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空手 イラスト

 

空手大会に出場した小学生が、試合中断直後に相手から後頭部を蹴られて倒れ動けなくなる、そんな衝撃的映像がXに投稿されて炎上しています。

 

蹴った選手の道場はどこで、指導者は誰なのでしょうか。

 

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【動画】小学生空手事件の概要

 

2024年11月7日にXに投稿された問題の動画です。

 

大会の主催は宮崎の叢林塾。

 

動画を公開したのは宮本岳司(空手の先生)さん。

 

 

動画の内容は以下の通りです。

 

・試合が一時中断し間が空いた後に、少年が隙だらけの対戦相手の後頭部に蹴りを入れる。

・蹴られた方の少年は吹っ飛んで倒れてうずくまり動けなくなる。

・審判3人はドクターも呼ばず集まり協議し倒れた少年は放置されたまま。

 

 

蹴られた方の小学生は救急搬送されましたが、手足に麻痺が残っているそうです。

 

 

この動画が炎上したのは、ただ危険な反則行為があったからというだけではありません。

 

①背中を向けている対戦相手に対してセコンドが「行け!」と指示を出した経緯があることがわかった

②蹴られた少年の親が抗議したら、蹴られた側の少年が3年間の出場停止となったという不条理な結果に

③後ろから頭を攻撃するという卑劣さが空手道に反する

④この動画自体、圧力がかかって一度削除しなければならなかった

 

知れば知るほど、酷い内容です。

 

※のちに、IBKA(空手協会)が被害者側の保護を決定し、加害側の要求(被害者の3年間出場禁止)を却下したことがわかりました。

 

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後頭部を蹴った選手のセコンドは菊川裕朗

試合をしていたのは小学生なので、指導者の責任が問われますね。

 

背中を向けた相手に攻撃するように「行け!」と指示を出したセコンドは、菊川裕朗(きくかわ ひろあき)氏。

菊川裕朗のプロフィールは?

菊川裕朗 画像

 

菊川裕朗氏のプロフィールです。

名前:菊川裕朗(きくかわ ひろあき)

生年月日:1978年2月27日(46歳)

出身地:福岡県北九州市

現住所:大分県臼杵(うすき)市

身長:164cm

体重:65kg

職業:総合格闘技道場トレーナー

 

経歴はこちら。

2002年(24歳)

実戦空手道 「勇征会」に入門。

・当時からPRIDEなどを見て総合格闘技に興味を持つ。

・いくつかのフルコンタクト空手の大会に参加。

 

2005年(27歳)

・沖縄県に移住。

・沖縄で≪MMA Motion Academy≫に入門。

・沖縄ならではの多国籍なチームで米兵たちとトレーニング。

・グラップリング、グラウンド総合打撃を学ぶ。

 

2006 年(28歳)

・空手で学んだ事を活かし本格的に打撃コーチを務める。

・小学生から一般までの指導をし数名の選手が沖縄での空手やMMAの試合に参加。

 

2008 年(30歳)

・勇征会会長の勧め協力のもと帰郷し地元大分に≪総合格闘技 IKUSU≫を設立。

勇征会の支部長に就任、現在は9支部を受け持つ。

・3月 キックボクシングの大会にて復帰初試合も判定負け。

・9月 真武館オープントーナメント全日本格闘空手選手権大会(総合ルール) 一般軽量級 優勝

 

現在は実戦空手道「勇征会」の支部長だということです。

勇征会ってどんな会?

勇征会とは空手道場です。

勇征会 画像

勇征会が謳っている文言がこちら。

 

“大分空手教室。

大分で空手の教室なら【空手道「勇征会」総本部】”

 

礼儀は僕らの得意技

 

幼稚園や小学生から練習を始めるのをお勧めしております。

子供たちの豊かな心と体力をはぐくみます。

SNSの声

 

まとめ

今回Xに投稿された小学生空手動画は、多くの人に衝撃を与えたようです。

 

何が衝撃って、

 

・背中を向けて無防備な状態の対戦相手の後頭部を思い切り蹴るという卑劣な行為を小学生がやったということ。

 

・さらにそれが、大人であり指導者でもあるセコンドが指示したということ。

 

・さらにさらに、後頭部を蹴られて吹っ飛ぶように倒れ動かなくなった小学生に対して、主審も副審も様子を見に行こうともせずに協議を始め小学生がしばらく放置されたままだったこと

 

・その上何やら加害者側を守り被害者側を排除するような動きが垣間見えたこと。

 

 

今回、一連の出来事を通じて空手界における組織の体質の問題が浮き彫りになったと指摘されています。

 

単に個人レベルの問題ではないんですよね。

 

ある1人の空手家によるXへの動画投稿により、この空手界の問題が浮き彫りになりました。

 

被害の隠蔽や封じ込めを狙う加害者側も、動画という動かぬ証拠を晒されると打つ手なしです。

 

SNSを通じた情報発信の重要性がよくわかった一件でもありました。

 

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