アイキャッチ画像 ぞっくん 横長

Kick配信者のぞっくんさんが、大雨のなかで路上配信をしたあと、38度の高熱や血尿などの症状が出て病院を受診したことを報告しました。

 

本人によると、尿検査では多数の細菌が検出され、医師からは洪水配信で汚水に触れたことが原因で、何らかの細菌に感染した可能性が高いと説明されたとのことです。

 

ここで気になるのが、「雨や洪水で濡れただけで、そんなことになるの?」という点。

 

実は今回の話で重要なのは、空から降ってくる雨そのものではありません。

 

ぞっくんさんは配信中、冠水した路上の水たまりに頭を突っ込んでシャンプーを流していたとされています。

 

雨水と、道路にたまった冠水の水。

 

同じ大雨で生まれた水でも、この2つはまったく同じものとして考えない方がよさそうです。

 

では、何が違うのか。今回の経緯とあわせて見ていきましょう。

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ぞっくんが細菌感染した原因は冠水の水?

 

 

まず押さえておきたいのは、ぞっくんさん本人が伝えている医師からの説明です。

 

医師からは洪水配信で汚水に触れたことが原因で、何らかの細菌に感染した可能性が高いと説明されたとしています。

 

ただし、現時点の情報から特定の細菌名や感染経路まで断定できるわけではありません。

 

本人が伝えているのは、尿検査で「多数の細菌が検出された」という内容です。

 

また、新型コロナウイルスとインフルエンザの検査については陰性だったとのこと。

 

時系列を見ると、大雨のなかでの配信から約3日後となる9月10日、ぞっくんさんはXで体調不良について報告しています。

 

 

しかも、単に「ちょっと熱が出た」という程度ではありません。

 

2日ほど38度の熱が下がらず、排尿時につらさがあり、さらに力むと血尿が出たため受診したとしています。

 

大雨配信の直後に体調を崩し、尿から多数の細菌が見つかった。

 

そのうえで医師から汚水との関連を指摘されたため、本人の報告上では冠水した水との接触が有力な原因として説明されているわけですね。

 

ただ、ここだけを見ると一つ疑問が残ります。

 

「大雨の日に外へ出た人なんて、ほかにもいるのでは?」

 

その通りです。

 

今回、特に目を引いたのは「大雨のなかにいたこと」より、その水との接触の仕方でした。

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大雨配信で水たまりに頭を浸けていた

今回の経緯で、やはり気になるのが冠水した水との接触の仕方。

 

ぞっくんさんは線状降水帯による大雨の夜、冠水した路上を回る配信をしていました。

 

そのなかで視聴者からのリクエストを受け、屋外でリンスインシャンプーを使って頭を洗ったとされています。

 

ここまでは「雨をシャワー代わりにした」という話なのですが、問題はそのあと。

 

降ってくる雨だけではシャンプーの泡を十分に流せなかったため、路上にたまっていた水に頭を突っ込んで泡を流したのです。

 

この場面は視聴者によって拡散され、当時から「病気になるのでは」と心配するコメントも出ていました。

 

そして数日後、本当に高熱などの症状が出たため、あらためてこの場面が注目された形です。

 

配信としては、かなりインパクトのある光景だったのでしょう。

 

しかし、冠水した道路では「見た目はただの雨水」に見えることが厄介なんです。

 

透明に近ければ、なおさら普通の水たまりに感じてしまいますよね。

 

ところが、大雨で道路まで水があふれている状況では、その水がどこを通ってきたのか分かりません。

 

ただの水たまりに見えても、中身が雨水とは限らない。

 

今回の出来事で一番怖いのは、そこなのだと思います。

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高熱と血尿で受診、その後の体調は?

では、ぞっくんさんには実際にどのような症状が出ていたのでしょうか。

 

9月10日に報告した症状は、主に38度の高熱と排尿時の異常でした。

 

2日ほど熱が下がらない状態が続き、排尿がつらく、力むと血尿が出たため救急科を受診したとしています。

 

尿検査では多数の細菌が検出されたとのこと。

 

その後については、まず2週間ほど薬による治療を行うと本人が説明しています。

 

それで治らなかった場合には、菌が腎臓まで届いている可能性も考え、腎臓の検査をするという説明を受けたそうです。

 

一方で、「ぞっくんが入院した」という情報については少し注意が必要です。

 

今回確認できる本人報告の中心は、病院を受診して検査を受け、治療を始めたというもの。

 

入院したとまでは確認できないため、「入院した」と断定しない方が正確です。

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冠水の水はなぜ危険?雨水との違い

ここが今回の話で、ぞっくんさんを知らない人にも関係してくるポイントです。

 

空から降っている雨と、道路にたまった冠水の水は分けて考える必要があります

 

道路が冠水するほどの大雨になると、そこにあるのは雨水だけとは限りません。

 

側溝や下水などから水があふれれば、泥やゴミ、動物のふんなど、さまざまな汚れが混ざる可能性があります。

 

そのため、冠水した水には大腸菌などの細菌のほか、状況によっては感染症の原因となる病原体が含まれる可能性もあります。

 

特に避けたいのが、口や目、耳などに入ることや、傷のある皮膚で触れることです。

口はしっかりしめてても、耳や目や鼻から入ってくるだろうね

 

ぞっくんさんの場合は、水たまりへ頭を浸けてシャンプーを流しています。

 

つまり、単に靴が濡れたというレベルではなく、顔や頭部を冠水した水へ直接つける行動だったわけですね。

 

一方、空から降ってきた雨に少し濡れたからといって、今回と同じ状況になるわけではありません。

 

ここを一緒にしてしまうと、「雨の日に外へ出るのも危険なの?」という話になってしまいます。

 

怖いのは雨そのものというより、地面へ落ちたあと、何が混ざったか分からなくなった水なんです。

 

そう考えると、「冠水した道路にはむやみに入らない」という注意も、単に流される危険だけを意味しているわけではないことが分かりますね。

 

雨に濡れるだけなら大丈夫?注意したいケース

では、普通に雨に濡れただけでも同じように心配する必要があるのでしょうか。

 

通常、降っている雨に少し濡れた程度で、今回のぞっくんさんと同じような状況を心配する必要はありません。

 

注意したいのは、道路の水たまりや冠水した場所の水に直接触れるケースです。

 

特に、顔や頭を浸ける、口に入る、目や耳に入る、傷口が触れるといった行動は避けた方がいいでしょう。

 

冠水した水に触れてしまった場合は、きれいな水と石けんでよく洗うことも大切です。

 

そして、その後に発熱などの体調不良が現れた場合は、「ただの風邪だろう」と決めつけず、冠水した水に触れたことも含めて医療機関へ伝える必要があります。

 

今回のぞっくんさんの出来事は、配信者の過激な企画として見るとかなり特殊です。

 

ただ、冠水した道路を「大きな水たまり」くらいに考えてしまう感覚は、それほど特殊ではないのかもしれません。

 

見た目は水でも、その中身は分からない。

 

大雨で本当に警戒したいのは、空から落ちてくる水より、街の汚れを巻き込んだあとの水なのです。

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