想像できませんね。

 

だってこの後、男性は命を奪われることになるんですから。

約束を破った被害者男性

再び、瑠奈容疑者の祖父の話です。

今回、瑠奈が会いに行ったのは、

正直殺すつもりだったんだと思う。

修と奥さんが被害者に話をつけて

『2度と現れない』と言ったのに現れたから…。

 

(引用:集英社オンライン)

 

瑠奈容疑者は両親に、男性との事を打ち明け相談していたのでしょう。

両親は男性と会う機会を設けて、話をつけたようです。

 

でももしも瑠奈容疑者が本当に不同意性交の被害者だったとしたら、

そしてその時の動画まで男性が持っているとしたら、

両親は腸が煮えくり返るような思いで話をつけたことでしょう。

 

しかし男性は約束を反故にしたようです。

事件前、被害者男性が一家の住む自宅に押し掛けたことがあるそうです。

 

父親は、被害者と娘との間に起きたトラブルを把握しており、

取り調べに

被害者が一度解決していたトラブルを蒸し返して逆ギレしてきた

とも話しているそうです。

(捜査関係者)

 

引用:NEWSポストセブン

 

娘が暴行され動画を撮られ、

話をつけて「二度と現れない」と言ったはずなのに

また現れた…。

 

この頃からでしょうか?

田村瑠奈容疑者とその両親に殺意が芽生えたのは…。

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家族で決めた解決法

これまでの情報に誤りがなくて、

瑠奈容疑者が本当に不同意性交の被害者で、動画まで撮られているとしたら

そして男性が約束を破り自宅にまで押しかけて来ていたのなら

許せないと思うのは当たり前ですね。

 

世の中にはまともな話が通じない人は一定数います。

人の迷惑など考えず、いつまでもつきまとうストーカーのような人も現実にいて、

恐怖を感じて警察に届けても、警察は事件が起きるまでは何もしてくれないというのは周知の事実。

 

誰にも見せたくない動画などがあるとしたらなおさら、

自分たちで解決するしかないと考える気持ちはわかる気がします。

 

ただ問題は、その解決法なのですが…。

決めたのは瑠奈容疑者か

おそらく瑠奈容疑者が、被害者の男性に消えてもらう事を決めたのでしょう。

 

なぜなら、瑠奈容疑者は華奢な体つきでありながら

実際にわずか3時間程度で男性の命を奪い首を切断しています。

 

その集中力と攻撃力は常人離れしています。

明確な強い殺意がないと不可能なことです。

両親は何を思ったか

瑠奈容疑者のことを一番良く知っているのは両親です。

 

両親は、瑠奈容疑者の気が済むようにさせたら、家族全員逮捕されることはわかっていたでしょう。

 

父親は地位も名声も失うし

母親も人生を棒に振るに近いことになります。

 

それでも娘の気の済むようにさせ、世間の糾弾を引き受ける覚悟を決めた。

 

これは溺愛とか、甘やかしとかの言葉で片付けられるでしょうか?

 

もちろん殺人なんて許されないことだというのは絶対的な真実だと思うのですが…。

 

 

亡くなった男性のご冥福を祈りつつ、これからも事件の推移を見守りたいと思っています。

 

 

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