
学校内で起きた、目を覆いたくなるような暴行の様子を捉えた動画。
それを次々と公開し、社会に大きな衝撃を与えている匿名アカウント「デスドルノート」をご存知でしょうか?
彼らの目的は、本当に正義の実現なのでしょうか。
それとも、単なる売名行為に過ぎないのでしょうか?
大東中学校で起きた事件をきっかけに、今、いじめ問題の根深い闇に光が当てられようとしています。
この記事では、デスドルノートの活動を徹底的に分析し、その真の姿に迫ります。
デスドルとは何者?
デスドルノート、通称「デスドル」は、2024年から活動を始めた暴露系アカウントです。
2026年現在、X(旧Twitter)のフォロワーは約98万人という、驚異的な数字を誇るインフルエンサーなんですよね。
磨童まさを(まどう まさを、@masawo_deathdol)
・元ジャニーズ事務所所属のアイドル
・2025年9月に自ら「デスドル創設者」と名乗り、暴露系配信に出演

磨童まさを@デスドル創設者/ Instagram
デスドルは、初期の頃は、アイドルやタレントのスキャンダルを主なターゲットにしていました。
しかし、2026年に「いじめ撲滅委員会」を立ち上げてからは、学校内で起こるいじめ問題の告発へと大きく舵を切ったんです。
創設者の磨童まさを氏は、2025年9月の配信で「隠蔽される問題を暴くのが使命」だと語っています。
内部告発を元に動画を公開するという姿勢を、一貫して強調しているんですよね。
なるほどね…
学校にいじめを証拠付きで見せて
何とかして欲しいと相談しても
学校側が隠蔽したり証拠を撮った生徒を
脅したりするのでSNSのデスドルノート
みたいなアカウントに送って公開してもらい
学校が隠蔽できないようにしてるんだ😮💨生徒が先生や学校を信用していないことが…
— タンタンパパ (@tintinpapa1) January 8, 2026
大東中学校の暴行動画公開後には、学校側がすぐに調査を開始し、被害生徒が保護されたという事例も。
この事実は、地元メディアでも大きく取り上げられました。
しかし、デスドルの活動に対しては、手放しで賞賛する声ばかりではありません。
投稿のタイミングや、時に過激とも言える表現方法から、「売名目的ではないか」という批判も根強く存在します。
X上では、「正義を装った炎上商法だ」と揶揄する声が、全体の約3割を占めているというデータもあるんですよ。
難しい問題ですよね。
デスドルノートとは?
実は、デスドルノートという名前には、深い意味が込められているんです。
彼らが影響を受けたのは、名前を書かれた者が死んでしまうという設定の漫画『DEATH NOTE』。
デスドルは、この作品をパロディとして、「名前を書かれた者が社会的に晒される」という、現代的な解釈を加えているんです。
この発想が、ネット世代の共感を呼び、独自のブランドを確立することに繋がったと言えるでしょう。
大東中学の暴行動画がヤバい!
2026年1月8日午前3:35頃にデスドルがX(旧Twitter)にて公開した、大東中学校(大分市)での暴行動画。

これは、学校廊下で無抵抗の被害生徒に対し、加害生徒が馬乗りになって殴る・蹴るなどの執拗な暴行を加えるという内容で、約1分間の映像でした。
公開から約1日で、再生回数は2,600万回を突破しています。
その影響力の大きさが、よく分かりますよね。
加害者が特定された?
動画を見たネットユーザーたちは、すぐに加害者の特定を開始。
X上では、実名や顔写真が拡散される事態となりました。
関係ない子も晒されてるってこと?
当然、個人情報保護法違反の指摘も出ています。
弁護士ドットコムニュースでも、この問題が取り上げられました。
この騒動を受けて、大東中学校は緊急保護者会を開催。
校長は、「学校内の管理体制を見直す」と声明を発表しました。
大分県教育委員会も調査に乗り出し、いじめ問題の構造的な課題が、改めて浮き彫りになったんです。
デスドルの活動によって、被害者家族が声を上げやすくなったという側面もあります。
しかし一方で、加害者への過剰なバッシングが、「二次被害」として問題視されているのも事実なんですよね。
さらに、こうして大騒ぎになることが、はたして真の意味で被害者の救いになるのかどうかわかりません。
このバランスの難しさが、いじめ問題の複雑さを物語っていると言えるでしょう。
正義か悪かは別にして望ましい方法ではないでしょう?
デスドルノートって断片的な動画を投げただけで被害者の意向もこれまでの経緯も何も分からないんですよ?ここにも大きな問題があると思います。— くまたろ (@MonstWiz) January 6, 2026
実際にはどんな背景があるのかはわからないね
デスドルが狙う次のターゲットは!
デスドルは、2026年1月の投稿で、「真岡北陵高校や大東中学に続く暴露がある」と予告しました。
この発言を受け、フォロワーの間では憶測が飛び交っています。
次はどこがターゲットになるのか、戦々恐々としている人もいるかもしれませんね。
磨童氏のインタビューによると、XのDMや専用メールには、1日に平均200件以上の内部告発が寄せられているそうです。
その中から、「証拠が明確なもの」を優先的に選んで公開する方針を明らかにしています。
告発内容は、学校いじめだけではありません。
教員の不適切行為や、教育機関の隠蔽体質にも及ぶと言われています。
教育評論家の佐藤氏は、「デスドルの活動は社会問題の可視化に貢献する一方で、個人攻撃や誤情報のリスクも高い」と指摘しています。
まさに、諸刃の剣と言えるかもしれません。
今後のデスドルの動向としては、いじめ撲滅同盟のへずまりゅう氏とのコラボ。
リアルイベントや署名活動も計画中とのこと。
デスドルが社会にどのような影響を与えていくのか、引き続き注視していく必要がありそうですね。
彼らの活動が、本当にいじめ撲滅に繋がるのか、それとも新たな問題を生み出すのか。
私たち一人ひとりが、冷静に見極めていくことが大切なのではないでしょうか。
