それにしても、暑すぎるんです。
令和5年、日本。
テレビから
「本日◯◯地方は、39.5度まで気温は上がりそうです。」
なんていうアナウンスが聞こえ、時には「40度超えるかも」なんていう声も、確か聞いたような…。
信じられない状況です。
若い方はもう聞き飽きているかもしれませんが、昔の日本の夏はこんなじゃなかった。
私が子供の頃は、エアコンなんてなかったんですから。
扇風機のみで夏を過ごしていたのです!
今思えば、どんなに過ごしやすかったことでしょう。
しかし、昭和を懐かしがっていても仕方ありません。
令和を生きる人間として、今後も続くであろう酷暑をなんとか乗り切らなければ。
「熱中症」なんていう言葉も昔はなかったわけですが、今は熱中症対策をしっかりしなければ命にかかわります。
様々な熱中症対策グッズや紫外線対策グッズが出回っていますが、今回話題になっているのが日傘です。
駅のホームで日傘を広げている方がいらっしゃるということで、
「駅のホームで日傘を差す」という行為が、物議を醸しています。
確かに今、日傘人口は増えているので、そうなるとそれなりに困った問題が出てくるということでしょうか。
駅のホームで日傘は禁止?
そもそも駅のホームで日傘を差すことは、駅で禁止されているのでしょうか?
JR東日本
●一律に禁止するなどの対応は行っていない
●駅により案内をおこなっている箇所がある
阪急電鉄
●日傘の使用を禁止はしてはいない。
●係員が危険と判断した場合は声をかけ、傘を閉じてもらっている。
駅では特に禁止されているわけではないようです。
ただJR東日本と阪急電鉄の担当者によると、
「ホーム上で日傘を使用する場合は周囲の人に接触しないように、列車通過時に風に飛ばされることがないように注意していただきたい。」
「他の人の目を突くなどの怪我や、ラッシュ時などに列が長大化し列車との接触事故につながる可能性があるので、周囲の人の迷惑にならないよう配慮して欲しい」
と、やはり注意や配慮を呼びかけていました。
駅のホームで日傘はマナー違反?
禁止ではないけれど、マナー違反だという意見は多いようです。
そもそも駅のホームで日傘を差している人を私はまだ見たことがありませんが、見たら驚いてしまうと思います。
ただそれは私が普段利用している駅というのが利用客が多くて、ホームに常に人が並んでいるから。
そんな中で日傘なんて広げられたら危険だと思うし、並ぶ時に顔に当たりそうで怖いです。
しかし例えば人があまりいなくて、かつ屋根がなくて日陰もないようなホームなら、別にかまわないと思いますけど、はたしてそんな屋根もないような駅があるのか?という気もしますが…。
世間の人は駅で日傘を差す行為について、どう思っているでしょうか?
ネットの声
●日傘をさすなら、列から外れて隅の方で待つとか、使うなとは言わないから、使う場所を選んでほしい。
●禁止でなければ自分さえ良ければいいという人、注意されても無視してる人などを見ると人間性を疑う事があります。
●わざわざ人混みの中で使用するのは流石に文句言われてもしょうがないのではないでしょうか。
●日傘は私も必需品なので持ち歩きますが、流石に駅ホームで広げる発想はありませんでした。
●要はマナーと状況の把握の問題では。
●ホームにあまり人がいない状況で列車から離れたところで待てるようなら使っても差し支えないと思う。
●日傘は手放せませんが、駅などの人混みは帽子とサングラスとアームカバーにしてます。
●日傘の人がいたら、出来る限り距離を取りますし、信号待ちの時も離れるようにしています。
●差していない人からするとすごく幅を取り邪魔なのは間違いありません。
●一般的な身長の女性が日傘をさした場合、男性の目の高さに骨組みの先端がくる。雨傘と違って日傘はさす人とささない人がいるため、距離感がかなり近くなってしまうため非常に危険
否定的な意見が多いようです。
駅のホームで日傘を差す人の言い分は?
駅で日傘を差す事について、否定的ではない意見もありました。
●じゃあ雨でも傘差さないの?
●ホームに屋根がない場合、雨の日はみんな屋根のあるところで待ってるの?
●雨傘だって同じ理由で危険。
●わたしは朝の通勤時にホームに直射日光が当たるので日傘を使用しています。風が強い日や振り返ったらすぐ後ろに人がいるような混雑している状況では使用しないようにしています。
●傘をさすのが普通の場所なら、日傘に目くじら立てる根拠は薄いと思いますね。
●傘が危険なのは雨傘でも日傘でも同じなのになんで日傘だけ問題にしてるんだろう。
●非常に申し訳ないのですが、日光過敏症にとっては1番キツイです。
「雨傘はよくて日傘はダメだというのはおかしい」という意見が大半でした。
まとめ
日傘を否定しないひとの意見では「雨傘はよくて日傘はダメだというのはおかしい」というものが多かったのですが、雨の日は傘は誰もが差すのでお互いに距離があるし、ぶつかるとしても傘同士がぶつかるので、怪我につながる危険性は低そうです。
片や日傘は、特に駅のホームなどで差す人は圧倒的少数なので、人混みの中では危険物ということになり得るし実際のところ怪我につながるおそれがあるので、日傘が槍玉に上がるということではないでしょうか。
そういう意味で、中庸的な意見で
「傘がいいか悪いかどちらかじゃなく、時と場所を考えろと思うけどね。」
というものがありました。
周囲の人に気配りしていれば、問題はないということですね。
熱中症にならないように工夫するのは大事な事ですが、公共の場所では工夫の仕方を考える必要があるということだろうと思います。