人気モノマネタレント・清水ミチコさん(64歳)。
(引用元:チケットぴあ)
1986年にデビューして以来38年間、独特の芸風で多くのファンを魅了し続けています。
しかし彼女の素顔や家族との関係はあまり知られていません。
清水ミチコさんの人生は、両親の支えと弟との絆が深く関わっているのです。
今回は、彼女のルーツとなる両親との関係、そして弟さんとの絆を調査しました。
清水ミチコの両親は離婚していた
清水ミチコさんの家族は4人家族です。
清水ミチコさんの両親は清水さんが生まれてすぐに離婚しています。
幼い子どもがいるのに、ご両親はなぜ離婚したのでしょうか…。
清水ミチコさんは自身のエッセイ本でその理由について触れています。
あとになって、「なんで離婚したの?」と聞いてみたところ、父は(まあ、あの、ごにょごにょ)と言葉をにごしたので、(浮気だな)と、すぐわかりました。
昔から音楽が好きで、ジャズバンドのリーダーであり、話も面白かった父は、女性の噂も絶えなかったようなのです。
ー引用:清水ミチコ カニカマ人生論より
清水ミチコさんは1歳から3歳になるまで母親がおらず、父親と祖母との3人暮らしでした。
父親の再婚で新しい母親(敬子さん)が来たのは、清水さんが3歳の時。
11歳下の弟とは異母姉弟ということにになりますね。
清水ミチコと育ての母は仲良し
ここまでの話を聞くと、あの明るく面白い清水ミチコさんにそんなつらい過去があったのか…と思ってしまいますが、実は清水さんとお母さんの敬子さん、そして弟さんは最初からとても仲良しなのです。
2021年6月17日(木)放送の「徹子の部屋」に出演した清水さんは、“育ての母”のことを「愛情深く、幼い頃からとてもかわいがってくれた」と話しています。
「料理を作ろうか」。ジャズ喫茶を始めるまで外で働いていた母は、休みの水曜日に台所に誘ってくれた。
春巻きやギョーザ、プリン。
キャッキャッと2人で話しながら作るのは楽しかった。
「子どもの自分でも作れるのに驚いたし、食べるのっていいなと思った」
(引用元:2016年9月2日 NIKKEI STYLE)
育ての母と清水ミチコさん、とてもいい関係だったのですね。
清水ミチコさんが11歳の時、弟さんが生まれるのですが、その時の心境を清水さんはエッセイ本に綴っています。
自分だけの両親でいて欲しい、一人っ子がいい、と思ってた私の人生に、ついに弟が生まれてしまいました。
出産の翌日(ああ、やだな~。弟なんか欲しくなかったのになあ~)。と思いながら、気持ちも足取りも重く、しぶしぶ病院の部屋の扉を開けると、そこにはすやすやと静かに眠ってる赤ちゃんが。
私はビックリしました。
(あれ? なんて可愛いのだ。え? これウチにもらえるの?)
ー引用:清水ミチコ カニカマ人生論より
ミチコさんに抱きしめられる弟・イチロウさん(写真提供:ジャムハウス)
写真を見ると、清水さんが弟さんを可愛がっていたことがよくわかりますね。
これはお母さんとの関係が良好だったからこそですね。
清水ミチコの異母姉弟の弟は喫茶店経営
清水ミチコさんの弟さんは清水一郎(しみず いちろう)さん(53歳)。
岐阜県高山市にある「if(イフ)珈琲店」というジャズ喫茶を経営されています。
店舗名:if(イフ)珈琲店
住所:岐阜県高山市花里町5-18
営業時間:13:00-18:00(L.O.17:00)
定休日:不定休
CBCテレビ:画像「デララバ」
アンティーク風にまとめられたお洒落な店内。
壁にはミチコさん本人から贈られた絵も飾られているそうです。
CBCテレビ:画像「デララバ」
清水ミチコさんの弟の一郎さん
清水ミチコさんの実家としても知られているこの店は、1969年にお二人の父親が高山で初のジャズ喫茶として開店させたお店だそうです。
本当は清水ミチコさんもお店を継ぐはずだったとか。
東京で映画監督を目指していたこともあるという一郎さんは音楽を趣味とし、ピアノ、サクソフォーン、ベース、ギター、三味線を演奏され、あの細野晴臣さんや矢野顕子さんとも交流があり、コンサートにゲスト出演することもあるのです。
細野晴臣さんのものまねも得意で、それが細野晴臣さん本人に気に入られているそうなので、これはやはり清水家の血筋のなせるワザなのでしょうか…。
楽し過ぎましたー♫ https://t.co/R35j9nUWNK
— 清水イチロウ (@ichiro1225) April 26, 2024
— 清水イチロウ (@ichiro1225) May 19, 2019
清水ミチコさん・一郎さん姉弟をはさんでいるのは細野晴臣さんと、故高橋幸宏さんですね。
まとめ
清水ミチコさんのご両親は清水ミチコさんが生まれてすぐに離婚されました。
しかし清水ミチコさんの父親は清水ミチコさんが3歳の時に再婚されたので、その再婚相手の敬子さんが育ての母に。
敬子さんと清水ミチコさんは一緒に楽しく料理をするなど仲良し親子でした。
敬子さんは広い心を持った愛情深い女性だったのでしょう。
清水ミチコさんが11歳の時弟が生まれ、生まれたばかりの弟の可愛さに感動したミチコさんは弟とも仲良しになりました。
やがて父親が開店したジャズ喫茶「if珈琲店」を弟の一郎さんが継ぐことになり、経営の傍ら時折姉の清水ミチコさんの音楽活動にも参加するようになったということです。
清水ミチコさんの人を和ませる温かい人柄は、家族の愛情に支えられて形成されたんですね。