新しいSwitch2が届いたとき、まず考えるのが「データの引き継ぎ」。
でも、「あつ森(あつまれ どうぶつの森)だけは前の本体に残したい」という声、実はかなり多いんです。
通常のデータ移行とは異なるため、誤って全部移してしまうと後戻りできない場合も。
この記事では、他のゲームデータを新しい本体に移行しつつ、あつ森のデータだけを旧本体に残す方法と、その際に注意すべき落とし穴を詳しく解説します。
目次
あつ森のデータを残せるの?基本の考え方
結論から言うと、あつ森のデータだけを旧Switchに残し、他のゲームやユーザーデータをSwitch2へ移すことは可能です。
ただし「ユーザーごとに移行する」任天堂の仕様をよく理解しておかないと、あつ森も含めてすべて移ってしまうリスクがあります。
なぜなら、あつ森のセーブデータは「本体保存専用」でクラウドにも対応していない(※2025年6月現在)特殊な管理がされているからです。
あつ森だけ特別なワケと失敗しやすい落とし穴
多くのSwitchソフトは「セーブデータお預かり」に対応しており、ニンテンドーアカウントと紐づいてクラウド保存が可能です。
ところが、あつ森だけは“島全体”という形でセーブデータが管理されており、
複数ユーザーのプレイが一つの島に集約されているため、従来のクラウド方式では整合性が取れません。
また、1つの本体に1つの島という仕様も相まって、通常の引っ越し手順とは異なる「島ごと引っ越しツール」などが用意されています。
よくある失敗例として、「ユーザー引っ越し」であつ森の島まで新本体に移してしまうケースがあります。
この誤操作はかなり多く、任天堂サポートでも「一度移したデータは元に戻せない」と明記されています。
あつ森を残しつつ他データを移行する手順
あつ森を残しつつ他のデータを移行する手順は以下の通りです。
1.旧SwitchでNintendo Switch Onlineに加入しておく
(あつ森以外のデータはクラウド対応が前提)
2.あつ森の島があるユーザーは「引っ越し」させずに旧本体に残す
3.他のユーザーやデータのみを選択して新Switch2に移行
4.新本体でログイン後、必要に応じてソフトを再ダウンロード&セーブデータ復元
※あつ森のセーブデータは島単位で管理されており、本体に強く結びついているため
あえて「引っ越しツール」を使わないのがポイントです。
移行後にやるべき確認と安心のチェックポイント
新本体でソフトを起動した際、「あつ森がない」「セーブデータが見つからない」といった状態であれば成功です。
逆に、新本体でも島が表示されてしまった場合、誤って移行されてしまった可能性があります。
また、旧本体で引き続きあつ森をプレイする場合は、
「ユーザーが残っているか」「インターネット接続設定が有効か」「Nintendo Switch Onlineが継続されているか」などを確認しておきましょう。
慎重な手順でSwitch2生活を安心スタート
あつ森だけを旧本体に残したい場合、「ユーザー単位の引っ越しではなく、対象を分けて操作する」意識が何より重要です。
ややこしく感じるかもしれませんが、要点を整理しておけば落ち着いて操作できます。
一度移してしまうと戻せないというプレッシャーもあるかもしれませんが、この記事を参考に手順を確認しながら進めれば、十分に対応可能です。
Switch2という新しい楽しみに備えつつ、旧本体でのあつ森生活も継続できるよう、慎重に準備を進めてみてください。