音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカルの詩羽さん(22歳)。
アーティストであり、ファッションモデルでもある詩羽さんなのですが、まず目を引くのはその独特な髪型。
一体何という髪型なのか?美容室で何と言ってオーダーするのか?
かなり特殊なスタイルのようなので、私のような年寄りにはさっぱりわかりません。
「髪は女の命」という言葉があります。
「命」とまで言われるのは決して大げさではなく、女性の印象において髪は大きな影響を与える要素です。
それゆえに世の女性は自分の髪を美しく保つためにお手入れしたり、自分の魅力を最大限に引き出す髪型の研究をしたりするものです。
女性は髪型一つで、別人のように変身しますからね。
しかし詩羽さんは、なぜこのような個性的すぎる髪型にしているのでしょうか?
あまりにも奇抜なので、普通の髪型にしたらどんな女の子なのだろう?と思わずにはいられません。
詩羽の髪型が変?
詩羽さんの髪型は、まず前髪パッツンのオン眉。
そして頭頂部だけ髪を残し、それ以外は青々とした刈り上げ。
女性の刈り上げって、なんだか痛々しく見えてしまうのは私が古い人間だからでしょうか。
頭頂部の髪は長く伸ばし、ツインテールにして三つ編み。
さらに部分的にピンク色に染めてたりするんですよね。
こういう髪型はすごく奇抜に見えて、どういう系統の女性がするものなのかそれすらよくわからないのですが、少なくともこれでは会社勤めはできないですね。
やはりアーティストやファッション関係畑ということになるのでしょうが…
この髪型、あまり真似したいと思う女性はいないんじゃないかと思うのですがどうなんでしょうか?
だってまず、お手入れが大変そうです。
詩羽さんは、月に1回メンテナンスで美容院に行っているそうです。
刈り上げ部分はすぐに伸びてきそうだし、そうなると髪型も中途半端になってしまいそうですもんね。
まめなお手入れが必要だろうし、その分出費も増えそうです。
普通の髪型は美女
特殊な髪型の詩羽さんを見ていると、
『普通の髪型にしたらどんな感じの女の子になるんだろう?』
とどうしても思ってしまいます。
画像を探すと、普通に髪を下ろしているものがありましたが、若くミステリアスな美女という感じでした。
こんなことを言うと、刈り上げだと美女じゃないと言っているようですがそんなつもりではなく、ただ刈り上げ姿はインパクトが強すぎて、「刈り上げ」しか印象に残らない、という面はありますよね。
詩羽の髪型のこだわり
詩羽さんはなぜこのような特殊な髪型をキープしているのでしょうか?
仕事上仕方なく?と思いきや、この「刈り上げ」は仕事を始める前の、高校生の頃から本人の意思でしている髪型なのだそうです。
高校1年生の時に、髪型を刈り上げにして、口のピアスも開けたんです。
先生にはすごい怒られたんですが、校則のルールブックに“刈り上げがだめ”とは書いていなくて。
「どうしてだめなんですか?」
と聞いたら「普通じゃない」とか「奇抜だから」と言われたので、戦って3年間通しました。
高1頃は本当に自信がなくて、自分のことを好きじゃなかったし、自己肯定感の「じ」の字もなかったんですが、見た目が強気になっていくごとに自分自身も強気になっていったし、どんどん前向きでポジティブな気持ちが増えていって、それと同時に“あれ?最近自分いいじゃん”とか“この髪型可愛いじゃん”とか思えるようになって、自信も生まれていきました。
人って変わろうと思えば変われるんだなって思うから、何とかなります!
詩羽さんの独特な髪型は、自分をどう見せるかではなく、『自分を変えたい!』という思いから生まれたということですね。
自己実現の手段の一つ、というところでしょうか。
高校生の時に、無意識ながらも自分の可能性に挑み、自分の成長を促していたということで、強い個性が伝わってきます。それも詩羽さんの才能の表れなんでしょうね。