ショッキングなニュースが飛び込んできました。

 

エンゼルスの大谷翔平投手(29歳)が右肘側副靭帯(みぎひじそくふくじんたい)の損傷で、今季の残り試合は投手として登板しないことになりました。

大谷翔平 右肘靭帯損傷

日本時間24日の試合後、ミナシアンGMが発表しました。

 

スーパーヒーローの突然の深刻な状況のニュースは世界を駆け巡り、多くの人の話題に上っているようです。

 

大谷翔平選手は、一体どういう状態なのでしょうか。

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大谷翔平 右肘靭帯損傷

大谷翔平選手が本日の試合で緊急降板するシーンです。

 

(1:20頃~)

ネビン監督や通訳の一平さんと話し込み、「腕の疲労」ということで大谷翔平選手はマウンドを降りることに。

会場は騒然となり、敵軍も落胆したと言います。

 

レッズのスティアーは「偉大な選手だし、最高の相手と対戦したいからね。大事でないことを願うよ。」とコメント。

 

しかし試合後、ミナシアンGMは

画像で検査をして、右肘靭帯に損傷があった。今シーズン、彼はもう投げない」

と話したそうです。

ミナシアンGM記者会見

大谷選手の状態については、「検査を受けている最中。彼は痛みはないと話していた。」そうで、手術が必要かどうかはまだ不明だということです。

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「右肘靭帯損傷」ってどんな怪我?

肘の内側側副靭帯はかなり強固な靭帯で、三つの部位に分けられます。

右肘靭帯の図

・ 前斜走靭帯(ぜんしゃそうじんたい)
・ 後斜走靭帯(こうしゃそうじんたい)
・ 横走靭帯(おうそうじんたい)

 

多くの場合は、前斜走靭帯の単独の損傷がみられます。

 

複数の靭帯を損傷していると関節が不安定になってしまうので、競技復帰には手術という選択肢も強くなってしまうケガです。

靭帯損傷の原因は?

ヒジの内側側副靭帯の損傷には大きく分けて、二種類あります。

1,靭帯に急激な力がかかることで起こる突発性の損傷 

2.慢性的なストレスによるオーバーユースでの損傷

 

実際は1回のケガで内側側副靭帯を痛めるよりも、繰り返されるストレスによって痛める方が多く、

事例としては野球の投手で起こることが非常に多いということです。

 

ボールを投げる時、腕を鞭のようにしならせますが、その時肘には大きな力がかかります。

大谷翔平ピッチングフォーム

一度の投球で靭帯が切れることは滅多にありません。

いずれも積み重なる小さなストレスにより、少しずつ痛んでいた部分が最終的に断裂してしまいます。

 

(引用:カラダとケガについて 

      内側側副靭帯損傷)

 

手術で治るのか?

大谷選手は2018年、やはり右肘の内側側副靭帯の損傷でトミー・ジョン手術を受けています。

 

トミー・ジョン手術とは、野球の選手が復活をかけて行う手術です。

 

トミー・ジョン手術とは

トミー・ジョン手術とは、損傷した腱や靱帯をいったん切除します。

そののちに、患側と反対側あるいは同側の前腕部にある長掌筋腱や下腿、臀部、膝蓋腱から正常な腱の一部を摘出してこれを上腕骨と尺骨に作成した孔を介して両端にテンションをかけた状態で固定して靭帯の代わりになるように移植する処置を実施します。

 

この移植した腱組織がちょうど靱帯の代わりとして患部周囲に定着させることになります。

 

ただ定着するまでにある程度の時間がかかると言われており、トミー・ジョン手術を行ってすぐに戻るものではなく、長期的なリハビリによる加療を実践することが求められます。

 

トミー・ジョン手術の成功率は高く、80~90%が実践復帰できると言われています。

デメリットは、手術後のリハビリ期間が1年程度必要ということで、手術とリハビリからくる期間的なリスクがあります。

合併症の危険性もあるということです。

 

大谷翔平選手今後の活動はどうなるのか、手術も含め、まだ詳しいことは決まっていないようです。

セカンドオピニオンを受け、最悪の場合は手術ということになり、大谷翔平選手の右肘に2度目のメスを入れる可能性があることが明らかになりました。

 

徹底した体調管理をすることで有名な大谷翔平選手ですが、体の内部の管理まではさすがに人間には不可能です。

 

今回の怪我も大事にならなければいいと思うし、2度目の手術をするとなるとそれもまた心配ですが、ファンとしては祈るしかありません。

 

世界のヒーローの突然のバッドニュースに、多くのファンが事態の推移を見守っていることでしょう。

ネットの声

●大ショック。野球界の損失だよ…。

 

●本当に悲しい出来事だが必ず復活してください

 

●うまく回復して 二刀流は2025年からだね

 

●しばらく打者に専念してスゴい記録を残してほしいですね。

 

誰も休ませないから遂に心配してた事態が起きてしまいました。。。

 

●毎日元気をもらってたし彼の活躍を楽しみにしてたのに残念だ。

 

●世界中の野球ファン皆がこのニュースを見て悲嘆に暮れているのは間違いないよ、、。

 

●前回のケガも復帰までに2年ほど待ちました 復活した時にはとても嬉しかった 早く治してまた復活してください

 

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