2023年5月27日早朝、静岡県沼津市の千本浜海岸で乳児の遺体が見つかりました。
遺体は焼かれた状態で見つかり、警察は死体遺棄事件として捜査をしています。
「赤ちゃんの遺体があった。燃やされている」と釣り人から警察に通報があり、
警察が駆け付けたところ、体の一部が焼かれて死亡している乳児の遺体が発見されたということです。
遺体の性別は、わかっていません。
赤ちゃんは生まれて間もないくらいから生後数ヶ月と見られているそうです。
一体誰が、生後間もない赤ちゃんを焼くような残酷なことをしたのでしょうか?
赤ちゃんの親?
ならばなぜ、すぐに人に見つかるような場所で?
解らないことだらけの事件です。
乳児を焼いたのは親だったのか
望まない妊娠、出産で、産み落とした我が子を故意または未必の故意で殺害し、遺棄するという悲しい事件は残念ながら昔から繰り返し起こっています。
育てられない、というのが理由なのでしょうか。
今回犠牲になった赤ちゃんも、生後間もないくらいから数ヶ月ということなので、犯人は赤ちゃんの親である可能性が大きいですね。
仮に誘拐された赤ちゃんだとしたら、親がとっくに警察に捜索願いを出しているでしょうし、そのことが報道されるでしょう。
後追い報道も何もないということは、赤ちゃんの親は沈黙しているということです。
現場に残る火葬のような跡
海岸で赤ちゃんが燃やされていたって、一体どういう状況で?
と思うのですが、現場は木材の端きれらしきもので四角い形に囲われていて、あたかもこの場所で火葬らしきことが行われたという事を物語っているようでした。
犯人はここで、手を合わせたのでしょうか?
なぜ沼津の海岸というすぐ見つかるような場所での犯行を?
それにしても謎だと思うのが、なぜ沼津市の海岸という人が多く集まる場所でこんなことをしたのか?ということです。
しかも発見されたのは土曜日の早朝。
まだ白い煙が出ていたということは、金曜日の夜から土曜日の朝にかけて犯行を行ったということになります。
土日は普段と違って人で賑わうだろうし、この季節は観光客も訪れるでしょう。
それなのになぜ…?
誰かに見つけてもらいたかったのでしょうか?
火葬としてもずさん過ぎる形
そもそも乳児を遺棄するような輩にちゃんとした行いが出来ないのは当たり前のことかもしれませんが、焼かれていた赤ちゃんは完全に火葬されていたというわけではないんですよね。
遺体には違いないんですが、報道では「赤ちゃんの遺体の一部は焼けていた」とあります。
ということは、考えたくないですが赤ちゃんに火をつけるだけ火をつけて、そのまま最後まで見届けることなく途中で立ち去ったということになります。
それでは、火葬にすらなりませんね…。
小さな命がそこまでぞんざいに扱われるなんて、可哀そう過ぎます。
沼津乳児遺棄事件 犯人は見つかるのか
第一発見者の釣り人は白い煙で事件に気がついたそうですが、犯人らしき人影を見たという報道はありません。
手がかりが乳児の遺体だけなら、犯人が見つかるということはあり得るのでしょうか?
もし防犯カメラが設置されていたら犯人が映っているかもしれませんが、事件現場の沼津千本浜海岸は広い海岸ですからその可能性は低そうです。
生まれて間もない赤ちゃんを焼くという行為、そして様々な長さの木ぎれを組み合わせて場所を作っているというのが何らかの宗教の儀式めいているということで、犯人は外国人ではないかと見る人もいるようです。
夏には海水浴場として賑わう千本浜海岸。
犯人は早く見つかって欲しいですね。
そうでなければ短い命で亡くなった赤ちゃんへの供養は始まりません。