2025年11月21日、東京ドームで行われた長嶋茂雄さんの「お別れの会」。

 

日本野球界のレジェンドに別れを告げるこの大規模な式典に、長男・長嶋一茂さんが姿を見せなかったことが話題になりました。

 

「さすがに来ると思っていたのに…」

 

そんな驚きや疑問の声がSNSでも多く見られ、一部では「父子関係はどうなっていたのか?」という声も上がっています。

 

実は、一茂さんの欠席にはただのスケジュール都合では片づけられない、家族間の確執や深い理由があるようです。

 

この記事では、長嶋一茂さんが「お別れの会」を欠席した理由や、長嶋茂雄さんとの不仲説の真相について、詳しく解説していきます。

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長嶋一茂が「お別れの会」に来なかった理由とは?

2025年11月21日、東京ドームで開催された長嶋茂雄さんの「お別れの会」は、日本中の野球ファンにとって特別な日となりました。

 

関係者の部と一般の部に分けて行われた式には、王貞治さんや松井秀喜さんをはじめ、野球界・政界・財界から2,500人以上が参列しました。

 

しかしその場に、長男である長嶋一茂さんの姿はありませんでした。

 

これに対して、多くの人が「なぜ?」「まさか来ないとは…」と驚きを隠せませんでした。

一茂は招待されなかった?

まず確認しておきたいのは、「招待されなかったのでは?」という憶測についてです。

 

これに関しては、実行委員会・巨人軍・家族関係者すべてが明確に否定しています。

 

「もちろん長男の一茂さんにも招待状はお出ししています。ご都合がつかなかったということです」

—— 王貞治氏(実行委員長/当日の記者取材より)

 

また、巨人軍幹部の一人も、

 

家族全員に正式な招待状を送付済み。一茂さんからは“今回は遠慮させていただきます”と返答があった

—— 読売グループ関係者(週刊文春 2025年11月27日号)

 

と証言しており、招待はされていたが、一茂さんが自ら出席を辞退したことが明らかになっています。

 

当日は東京都内の自宅周辺で目撃されており、事務所を通じて、

 

「プライベートな事情でお伺いできませんでした」

 

と簡潔なコメントを出しています。

 

つまり、招待されたが出席を控えた、というのが事実です。

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長嶋一茂と長嶋茂雄の不仲は本当だった?

一茂さんが欠席した理由として、最も多く語られているのが「親子の不仲説」です。

 

SNS上では「やっぱり仲が悪かったのか」「親子なのに悲しい」といった反応が多数見られました。

 

一茂さん自身、過去に父・長嶋茂雄さんとの関係についてメディアで語ったことがあります。

 

「父の背中を追いかけたが、いつの間にかその背中がどんどん遠くなっていった」
「野球人生での孤独を、父に理解してもらえることはなかった」

 

こうしたコメントからは、尊敬と同時に埋めがたい距離感や寂しさもにじんでいます。

 

また、2010年代以降、テレビ番組でも「長嶋家のことはあまり話したくない」と言葉を濁すことが多く、親子の絆よりも個としての距離感を大事にしていた印象があります。

 

通夜・告別式には参列した一茂

一茂さんは、父・茂雄さんが亡くなった際(2025年6月)には「父の野球人生は誰よりも幸せだった」とのコメントを発表し、通夜・告別式にも参列していました。

 

棺の搬出を見守る姿も報道されています。

 

それでも「お別れの会」では一切の姿を見せず、ビデオメッセージなどのコメントすらなかったことで、父子の距離が再び話題となったのです。

 

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確執の背景にあった家族トラブルとは

今回の欠席の背景には、長年にわたる家族間の確執があると見られています。

 

とくに、次女・長嶋三奈さんとの関係悪化は有名で、多くの報道でも繰り返し取り上げられてきました。

 

中でも大きな問題となったのが、一茂さんによる父の私物の無断転売疑惑です。

 

報道によれば、一茂さんが過去に経済的に苦しい時期に、長嶋茂雄さんの記念品やユニフォームなどを無断で売却。

 

これに対して三奈さんが激怒していたことが複数の週刊誌で伝えられました。

 

また、父親の介護やリハビリを支えていたのは三奈さんであり、看取りも通夜も、彼女が中心となって行っていたことが明らかになっています。

 

喪主を三奈さんが務めたことも、そうした背景の延長線上にあると言われています。

 

一般的には長男が喪主を務めるケースが多い中、一茂さんはその役割を一切担わず、三奈さんがすべてを取り仕切ったことが、家族関係の“実情”を象徴しています。

 

「一茂兄さんが来る来ないは、本人の判断に任せています」

—— 三奈さん周辺関係者

とのコメントもあることから、家族としての表向きの体裁は保たれているものの、深い溝は埋まっていないと見てよいでしょう。

 

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世間の反応は?一茂の欠席に対する声まとめ

長嶋茂雄さんの「お別れの会」で長男が欠席したという事実は、多くの人々に衝撃を与えました。

 

SNS(旧Twitter)やネット掲示板では、さまざまな意見が飛び交っています。

 

▼否定的な声:

 

長男なのに来ないってどういうこと?

最後の場で顔を見せないなんて親不孝だ

兄弟仲が悪いとしても、別れの場には来るべきだった

 

▼擁護する声:

 

事情があるのなら仕方がない

三奈さんの気持ちを優先したのでは?

一茂さんなりの別れの形だったのかも

 

また、メディアの論調としては、「親族の確執が深い」という分析に加えて、一茂さんが出席することで、式の焦点が“親子関係”にずれるのを避けた可能性もあると指摘されています。

 

過去の金銭トラブルなどが再燃し、式典本来の意義が失われることを避けた結果、あえて表舞台に出なかったとする意見も少なくありません。

 

いずれにしても、今回の欠席はただの不参加ではなく、長嶋家という名家の“複雑な人間関係”を象徴する出来事となりました。

 

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まとめ

長嶋茂雄さんの「お別れの会」に長男・一茂さんが欠席した件は、多くの人々に驚きと疑問を与えました。

 

「親子の不仲」「家族の確執」といったワードがSNSやメディアで飛び交いましたが、事実としては、招待はされていたものの、一茂さん自身が欠席を選んだというのが公式な見解です。

 

背景には、長年の家族間のトラブルや距離感のある親子関係が存在していたことが読み取れます。

特に、次女・三奈さんとの関係や、過去の金銭問題などが深く影を落としていたのは間違いありません。

 

とはいえ、一茂さんは生前の通夜・告別式には参列し、父の功績を認めるコメントも発表しています。

あえて“静かな別れ”を選んだことに、一茂さんなりの思いや判断があったのかもしれません。

 

今回の出来事は、ただの親子関係にとどまらず、有名人ゆえの「家族の在り方」や「別れ方」について考えさせられる出来事となりました。

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