2024年5月30日、「今永昇太投手まさかの大炎上」のニュースが流れました。

 

野球における炎上=投手が打ち込まれてしまうこと

 

 

今永昇太投手は5月29日(日本時間5月30日)のブルワーズ・カブス戦で、

3回までにメジャーワーストの7失点を喫し5回途中で降板。

今永昇太 画像

 

デビューから5連勝していた今永昇太投手。

6連勝となれば日本投手最長タイの記録を打ち立てるところでしたが、

惜しくもストップしてしまいました。

 

防御率は両リーグトップの0.84から同3位の1.86に後退。

 

このニュースに日本のファンからは、ため息とともに多くのコメントが寄せられています。

● 前回の先発が流れてしまい、間が空きすぎてしまった

● 中10日と間隔が空いてしまったのが一番の原因なんじゃないかなあ!

● 雨で登板間隔が1日ズレると、感覚って大きく変わるんですね。

 

去る5月24日、カージナルス‐カブスの試合が雨天のため中止。

そのため前試合(パイレーツ戦)から10日も間隔が空いてしまったので今永選手は調子を崩し、本領発揮できなかったのでは?

という意見が目立ちました。

 

メジャーデビューしてからずっと驚異的な勢いにのっていた今永選手。

ここに来てそれがストップしてしまったのはファンの方にとっては歯がゆい気持ちだと思います。

大炎上の原因は何なのでしょうか?

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今永昇太の大炎上の原因は休みすぎ?

前述した通り、今永選手の登板する試合は5月19日のパイレーツ戦以降、

5月25日に予定されていたカージナルス戦が中止になったため10日も間が空いてしまいました。

 

10日に渡り間が空いたと言っても試合に出ないというだけで

もちろんトレーニングは欠かさないのでしょうが、

試合に向けて集中して対策を練りコンディションを整えるものでしょうから、

その試合が一つなくなることで調子が崩れるということは…

あるかもしれません。

今永昇太は登板間隔の影響を否定

しかし試合後のインタビューで、今永選手は登板間隔が空いた影響は「ない」と言い切っていました。

むしろしっかり休めたので、コンディション的には肩、肘も全て問題なく臨めたので、そこは問題なかった」

 

潔いですね。

 

「リカバリーにもすごくいい時間になりましたし、

ウェートトレーニングも強度を上げられてトレーニングが出来ていた。

きょう結果につながらなくて、監督の期待に応えられずに悔しいです。」

 

結果につながらなくて、監督の期待に応えられずに悔しい

この一言に今永選手の嘘偽りない気持ちが表れているようです。

 

勝負は水物(みずもの)と言って、

必ずしも強いものが勝つとは限らずやってみないと分からないものです。

 

だからこそ「連勝」が奇跡であり価値があるということにもなるのですが、

そこにこだわりすぎるのもまた、違うような気がしますね。

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本人は自分の記録に興味なし

5月19日のパイレーツ戦で登板した時の今永選手は、7回を投げて無失点でした。

防御率は0.84に下がり、

これはメジャーリーグデビュー間もない時点での防御率としては、

1913年以降で最もよい記録だったそうです。

※防御率とは

野球で、投手が1試合(9イニング)平均何点の自責点で抑えたかを示す率。

自責点の合計に9を掛け、それを投球回数で割ったもので、数値は小さいほど成績がよい。

 

しかしこの歴史的な防御率の記録を出した時、

今永選手本人は意外なことに自分自身に対しての記録はあまり興味がないと発言。

「本当に気にしていない。この防御率をもっと下げてやろうとか、

そんなことは一切思わない方が僕としてのパフォーマンスはいい。

 

自分自身に対しての記録はあまり興味がない。

自分が投げた試合でチームが勝ったということが本当によかった」

なるほど確かに、野球は個人ではなくチームで戦うものですからね。

 

驚異的なピッチングで日米の野球ファンを盛り上げた今永選手。

 

5月30日のブルワーズ戦では大炎上となりましたが

これも一つの過程でありエピソードとして受け止め、

またメジャーリーグの歴史に新たな1ページを刻んでいってほしいですね。

ネットの声

「今永昇太の大炎上」のニュースを受けて

SNSに寄せられたコメントは冷静な意見が目立ちました。

相手が慣れてくる頃だからこの炎上はある程度仕方ない。

要はその後ですよね。

 

ここまで9試合で防御率は0点台と圧倒的な成績を残してきましたが、長いシーズンを考えるとこのような日があるのも当然かと思います。

 

逆に今まで怖いくらい活躍してましたからね。

少しくらい吐き出す日があっても良いでしょう。

 

まだ今永のメジャー挑戦は始まったばかりで、先は長いので1試合で騒ぐ必要はありません。

 

打たれてこそ学ぶことがあるのがピッチャーというもの、次回同じ対戦相手に対しての学習であろう。

 

これがメジャーリーグ。

どんな凄い投手も年間に数回は炎上する。

逆に次の登板をどうこなすか楽しみだし、この先相手の研究が進む中で今永がどう乗り越えるか注目です。

 

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