2025年に相次いで卒業を発表した、にじさんじEN所属のアイク・イーヴランド(Ike Eveland)と遠藤霊夢(Endou Reimu)。
突然の発表に驚きや困惑の声が広がり、「いったい何があったのか?」と疑問を抱くファンが続出しています。
ネット上ではアイクの“元カノスキャンダル”や、霊夢とVTuber・bariloafとのトラブルが取り沙汰されていますが、それらは断片的な情報にすぎません。
実際に、二人の卒業は個別の問題なのか?それとも、にじさんじENの内部トラブルと関係していたのか?
――この疑問にこたえるべく、事実ベースで経緯を整理し、わかりやすく解説していきます。
アイクと遠藤霊夢に何があった?卒業の背景を解説
2025年、にじさんじENに所属していたアイク・イーヴランドと遠藤霊夢が相次いで卒業を発表したことは、多くのファンにとって衝撃的な出来事でした。
しかも、二人とも公式では「個人的な事情」や「メンタルヘルス」「マネジメントとの話し合いの結果」といった、あいまいな理由しか語られておらず、納得のいかないまま卒業を迎えてしまったファンも少なくありません。
特にアイクはLuxiem(ラクシエム)のメンバーとして2021年から活動を続けており、英語圏を中心に非常に高い人気を誇っていました。
一方で霊夢はEthyria(エセリア)というユニットで2021年から活動しており、英語圏を中心に支持を集めていました。
どちらも中核メンバーとして長く活躍していただけに、卒業は「なぜこのタイミング?」という疑問を呼んだのです。
SNSやReddit、X(旧Twitter)などでは、卒業のタイミングや内容があまりにも近く、ファンの間で議論が巻き起こりました。
「アイクと遠藤霊夢の卒業には何かつながりがあるのでは?」
「裏で大きなトラブルが起きていたのでは?」
そんな憶測や推測が飛び交う状況となったのです。
では実際、二人の卒業はどのような背景で起きたのでしょうか。
続いて、アイクと霊夢それぞれにまつわる具体的なトラブルや噂について整理していきます。
アイクと遠藤霊夢の個別トラブルとは
アイクに関して最も話題となったのは、元カノとされるVTuberとの過去の関係性です。
ファンの間では、インディーVTuberとの間に過去の交際歴があったことがリークされ、その交際期間中に活動方針や契約上の問題(契約上の問題が疑われたが、公式確認なし)が取り沙汰されるようになりました。
一部では、「にじさんじEN在籍中にも恋愛関係が継続していたのでは」との疑惑が浮上。
その結果としてマネジメントとの信頼関係が崩れた可能性が示唆されています。
ただし、アイク本人や運営から明確な説明はなく、真相は不明のままです。
一方、遠藤霊夢に関しても、bariloafというインディーVTuberとのトラブルがSNS上で明らかになり、ファンを混乱させました。
Ikeを介して対立した間柄で、直接の面識はなかったとされる二人ですが、感情的な対立や恋愛的なすれ違いが表面化し、最終的にはドキシング(個人情報の晒し行為)や精神的な圧力を感じさせる投稿も見られました。
特に注目されたのは、bariloaf側から霊夢に対する暴露的な投稿が相次いだことです。
その結果、霊夢の立場が一気に悪化しました。
この件が直接の卒業理由と公式にはされていませんが、タイミングがほぼ一致していたことから、炎上を回避するための「早期の幕引き」だったのではないかと見るファンもいます。
つまり、二人ともそれぞれ異なるスキャンダルに巻き込まれていたものの、共通していたのは次の2点です。
・SNSでの暴露や告発が加熱していたこと
・マネジメントからの十分なサポートが感じられなかったこと
どちらの問題も、ファンにとっては納得のいく説明が得られなかったままの卒業という形になってしまいました。
二人の卒業はつながっているのか?
では、アイクと遠藤霊夢の卒業に共通点や関連性はあるのでしょうか。
この点については、公式からの言及は一切ありませんが、ファンコミュニティではいくつかの視点が共有されています。
共通点①:卒業時期が近い
アイクは2025年4月30日に、遠藤霊夢は同年8月17日に卒業を発表しました。
どちらもにじさんじENの「大量卒業・衰退期」に重なっており、「Luxiem」「Ethyria」など人気ユニットの崩壊が加速していた時期でもあります。
ファンの間では、時期の近さが偶然とは思えないという声も少なくありません。
共通点②:個人スキャンダル → 情報流出 → 卒業
どちらのケースも、まずSNSやRedditなどで個人トラブルが暴露されることから始まりました。
その後、議論が過熱し、最終的に「メンタルの問題」「本人の希望」で卒業という流れに至ったのです。
この構図は、同時期に卒業した他メンバー(例:Fulgur Ovid(2025年5月)、Kotoka Torahime(2025年7月))にも見られました。
共通点③:マネジメント対応への不満
2024〜2025年のにじさんじENでは、「運営がクリエイターを守らない」、「いじめやドキシングに対して放置している」という批判が噴出していました。
アイクや霊夢のケースでも、「どうしてもっと早く対処しなかったのか?」という不満の声が上がっていたのです。
これらの要素から、「アイクと遠藤霊夢の卒業は、表面上は別件だが、運営の構造的問題という点でつながっている」という見方がファンの間で有力になっています。
単なる偶然ではなく、にじさんじEN全体が抱える根本的なマネジメント問題の象徴ともいえる出来事だったのかもしれません。
まとめ
アイク・イーヴランドと遠藤霊夢の卒業は、それぞれ個別のトラブルが関係していたと見られています。
しかし共通していたのは、情報流出やスキャンダル対応の遅れ、マネジメント体制への不信感でした。
どちらもSNS上での暴露が先行し、ファンの間で混乱が広がる中、明確な説明がないまま卒業へと至りました。
その結果、「にじさんじENの内部問題」が疑われる形となり、タイミングや構造が似ていることから「根本的には同じシステムの限界から生まれた卒業」だと考える人も増えています。
VTuber界隈では、プライバシーや人間関係の問題が軽視されがちですよね。
しかし、ファンと演者の距離が近い業界だからこそ、運営の透明性と信頼性が求められるのではないでしょうか。
アイクと霊夢のような人気ライバーが、理由も曖昧なまま姿を消してしまう現状。
それはファンにとって非常に残念で、心にぽっかりと穴が空いたような感覚を残したことでしょう。
今後、二人が新しい道を歩み、再びファンとつながれる日が来ることを願いたいところです。
