2024年6月30日、陸上日本選手権女子800メートル決勝で、
初出場の久保凛(くぼ りん)選手が優勝しました。
久保凛選手はまだ16歳の高校生。
日本トップレベルの選手たちを大きく引き離した最後の走り込みには驚かされました。
まだまだこれから選手として成長するでしょうから、無限の可能性を感じますね。
この久保凛選手、ピンクのユニフォームが似合っていてとてもかわいいのですが、
そんじょそこらの女子とは違います。
まず、お腹や体全体の筋肉が半端ないんです。
スポーツやってるんだから当たり前…?
とはいえ、まだ16歳の女子。
少し前まで中学生だったんですよね。
いったいどんなトレーニングをしたらあんな風に出来上がった体になるのでしょうか?
久保凛の腹筋がバキバキに割れていてすごい
こちらは今から約10ヶ月前の、2023年8月27日に行われた
「日韓中ジュニア交流競技会」の女子800メートルで勝利した時の久保凛選手。
どうでしょう、この見事にバキバキに割れた腹筋。
男性のこのように割れた腹筋はよく見るような気がしますが、
女性のはあまり見たことはありません。
女性の場合、もともと男性と比べて脂肪が多く、筋肉量が少ないので
ここまで絞り込むのはかなり努力しなければいけないんだと思います。
そして久保凛選手は腹筋だけではなく、
腕も細いながらもしっかり筋肉がついていて
体全体がギュッと引き締まってかっこいいんですよね!
普通の女性にはここまでは無理だとしても、少しでも近づくことは可能なんでしょうか?
腹筋を割るためのトレーニング法は?
久保凛さんはサッカー日本代表、久保建英(くぼ たけふさ)選手のいとこだということですが、
凛選手自身も小学校時代は6年間、サッカーに打ち込んでいたようです。
そして中学生で本格的に陸上を始めたということなので、
幼い頃から常にスポーツに打ち込んでいたという背景があるわけですね。
つまり久保凛さんのバキバキに割れている腹筋というのは
一朝一夕にできたものではなく、
成長過程において常に体を動かしていた生活がベースになっているということでしょう。
一般的なトレーニング法
一般的に筋肉量が少ない女性が腹筋を割るためには、
まずは最優先事項として、「お腹周りの脂肪を落とすこと」です。
まあ当たり前のことですね。
ただこれがまず一番難しいのではないでしょうか…。
あとはそれに加えて、
- 筋トレを正しく行う
- 食事管理を行う
- 十分な睡眠をとる
この3つが必要条件のようです。
言うのは簡単ですが、筋トレっていうのはかなりハードな練習量だと予想されます。
脂肪率の落とし過ぎは危険
久保凛さんのようにくっきりと割れたいわゆる「シックスパック」と呼ばれる腹筋になるためには、
体脂肪率10%以下が目安とされています。
しかし成人女性の体脂肪率の標準値は20~29%で、
10%以下まで落とすと体を壊す可能性があり危険とも言われています。
筋トレだけでなく食事やそのほかの運動とうまく組み合わせることが重要なようです。
素人には難しそうなので、もし本気で腹筋を割りたいと思ったらプロのトレーナーなどについてもらった方がいいような気がします。
もっとも、自分一人で体を壊すまでトレーニング出来るかというと、
普通の人間にはそんなしんどいことは出来ないと思いますが…。
まとめ
久保凛選手のバキバキの腹筋やスリムでスレンダーな体はかっこよくて憧れますが、
あそこまでに到達するのはきちんと管理されたトレーニングと生活習慣があってのことです。
実際に久保凛さんはオフの日は休養を優先しているそうです。
「睡眠時間を多く取るっていうことを意識していて、
とにかく体を休めるっていう部分を意識している」
といい、家族と過ごし自宅で体を休めることが多いそうです。
日頃は激しいトレーニングをしているからこそ、
しっかり体を休めることを意識しているんですね。
バキバキに割れている腹筋はアスリートだからこそ。
普通の生活を送っている人にとっては、ハードルは限りなく高いようです。