参院選の真っ只中、山尾しおりの“ある投稿”が大きな波紋を広げています。
「小5男子が女性天皇と選択的夫婦別姓を即答した」と語ったエピソード。
SNSでは「嘘っぽい」「話を盛ってる」と疑う声が噴出し、大炎上に発展しました。
なぜここまで反発を招いたのか?
この記事では、その投稿の内容から炎上理由、選挙への影響までを徹底解説します。
山尾しおりの「小5男子」発言とは?
2025年7月8日、山尾しおりがX(旧Twitter)に投稿した一言が、政界にもネットにも衝撃を走らせました。
彼女が書いたのは「三鷹駅で小5男子が来てくれて、政治家に何をやってほしいか聞いたら『女性天皇と選択的夫婦別姓』と即答された」という内容。
投稿には、街頭演説の様子を写した写真も添えられていました。
この内容にすぐさま「それ、本当にあった話?」というツッコミが殺到。
「小学生が即答でそんな発言するのは不自然すぎる」という批判が噴出しました。
山尾が強く主張している「女性天皇の容認」や「選択的夫婦別姓」は、現状でも国会内で賛否が大きく分かれる敏感なテーマです。
それを小学生が“即答”で口にしたという点が、多くの人にとって「嘘っぽい」「やらせっぽい」と映ってしまったわけです。
本人は投稿後に特に補足や釈明をしていないため、疑念がさらに膨らんでいきました。
なぜX投稿が「嘘くさい」と炎上したのか?
炎上の火種となったのは、「内容の不自然さ」と「過去の炎上歴」が重なったことでした。
まず最初に問題視されたのは、「小5男子が“女性天皇と選択的夫婦別姓”を即答」という点です。
この2つの言葉、政治に関心がある大人ですら理解が分かれるテーマです。
それを10〜11歳の小学生が一言で言い当てるとは……にわかに信じがたい。
実際、Xでは教育関係者や保護者から「小5男子にその語彙力はない」「子どもを政治利用するな」といった怒りの声が多く上がりました。
中には「“マックの女子高生”や“通りすがりのドイツ人”シリーズの仲間入りだな」と揶揄する投稿まで。
さらにこの発言が選挙期間中の投稿であったことも、疑惑を深める要因となりました。
つまり、話題性のある「子どもの声」を使って、自分の主張を補強しようとしたのではないか?という見方です。
そしてもうひとつ。 山尾しおりという人物が、過去にも“疑惑”や“炎上”で世間を騒がせてきたことが、今回の信用度を大きく下げています。
代表的なのが、2017年に報じられた不倫スキャンダル。
当時、倉持麟太郎弁護士との「W不倫」が報道され、相手の元妻がその後に自死したことで、山尾の対応に大きな非難が集中しました。
その時の印象が、今でも一部有権者に根強く残っています。
結果として、今回の小5男子エピソードも「また作り話か?」「政治利用だろ?」と受け止められてしまったのです。
ネットの声
ネットの声をまとめました。
トレンドにある三鷹駅の小5男子の件だけど、一つ疑問なんだがポストの時間的に小学校はどうしたんだ…❓ https://t.co/Jugp9vj4js pic.twitter.com/NHDrfmHqK8
— 猫ゲーマー (@fate565) July 9, 2025
くそ暑いのに長袖のネルシャツ着た小5男子がそんなこと言ったのか。
三鷹は変な街だなあ〜🌀😇 pic.twitter.com/tQnDMYW4Ez— 6号車 (@kwt_cub6) July 9, 2025
小5男子、がっつり興味なさそうだし動画版ではカットしてて草wwwwwpic.twitter.com/K37nipziQH https://t.co/P2m23QBLDB
— ロアネア@最多情報源バズニュース (@roaneatan) July 9, 2025
山尾しおりの小5男子の件、そういう特殊な子供が本当に来たのだとしても嘘くさすぎるからツイートしない方がいいやつだと思う
— 元11才 (@motoeleven) July 9, 2025
一応動画があって、小学生の背後・上から視点で小学生の髪型とランドセルが見えているから小5男子は嘘ではないと思う。まぁただ平日のこの時間に駅にいる事が不自然で普通に警察に補導される案件なのを踏まえると、恐らく支援者のお子さん(父母がいるから補導されない)ってのが妥当な推測やね。
— 市松α (@horyl7717) July 9, 2025
たとえ「本当に言った」としても、殆どの人は100%ヤラセと判断する。
この発信が自身に圧倒的マイナス影響を与えるって判断出来ない人間に政治家なんて任せられるか https://t.co/AYmpR9wj3G
— エターナル総書記 (@kelog21) July 9, 2025
炎上が選挙に与える影響は?
この投稿による炎上は、山尾しおりの信頼性にさらに大きなダメージを与えています。
2025年の参院選で、彼女は国民民主党から比例区で出馬予定でしたが、5月の「女系天皇発言」が党の方針と衝突。
結果、公認が取り消され、現在は無所属として東京選挙区からの出馬を強いられています。
そこへ今回の炎上です。
「またか」「話題作り優先」「炎上狙いなのでは?」といった冷めた声が、保守系だけでなく無党派層からも聞こえてきます。
とくに参政党や維新など、「保守」を前面に押し出している勢力からすれば、山尾の主張は完全に“対立軸”。
また、党派を超えた女性支持層からも、「やってることが逆に女性の信用を損ねる」と厳しい意見が上がる始末。
選挙戦の終盤でこの騒動がどう響くか──。
投票先をまだ決めかねている無党派層や、子育て世代の女性票に影響を与える可能性は十分にあります。
炎上をきっかけに“注目を集める”という戦略は、いまや逆効果にもなりかねない。
信頼を取り戻すには、ただのスローガンではなく、誠実な説明と実績が問われる時代に入っているのかもしれません。