小山明子さんは、映画監督の故大島渚氏の妻として有名な女優さんです。
20歳で女優デビューして、25歳で大島渚氏と結婚。
大島渚氏と結婚後は、フリーの女優として沢山の映画、ドラマ、舞台で活躍されていたようです。
数々の役をこなしていた小山明子さんですが、その気品あるお顔立ちから、テレビドラマ「コメットさん」の、”星のお母さん”役をされていました。
覚えてらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はコメットさんに出演した当時の小山明子さんについて、調べてみました。
小山明子は大場久美子の「コメットさん」に出演していた
テレビドラマ「コメットさん」は第1期と第2期があり、第1期は1967年放映。なんと今から55年ほど前のこと。
主演は九重佑三子さんでした。
そして小山明子さんが出演されたのは、第2期の1978年放映のもので、主演は大場久美子さん。
大場久美子さんは、当時「1億人の妹」というキャッチフレーズで一世を風靡した大人気女性アイドルでした。
この大場久美子さんが「コメットさん」を演じた時、その母親(星のお母さん)役を演じたのが小山明子さんだったのです。
小山明子は”星のお母さん”だった
大場久美子さん演じるコメットさんは、宇宙の彼方からやってきた魔法が使える少女。
魔法が使えるというのは、いつの時代も少女の夢と憧れなんですよね。
あ、今は違うのでしょうか?
昔の女の子向けのアニメの主人公は、魔法が使えるキャラだらけでした。
私も幼い頃、『魔法が使えて、あんなことこんなこと、できたらいいな!』と、夜寝る前に布団の中で子供ならではの空想をして、一人盛り上がっていました。
コメットさんは、”星の学校”の卒業試験のために地球にやって来て、時々星空に浮かぶお母さんに黙示で叱咤や激励を受けつつ課題をこなしていく、というストーリーでした。
その、星空に浮かぶお母さん(星のお母さん)役を演じたのが小山明子さんで、その画像を見ると気品があって美しく、本当にまるで女神のようです。
小山明子さんは1935年生まれということですので、星のお母さんを演じた当時は43~44歳という計算になります。
43~44歳で、額にキラキラ輝くティアラのようなものを付け、魔法のバトンを手にして様になり神々しく見える女性なんてそうそういませんよね!
思わず尊敬してしまいたくなる、大人の女性の美しさです。
この頃小山さんは実生活では2人の息子さんがいらっしゃって、息子さんは当時それぞれ15歳と9歳。
いくら女優さんとはいえ、こんな美しい人が母親として家で生活してるなんて、一体どんな感じだったんでしょうか?
やっぱりお母さんとしては普通のお母さん?
ちょっと想像できないです。
小山明子の若い頃の画像|まとめ
そんなお美しい小山明子さんの、もっとお若い頃の画像を少しピックアップしてみました。
1960年、25歳。大島渚氏と結婚。
はつらつとした綺麗さですね。
この頃にウエディングドレスとケーキカットというのは、時代的にまだめずらしかったのでは…。
1966年、31歳。映画「白昼の通り魔」の頃。
切れ長の目が美し過ぎます。
この2枚の写真は正確な年齢は不明ですが、何歳にしろ「完璧な和服美人」って感じですね。
なんというか、昭和の時代の慎ましさ、穏やかさを体現したような美しさです。
小山明子さんは2023年1月現在、御年87歳。今年で88歳になられます。
米寿ということで、お祝いの年ですね。
夫である大島渚氏が亡くなり、一時うつ病を患われご苦労されたそうですが、2人の息子さんとその奥さま達の支えで回復され、お元気になられたとのことです。
昭和を代表する美人女優として、いつまでもお元気でご活躍されますように。
1958年生まれですが、40代になって購入したDVDで1970年当時の「ザ・ガードマン」第260話、「二人の妻を持った夫」の回で伊丹十三さんの奥様役(足が不自由な役)で出演されていましたが、小山明子さんのお若い頃がこんなに上品で美しかったのか?と画面に釘付けになった記憶があります。
コメントありがとうございます。
女優さんは皆さん美しいけれど、昭和の女優さんは特に気品があって優美で、見ていて癒されるような感じがありますよね。
小山明子さんは本当にお美しいと思います。