お笑い芸人の松本人志さんが窮地に陥っているようです。

松本人志

 

2023年の年末に週刊文春が松本さんの「性加害疑惑」を報じてから

約1ヶ月が経とうとしていますが、

松本さんは一切表に出てきていません。

 

相方の浜田雅功さんもこの件に関しては沈黙しています。

 

浜田さんはともかく、当事者である松本さんはなぜ何も言わず沈黙を貫いているのでしょうか?

 

自分のスキャンダルが世間を騒がせているという事は十分理解されていると思うのですが…。

 

裁判に注力するということですが、このままフェイドアウトして芸能界から引退してしまうのでしょうか。

 

『松ちゃんはなぜ記者会見を開かないのか?』

というのは最初から世間で言われていました。

私もずっとそう思っています。

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松本人志は悪くない?

週間文春が最初に書いた記事は、内容的にはかなりエグいものでした。

(私も買って読みました。)

 

しかしながらその内容はすべて「A子さん」「B子さん」という匿名の女性の一方的な告発によるもの。

 

この内容が嘘なのか本当なのか、ジャッジできるのは正確には松本さんだけなのです。

 

なのでもはや煮詰まってきた世論とはうらはらに、松本人志さんは悪くないのかもしれないのです。

 

誤解の無いように申し上げておきますと、A子さんB子さんの告発が嘘だと言っているわけではありません。

 

ただ実際に記事を読んで、その不自然さに首を傾げてしまう点が多々あります。

 

● 告発した出来事が8年も前のことであること。

なぜ8年も前の事を今になって週刊誌に話そうと思ったのか?

 

記事にはA子さんが

「ジャニーズ問題で被害者が一斉に立ち上がり、大きな山が動いた。

それを見て勇気をもらいました」

 

と言ったと書かれているけど、

実際にA子さんが告発した一夜の出来事とジャニーズ問題の根の深さにはかなりの隔たりがあると思うのですが…。

 

● A子さんの当時の職業や立場が書かれていないこと。

 

小沢さんに「VIPをお呼びするから絶対にドタキャンはしないように」と言われたというA子さん。

 

スピードワゴンの小沢さんから常日頃から誘われることが多かったとも書かれています。

 

それが本当ならA子さんは業界スタッフの人か芸能人の卵なのかな?と想像します。

 

「絶対にドタキャンはしないように」なんて言われるってことは、後輩みたいな立場だった?

そこがはっきり書かれていないところに違和感。

一体どこの誰?

 

● 女性が一方的に語った事がすべて本当だということが前提になっている

週間文春の記事は女性の述懐を柱にして構成されています。

しかし8年前の一夜のことです。

なのにまるで昨夜あったことのように細かいやり取りが書かれています。

 

読んだ直後の感想としては『松本さんって気持ち悪い人なんだなあ…。』なのですが、

冷静に考えてみると『これすべて本当のことだと決めつけるのは無理がある』とも思えてきます。

 

松本さんの長いセリフなどが出てきますが8年も前のことなのにこれは脚色や付け足しが一切無いと言い切れるのでしょうか?

同じ言葉でもその場にいる人間の関係性やその時の空気で全然ニュアンスが違うこともあると思います。

 

その場にいたわけでもない文春の記者がまとめたものを丸ごと信じるのはどうかと思います。

 

● 事実を捻じ曲げてはいないのか

記事には松本さんがA子さんに送ったとされるメッセージがありました。

A子さんがタクシー代のお礼のメッセージを送った後の返事として

 

こちらこそ。ありがとうなー。

またなー^^

 

というもの。

 

松本さんがA子さんの告発内容通り「A子さんの服を破り、大声で怒鳴る」ようなことをする人なら、

直後にこんな友好的な返事を律儀に送るだろうか?

と矛盾を感じてしまいます。

 

松本さんのこのメッセージを「何事もなかったかのように」と文春は書いているけど、

それは文春の主観と誘導が入っているのではないかと感じるし、

本当のところはどうだったんだろう?と思わざるを得ません。

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週刊誌の「嘘」を暴かない理由はなぜ?

それにつけても謎なのは、松本さんがまるで失踪でもしたかのように姿を現さないことです。

裁判に注力するといっても、自分の言い分を述べることくらいできる筈です。

 

松本さんはXに、「事実無根なので闘いまーす。」と投稿していました。

記事に嘘があるのなら、なぜそれを語ろうとしないのでしょうか。

 

客観的に見て、女性を集めて飲み会をしたのは本当なんだろうなと思います。

しかし【性加害】と糾弾されるようなことが実際にあったのかどうか、

松本さんが何も言わなければ

『書かれていることが本当だから何も言えないんだろう』

と思われても仕方ありません。

 

なので松本さんのファンの人をはじめ多くの人は松本さんの言葉を待っていたと思います。

でも彼は沈黙をつらぬいたまま。

 

その間文春の記事は第2弾、3弾が出て、実名と顔出しで告発する女性も出てきました。

告発内容は18年前の出来事らしいですが…。

 

こうなるとなぜ松本さんが延々と沈黙を続けているのかが理解できません。

ぶっちゃけ最初に事実の部分があるなら認め、

女性が傷ついたと主張している部分に関しては潔く謝罪すれば良かったのではと思います。

 

そうすれば全然違う流れになっていたのでは。

 

それと不思議なのは、誰も松本さん本人のところに取材に行かないことです。

松本さんは自宅にこもっているということですが、

普通なら芸能リポーターなどが「報道は事実ですか?」とか「今のお気持ちは?」とかインターホンごしにマイクを突きつけそうなものですが、今回それも一切ないんですね。

 

文春の記事が出てからというもの、松本さんはXに短い文を4つほど投稿しただけ。

今彼はどんな心境なのでしょうか。

1ヶ月も沈黙を貫くのはさぞ苦しいことなのではないかと思うのですが…。

まとめ

私はほとんどテレビを見ないので、正直松本さんが芸能界のトップに君臨する大物だということを最近知りました。

なので特にファンというわけではないのですが、今回の騒動には首を傾げてしまいました。

 

突然の週刊誌のスクープ記事。

何年も前の出来事の告発。

被害にあったと主張する女性にとっては何年前でも関係ないというのはわかりますが

一週刊誌が30年も芸能界のトップを走ってきた人物を追い落とそうと狙えば、

どんな大物もなすすべがないかのような現象が不思議でした。

 

もちろん性加害が悪い事であるのは当然ですが、

だからこそ事実無根であるもしくは嘘が語られているのなら

直ちに声を上げなければ誤解されたまま嘘がまかり通ることになってしまい、

公益にも反することになってしまうと思うので

今回の松本さんの動きは宣言とはうらはらにまるで闘う気がないかのように見えたことが今でも謎です。

 

 

 

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