簡単な質問に答えるだけであなたの雰囲気をユニークなコードで表現してくれるという「キャラクターコード|雰囲気診断サイト」。
面白そうだし友達とシェアしたいけど、診断を行うためには正面顔写真のアップロードが必須。
「写真はサーバーに保存されません」と書いてあるけれど本当に大丈夫?
悪用される可能性がないと信じたいけれど、ネット上には証拠も情報も少なくてモヤモヤする。
この記事では「なぜ保存されないと言えるのか」「不安な場合どう対策するか」を解説します。
診断サイトは顔写真を保存しない
結論から申し上げますと、診断サイトは顔写真を保存しません。
なぜならcharactercode.aiは「アップロードされた顔写真をサーバーに保存しない」と明言しているし、公式プライバシーポリシーにも、写真は「AI解析後すぐに削除され、サーバーに保存されない」と記載されているからです。
サイトのテスト画面にも「Photos are not stored on the server」と明確に表示されており、設計上サーバーに残らない構造が採られているようです。
『本当なの?』と疑う気持ちはわかりますが、顔写真を保存しないというのは、ちゃんとした理由があります。
個人情報保護法や情報通信ネットワーク法などの法規制に対応するため、顔写真などの敏感なデータを保存しない方針を明示する必要があるのです。
企業側にも責任があるため、保存しないと記載した以上、実際に保存しない可能性が高いと考えられます。
結論として、現時点ではサイトの説明どおり「保存されず、悪用のリスクは極めて低い」と考えるのが妥当です。
保存しないとあっても心配になる“落とし穴”
企業から保存しないという説明があっても、ユーザー視点では不安が残るのは自然なことです。
なぜなら利用者側は本当に削除されているか検証できず、「正確に削除されているか」を確認する方法がほとんどないため、不信感が生じやすいのです。
実際に過去のニュースでは、FaceAppなど画像編集サービスが「24~48時間で削除」と説明していても、保存されていた疑いが報じられるケースもありました。
他サービスで「削除する」とされても、ユーザーが実際に悪用やデータ漏洩を感じたと報告するケースがあるため、やはり他人事ではないと感じる方も多いでしょう。
「保存しない」との説明はあっても、“完全な安心”を得るには限界があるのも事実です。
安全性を確かめるためにできること
不安を減らすためには“自分で確かめる”行動が最も有効です。
自分でできるチェックや予防措置として、以下の手順が挙げられます。
・ブラウザ開発者ツールで、画像がどこに送信されているか確認(簡易的に見える)
・利用規約やプライバシーポリシーにある連絡先(メールなど)に「画像は本当に保存されないか」質問し記録を残す
・代替策として、匿名性の高い適当な顔写真(家族や友人に許可を得た写真や、自分の実物と似ていない加工写真)でテストする
・画像をアップロードする前に、Fawkesのような「微調整で顔認識を狂わせる」ツールを使って自分の実際とは違うバイオメトリックデータにする
説明をうのみにするだけではなく、テストやチェックを組み合わせることで、自分なりの安心材料を積み上げられます。
最終判断はどうすべき?
charactercode.aiは明確に写真を保存しないと説明していますが、それでも万が一の可能性は完全には否定できません。
リスクは極めて低いですが、不安をゼロにできないなら慎重に選択するべきです。
雰囲気診断の利用によって得られる分析結果の価値と、心配と感じる不安のバランスを、自分で判断することが重要ですね。
結論としては、
・診断結果がただの心理的傾向分析で、特別重要なデータが得られるわけではないなら、「わざわざ顔写真をアップしなくても良い」と判断できるかもしれません。
・一方で、テスト的に1枚だけアップしてみて結果が有用と感じるなら、その一回限りで使うのも選択肢です。
・プライバシーに対して非常に敏感な方なら、顔写真なし/ぼかし・加工済み画像で代用する判断もありえます。
まとめ
『顔写真を載せてしまったけど、大丈夫かな…』と感じる後悔や焦りは、多くの人が経験するものです。
ですがcharactercode.aiに関しては、公式の情報を見る限りサイト側は保存せず即時削除する設計になっているようです。
それでも不安が残るなら、テストで使ってみたり、加工写真を使うことで、自分なりに安全性を確かめることも可能です。
最終的には、「見返したときに納得できる判断ができたか」が、自分自身の安心につながります。
必要あれば他の診断サイトでも情報を集めつつ、焦らず判断されてくださいね。