長野駅前で3人を死傷させた犯人が逮捕されました。
矢口雄資(やぐち ゆうすけ)容疑者(46歳)。
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通り魔のような犯行で3人を刃物で次々に襲い、長野市の49歳の男性会社員が死亡したほか、37歳の男性と46歳の女性が重軽傷を負いました。
犯行動機はわかっていません。
本人は黙秘しているようです。
けがをした二人が「男とは面識がない」と話していることから、無差別殺人のようです。
突然に人の命を奪った悪魔のような人物ですが、一体どんな背景の人物なのでしょうか。
家族構成や学生時代を調べてみました。
矢口雄資の家族構成は?
矢口雄資容疑者は無職で独身の一人暮らしでした。
住まいは長野市のワンルームマンションです。
46歳で無職でどうやって生活していたのか謎です。
矢口容疑者の生い立ちは?
矢口容疑者の親について
・母親は矢口容疑者が小学校に上がる前に乳がんで亡くなる
・父親は長野市内で時計屋を営む。
再婚せず、男手一つで矢口容疑者含む兄弟3人を育てる。
母親がいないのは寂しかったでしょうが、男手一つで子供を育てた父親は立派だと思いますが…。
矢口雄資はイケメンで成績優秀だった?
矢口容疑者はどんな子供だったのでしょうか?
小学校の卒業文集には
・「勉強をとくにがんばりたい」
・好きな言葉は「ベリーグッド」
・欲しいものは「やさしい心」
・将来の夢は「教師」
とつづっていたそうです。
矢口容疑者の中学・高校の同級生の証言によると矢口容疑者は学校の成績は中の上。
明るい性格で中学時代はバスケットボール部に入っていたそうです。
高校は進学校の長野吉田高校に進みました。
「悪いことをするようなやつでは全くなかった。
記憶では。
そういう意味では、ものすごく驚いている。
とがった性格でもないし高圧的な感じでもないし、人当たりも全然悪くない、どっちかというと、さわやかなタイプ」
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高校時代は性格も社交的で温厚で、さわやかな青年だったようです。
高校の卒業アルバムに写る矢口容疑者は確かにイケメンだし好感が持てる雰囲気です。
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ピースサインで笑顔で写真に写っている矢口容疑者。
「どっちかというと、さわやかなタイプ」という高校の同級生の話も納得です。
この優しげな若者がやがて通り魔的な犯行を行って人の命を奪ってしまうなど、誰が想像したでしょうか。
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こちらが事件後に全国に報道された矢口容疑者の現在の画像です。
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現在46歳だということですが、ずいぶん疲れて老け込んでいるように見えます。
学生時代の明るい雰囲気は影も形もないようです。
元同級生は、「今回の事件を起こした人物だとは、今でも信じられません」と言っています。
高校を卒業してからは…
高校を卒業してからは大学に進み、IT系の会社に就職したという情報もありますが、会社名など詳しいことはわかっていません。
現在は無職ということなので、いつ頃かはわかりませんが会社は辞めてしまったのでしょう。
学生時代は普通の好青年だったらしい矢口容疑者、卒業してから彼の運命を大きくネガティブに変えるような出来事が何かあったのでしょうか。
しかし何かあったとしても、無差別殺人を行うような出来事など想像できません。
矢口容疑者は黙秘を続けているようですが、このままでは亡くなった方も浮かばれません。
早期の動機の解明が待たれます。
※追記
近所の人の話では、矢口容疑者はいつも作業着を着ていたようです。
「いつも作業着を着ているから、どこか工場でも勤めているのかなと思って。
ねずみ色っぽい作業着を上下着ていました、毎日同じ格好で。」
矢口容疑者は無職だということなので、ただ動きやすいという理由で作業着を着ていたのでしょうか?
事件の直前には、ちょっとした警察沙汰もあったようです。
「今年の1月2日、22時ごろ、矢口容疑者らしき人物がマンションのほうから歩きながら、誰かを大声で罵るような言葉を叫んでいたんです。
ある人の家の前で『警察? 呼べるもんなら呼んでみろ!』というようなことを叫んでいました。
案の定、警察がパトカーで駆けつけていましたが……。
お正月の三が日で静まり返っていたので、その時は矢口容疑者の声が周囲に響きわたっていた。
近所でも『矢口さんは怖いね』というくらいには噂になっていました」
そして矢口容疑者の自宅は、電気や水が使えない状態だったようです。
生活保護を受けていたという情報もありますが、支払いが滞っていたのでしょうか?
電気や水はライフラインなのでそれが使えないとなるともう生きていけません。
そんな荒んだ生活で孤独や絶望感に苛まされ、事件を起こしてしまったのか…。
もともとはさわやかで陽キャなイケメンだったという矢口容疑者。
46歳という年齢からでも、気持ち一つで人生を切り開くことだって可能だったはずなのに精神も病んでしまっていたのでしょうか。
最悪な人生に自分で自分を追い込み、関係のない他人の健康や命まで奪ってしまうなんて、かける言葉もありません。