お笑いタレントの山田邦子さん(62歳)。
山田邦子さんといえば、中高年にとっては『かつてテレビで見ない日は一日もなかった超売れっ子女性芸人』というイメージが強いです。
それもそのはず、全盛期の山田邦子さんはレギュラー番組が週に14本もあったそうです。
1980年代に放映されていたバラエティー番組には、ほとんど顔を出していたのではないか?と思うほどの人気者で、「オレたちひょうきん族」という伝説のバラエティー番組では、ビートたけしさん、明石家さんまさんら大物芸人と肩を並べて出演していました。
「女性芸人」という言葉もなかった80年代、山田邦子さんだけは大活躍で、関東の女芸人で唯一「天下を取った」とまで言われていたようです。
それほど売れっ子だった山田邦子さん、ここのところしばらく姿を見ていませんでしたが、2022年の「M-1グランプリ」で審査員を行ったことが話題になりました。
山田邦子の現在
2019年、40年間所属した大手芸能事務所、太田プロダクションを退社。
2020年1月20日より「アスリート・マーケティング株式会社」所属となる。
「アスリート・マーケティング」社はアスリートばかりが所属している事務所。
山田邦子さんは自身のブログで「だからと言ってアスリートになる訳じゃ無く いままで通り、お笑い、バラエティー イベント、お芝居、心機一転がんばります」と報告されていました。
こちらは「アスリート・マーケティング」社のホームページに掲載されている山田邦子さんのプロフィール画像ですが、昔のイメージそのままです。
やはりタレントさんは何歳になっても若々しいですね。
太田プロダクションと山田邦子さんは、お互い「円満退社」を強調しています。
山田邦子さんとしては40周年ということで、新たな環境に身を置いて新しいことに挑戦してみたかったのかもしれませんね。
母の介護は弟が中心で協力しながら
山田邦子さんは父親を25年前に亡くされていて、母昭子さんはご健在ですが現在89歳。
画像は山田邦子さんとお母さんです。美人のお母さんですね。
お母さんは骨折が原因で足腰が衰え自力で動けなくなったということで、現在はお母さんと同居している邦子さんの8歳下の弟さんが介護されているそうです。
邦子さんもできるだけ帰るようにして協力されているようなのですが、それまで他人事だと思っていた親の介護に直面してその大変さを身をもって知り、健康がいかに大切か、そして自分自身も「健康に注意して足腰を鍛えて、最後まで自力で生活できるように心がけようと思う。そしてやりたいことはどんどんやろう」と思っているそうです。
ちなみに山田邦子さんのお母さんはかつて「山田邦子の母」として子育ての本を執筆、出版されているんですよね。
「人生なんてドンマイ」
山田昭子著 講談社
1997年1月1日発売
温もりの伝わる親と子のふれあい、心を通わせる近所づきあい、よき師よき友、よき自然。そんな時代を背景に山田邦子の母がつづる子育て大奮闘記。
1997年出版なので今から26年前、お母さんが62歳頃に書かれた本のようです。
この本の中でお母さんは邦子さんに「頑張れ!邦子。これからも自分らしく」とエールを送っています。
40周年を記念してユーチューブ活動を始める
2020年、事務所を移籍してすぐに、山田邦子さんはユーチューブチャンネル「山田邦子 クニチャンネル」を始めます。
芸能生活40周年、芸能界の「事情通」として、一般人がメディアでは知り得ない話題などを次々に公開しているとあって、評判は上々。
最初から最後まで一人で喋るスタイルなのですが、全く飽きさせないのはさすがです。
最新の動画は2023/04/17
「復活!!かわい子ぶりっ子邦子です!」
62歳でこんな衣装を違和感なく着こなせるのは凄い!
山田邦子さんって、どんな派手な衣装も服も、サラッと着こなして決まってる感じなんですが、それは本人に圧倒的な存在感があるからでしょうね。
一番の人気動画は2020/04/12
【芸歴40周年】山田邦子が選ぶ怖かった芸能人ランキング!
再生回数200万回を超えています。
山田邦子の復活は近い!
事務所を移籍して心機一転の山田邦子さんですが、はやくも再ブレイクの兆しが見えているようです。
昨年12月の「M-1グランプリ2022」に審査員として登場して、久しぶりに脚光を浴びた山田邦子さん。
彼女の審査員ぶりが他の審査員と異質なものだったため批判もかなり浴びましたが、ネットで騒がれたこともあり結果的には人々の印象に強く残ることに。
邦子さんを知らない世代にも『山田邦子って一体何者?』と注目されたわけです。
そのM-1グランプリの審査員をきっかけに、次々とバラエティー番組などから出演依頼が来ている山田邦子さん。
いよいよ山田邦子の再ブレイクが本格化してきたと、業界では話題になっているそうです。
芸歴40年の彼女の語るエピソードは、昭和、平成、そしてZ世代と、家族3世代で楽しめるテーマでもあります。
かつ山田邦子さんは40年経ってもあまり『大御所』感がないというか、「邦ちゃん」と気安く呼べるような雰囲気はずっと変わらないし、トークもソフトで軽快で楽しいので、安心して見ていられるんですよね。
またテレビで毎日のように山田邦子さんを見られる日が来るのも近いのかもしれません。