2023年7月30日、総合格闘家のCHAN‐龍さんが亡くなっていたことがわかりました。

CHAN龍選手 上半身画像

享年21歳。

 

徳島県徳島市出身のCHAN‐龍さんは、本名岩本龍弥さん。

2020年、17歳でデビューし、

昨年2022年のプロフェッショナル修斗公式戦では6戦6勝で新人王を獲得。

勝利したCHAN龍選手

(決勝で勝利の雄叫びをあげるCHAN‐龍さん)

 

将来の有望株とされていました。

 

ところが2023年、「インフィニティリーグ2023フェザー級」の3月大会で1.7キロの体重オーバーで失格。

試合に出場できず、日本修斗協会から厳重注意処分を受けていました。

 

CHAN‐龍さんはさぞ悔しかったことと思います。

 

そして起死回生を図ったであろう7月23日の後楽園ホールでの修斗公式戦。

前日の公式計量の場にCHAN‐龍さんは現れませんでした。

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CHAN‐龍が計量を無断欠席?

時間までに姿を現さず連絡もないCHAN‐龍選手は「無断欠席」ということになり、

大会主催者の株式会社サステインと所属ジムで協議した結果、対戦予定相手の不戦勝となり、

CHAN‐龍選手は前回の計量超過と今回の無断欠席により、

インフィニティリーグ2023年フェザー級の出場権をはく奪されることになりました。

 

この件に関しては、2022年にプロフェッショナル修斗公式戦で戦った椿飛鳥選手がCHAN‐龍選手に対する励ましの言葉をツイッターに投稿していました。

CHAN龍VS椿飛鳥

椿 飛鳥
 
@TsubakingAsuka

 

CHAN-龍選手のこの計量無断欠席の件。 無事で居ますように。

 

もう起きてしまった事だし、申し訳ございませんでした、ってすれば良いと思う。

 

格闘技くらいで人生を棒に振るなんて事が無いようにと願います

 

大事なのは格闘技も含めて人生

 

ってか来年辺りにリベンジする俺の予定どうしてくれんねん

 

試合前日の公式計量を「無断欠席」するなどということは通常はあり得ないことだと思います。

 

この時点で所属ジムは、おそらくCHAN‐龍さんと連絡を取るべく奔走していたのでしょうが、

連絡が取れなかったからやむなく無断欠席にした、ということなのでしょうか?

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CHAN龍は亡くなっていた

大会前日の公式計量の日から一週間が過ぎた今日、格闘家の「崔領」(さいりょう)さんがFacebookに投稿した内容です。

Facebook画像

FB投稿は止めていたのだが、どこのメディアも報じないから、彼の名誉のためにトーシロの自分が真実を伝えたい。

 

Chan龍くんは亡くなっていました…

 

前回の試合で計量失敗という失態を犯したため、今回、計量前夜に必死で汗抜きでロードワ中に倒れて誰にも見つけられる事なく次の日に帰らぬ人となっていた。

逃亡していた訳ではない事を皆に知ってほしい。

 

この投稿が7月30日ツイッターで拡散され、同日、メディアでもやっとCHAN‐龍さんの訃報が報道されたのです。

 

つまり、崔領さんがFacebookに投稿しなかったらCHAN‐龍さんが亡くなった事はわからないままだったかもしれません。

CHAN‐龍 減量中の孤独死か

格闘家のCHAN-龍さん(MMAZジム)が亡くなっていたことが30日、分かった。

21歳だった。

関係者は「ロードワーク中に倒れたと聞いている」と明かした。

 

(引用:ヤフーニュース

    7/30 9:50配信より )

 

前回の試合で減量に失敗したCHAN‐龍さん、おそらく同じ失敗を繰り返すまいとして半端ない努力をされていたのでしょう。

 

もしかしたら絶食されていたのかもしれません。

ロードワーク中に倒れたとありますがこの酷暑の中走っていたとしたら、熱中症の可能性もあるかもしれません。

 

他に考えられる急死の死因としては、コロナなどの病気か、あとは自死でしょうか?

 

 

しかしCHAN‐龍さんは去る7月23日の後楽園ホールでの修斗公式戦に出場することになっていました。

 

試合前日の公式計量に姿を現さなかったため「無断欠席」とされたくらいですから、

病気で亡くなったというのは考えにくいです。

 

自死に関しては、CHAN‐龍さんがまだ21歳の若さで将来を有望視されていたこと、

 

またCHAN‐龍さん本人のツイートなどからもわかるように、

試合に勝ち進みベルトを取る決意をされて勢いに乗っていたことなどから、自死の可能性は低いと思われます。

なぜメディアは報じなかったのか

それにしても22日の公式計量の日、本人の安否も確認せずに無断欠席と断定し出場権はく奪とは、随分ずさんな対応だと思います。

 

そして一週間、メディアの報道もなし。

格闘家の崔領さんがFacebookに訃報を投稿しなかったら、誰もCHAN‐龍さんが亡くなったなんて知る術がありません。

 

 

計量の日に無断欠席したということで、CHAN‐龍さんは「逃亡した」「だらしがない」「ふざけんな」などとネットで叩かれていました。

亡くなったという事実を誰も知らなかったからです。

 

CHAN龍さんの名誉のためにも、所属ジムや所属団体はしかるべき声明を出すべきではないでしょうか。

ネットの声

 

本人の安否を確認せずに無断欠席に剥奪とは、さすがに。

 

てっぺん目指して命懸けで頑張っていた彼を思う時心が痛い…

 

● 修斗協会とプロモーターは事実確認をしてからで良いから、何かしらの声明を発表するべきでしょう。

当然、Chan龍選手に対する処分は全て撤回すべきです

 

● Chan龍選手の訃報、団体はおろか所属ジムも触れてないのなぜだ

計量オーバーに関する違約金条項が厳しいってSか

 

● Chan龍選手がロードワ中に亡くなっていたて情報が 入ってきた。

真実かどうか分からんが、なぜ修斗がこのこと だんまりなのかが謎。

 

● Chan龍選手のメイヨの為にも修斗運営はすぐに発表すべきだったんじゃないか?

この事実を公表したのが知り合いのFacebookてのがヤバいんよ

 

● CHAN-龍の話はマジで団体とかジムから発表ないと信じたくないな

 

● 計量直前の選手を1人きりにさすジムも何考えてるんだか 計量前日と当日移動は必ず誰か付き添うべき

まとめ

3月の計量で体重オーバーで失格となったCHAN‐龍さん。

今回は何が何でも合格するために、過酷なトレーニングを自分に課していたのでしょう。

 

死因は公式に発表されていませんが、体重を落とすため、そして何より試合に勝つため、過激なトレーニングを続けていたことと無関係ではないと思います。

 

しかしたった一人で亡くなっていたとしたら、トレーナーなどは付き添っていなかったのでしょうか?

誰かが側にいれば、最悪な状況は防げたのではないかと思うと残念です。

 

所属ジムや所属団体からはなぜか何も発表はありませんが、

ネットの声にもあったようにCHAN‐龍さんの名誉のためにも公式に声明を出すべきだし、試合出場権はく奪も撤回すべきだと思います。

そうでないとCHAN‐龍さんの魂は浮かばれません。

 

夢に向かって全速力で駆け上がっていた若者は、道半ばで21歳という若さで亡くなってしまいました。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

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