2023年12月5日、ロックミュージシャンのチバユウスケさんの死去が報じられました。

チバユウスケ画像

 

今年4月24日に食道がんを公表し、治療のため療養されていましたが

公表からわずか7ヶ月、帰らぬ人となりました。

 

享年55歳。

早すぎる死に多くの悲しみの声が寄せられています。

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映画スラムダンクに曲を提供したチバユウスケ

チバユウスケさんはロックバンド「The Birthday」の一員であり

「The Birthday」といえば近年の大ヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニング曲を担ったバンドとして有名です。

 

ザ・ファースト・スラムダンク映画ポスター

 

 

映画「THE FIRST SLAM DUNK」とは2022年12月3日に公開されたアニメーション動画で、

言わずと知れた井上雄彦氏描く漫画「SLAM DUNK」の映画版です。

 

THE FIRST SLAM DUNK

「週刊少年ジャンプ」で1990~96年に連載された「SLAM DUNK」は

高校バスケを題材に若者たちの成長を描き、

国内でシリーズ累計発行部数1億2000万部以上を記録。

 

新作映画「THE FIRST SLAM DUNK」は原作者の井上雄彦氏が監督・脚本を務める。

2022年12月3日から全国公開。

 

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チバユウスケがスラムダンクに寄せていた想い

もともと映画スラムダンクの主題歌アーティストが「The Birthday」と発表された時は、

驚きの声や批判の声が多かったようです。

 

それはおそらくスラムダンクのファン層と、ロックバンドThe Birthdayの接点がなかったからではないでしょうか。

 

スラムダンクのファンにとっては

The Birthday?誰それ?』状態だったようです。

 

 

そしてThe Birthdayのチバユウスケさんもオファーを受けた時、

スラムダンク読んだことない」と言っちゃってます。

 

 

「オファーが来て正直びっくりしました。

こういう話をもらったこともなかったし、スラムダンクのイメージも、

読んだことがなかったので勝手に真逆の場所にいると思ってたので。

 

漫画は全巻読ませてもらったんですが、

楽曲でこだわったのはやはり疾走感かなと。

映画は絶対すげーもんになってると思うのでバースディの曲も含め、

是非楽しんでほしいです」

 

(The Birthday チバユウスケさんのコメント)

 

引用:アニメハック

 

このチバユウスケさんの

「スラムダンク読んだことない」発言は、

スラムダンクファンの間でちょっとした炎上騒ぎになったようです。

 

まだ曲を発表する前だったこともあり、

「スラムダンクを読んだことない人に主題歌任せるなんて!」

と残念がる声が多く寄せられていたようなのですが…。

 

チバさんが読んだことなかったのはオファーが来る前のことで、

オファーが来てからは「漫画は全巻読ませてもらった」とおっしゃっているので問題はないかと。

 

それに原作者であり監督でもある井上雄彦氏が、

The Birthdayのファンだった可能性があるようです。

 

もともと仕事中にThe Birthdayを聞いてテンションを上げたりしていたようです。

 

 

スラムダンクの主題歌アーティストがThe Birthdayに決定する運びとなったのは、

井上雄彦氏の意向もあったのかもしれませんね。

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チバユウスケが曲に込めた重大なメッセージ

スラムダンクの曲を作るに当たり、

「こだわったのはやはり疾走感」と語っていたチバユウスケ氏。

 

出来上がった曲は「LOVE ROCKETS」。

『LOVE ROCKETS』

歌:The Birthday

作詞:Yusuke Chiba

作曲:The Birthday

 

チバユウスケ氏が作詞したこの曲ですが

「ツバメ」「大統領」「ワルツ」「ラタトゥーユ」

など、およそバスケットボール及びスポーツとは全く相容れないワードばかりが出てきますが、

チバユウスケ氏は一体どんなつもりでこの歌詞を書いたのでしょうか?

 

おそらく一つ一つの単語に深い意味はなく、

映像を最大限に生かすように「疾走感」だけを感じさせるような歌詞を散りばめたという気もするし、

歌詞全体を読むと世界平和を願う主旨であるような気もします。

 

一見「らしくない」主題歌ですが、

チバユウスケ氏及びThe Birthdayのメンバーが好きなように作った感が強く、

いい意味で期待を裏切っているところがロックですね。

 

しかしこのオープニング曲でスラムダンクの世界がむしろ無限に広がったような気がします。

世間の声

楽曲「LOVE ROCKETS」のMVに寄せられた声をまとめてみました。

悪そうな入りなのに結果愛をぶちまけてるの好き

 

スラムダンクのオープニングでこの曲が流れてきた時の感動は忘れません。

最高にかっこいい曲をありがとうございます。

 

FIRST SLAM DUNKをあんなにカッコいい映画にできたのは、チバさんの音楽の力だと思います。

 

友達に誘われてミリしらの状態で観に行ったらこのオープニングがカッコよすぎて一瞬で虜になりました…

 

ただただロックサウンドでかっけえだけじゃなくて、

山王っていうデカすぎる壁に挑む不安も持ち合わせてるのがこの曲のえぐいところ

 

この曲でしかあんなにかっこいいSLAM DUNKのオープニングはつくれなかったです、

鳥肌が止まりませんでした。

 

スラムダンクの映画を観てこの曲で度肝を抜かされ、帰りに何回もリピートしました。これからも聴き続けます。

 

でだしがこの渋かっこいいスタートで 試合が始まるぞっていう狼煙をあげる感じが最高だった

今風な青春爽やか曲でスタートとかじゃないのが超スラムダンクで良かった

 

映画見るまでは昔の曲流してほしかったと思ってたけど、

見終わったらもうほんと自分の考えが恥ずかしくなるレベルでかっこよすぎ。

オープニング100回見たら100回泣ける自信ある。

 

太く短く、そんな刹那性も含めて彼の人間性であり、

それが刻み込まれた音楽だからこんなにも多くの心を掴んだのでしょう。

ありがとうございました。

 

スラムダンクは何年も前に完結した作品ですが、

またここから新しく始まっていくような心躍る気持ちにさせられました…

ありがとうThe Birthday…ありがとうTHE FIRST SLAM DUNK…

 

まとめ

爆発的な人気を集めたバスケ漫画の金字塔「スラムダンク」。

その映画化に当たりオープニング主題歌のオファーを受けたチバユウスケ氏。

 

映画を観た多くの人がその曲の「かっこよさ」を称賛していました。

期待を大きく上回る楽曲を提供できるというのは間違いなくチバユウスケ氏とThe Birthdayのセンスと才能あってのことでしょう。

 

多くの人に感動を与えた直後、チバユウスケ氏は帰らぬ人となってしまいました。

しかしこの感動は永遠であり、名曲も永遠に残ります。

 

チバユウスケ氏のご冥福を心より祈りたいと思います。

 

 

映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式と

井上雄彦氏のツイッター(X)

 

 

 

 

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