2023年12月に73歳で亡くなった演歌の女王・八代亜紀さん。
彼女の追悼アルバムに若かりし頃の全裸写真が特典として封入されると発表され、ファンや関係者から大バッシングが巻き起こっています。
この衝撃的な企画を進めるのが、「ニューセンチュリーレコード」の代表・早川寛氏。
この早川寛氏って一体何者なんでしょうか?
実は過去に女性タレントから提訴されていたという驚くべき経歴も浮上しています。
今回は渦中の早川寛氏の人となりを含め、この騒動の裏側を徹底的に掘り下げてみます。
目次
八代亜紀の私的写真騒動とは
事の発端は2025年3月13日に発売された『女性セブン』が報じた記事。
九州を拠点とするレコード会社「ニューセンチュリーレコード」が、八代亜紀さんのベストアルバム『忘れないでね』(4月下旬発売予定、税込3700円)をリリースすると発表。
その特典として、撮影された八代さんの私的写真を封入すると大々的に宣伝したんです。
同社のHPでは「八代亜紀の初めてのヌード写真です」と派手にアピール。
ニューセンチュリーレコード(株)ホームページ
お宝として 八代亜紀が24~25歳の時に同棲していたT社のNディレクターによってポラロイドカメラで撮影されたフルヌード写真2枚が掲載されています
八代亜紀の初めてのヌード写真です




これに対しネット上では「デリカシーがなさ過ぎる」「故人の尊厳を冒涜する行為だ」と怒りの声が殺到。
八代さんの遺族や元所属事務所も「許諾していない」と反発し、プライバシー侵害や肖像権の問題として波紋が広がっています。
そんな中、注目を集めているのが、この企画を主導する早川寛氏の存在です。
早川寛とは何者なのか
早川寛氏について調べてみましたが、年齢や顔画像などは見つからず、情報はほとんどありませんでした。
名前:早川寛
年齢:不明
職業:ニューセンチュリーレコード株式会社代表
今回の騒動の中心にいる早川氏。
彼がなぜ八代亜紀さんの超プライベートなヌード写真を所有しているのかがそもそも謎なんですが、それをCDの特典にするなどという暴挙に出たのはなぜなのでしょうか?
早川寛の決断の理由
八代亜紀さんのヌード写真をCDの特典にした理由を、早川氏本人は以下のように述べています。
「私が写真を封入したCDを発売するに至ったのは、
亜紀の所属事務所であった元『ミリオン企画』社長の大野誠が許せないからです。
大野は亜紀が亡くなったことを利用して、新会社を立ち上げ、彼女の絵や楽曲の権利を全部、新会社に移している。
“戦争の弾”として、こちらは亜紀のヌード写真しかないから、その弾を使うだけのことですよ!!
(中略)
私のこの行動を止めさせるには、ウチの権利、いろんなもの全部買い取ってくれってだけのことですよ」
週刊女性PRIMEは『独自の理論を展開』という風に書いていましたが、なんだか『何を言ってるのかよくわからない』という感じです。



とりあえず早川氏の頭の中では「戦争」が始まってるようです。
しかしミリオン企画社長の大野誠氏の返事は
ということでした。

ちなみに八代亜紀さんがこの早川氏率いるセンチュリーレコード(現ニューセンチュリーレコード)と契約していたのは1982年~1985年の3年間だけのようです。
早川寛は過去に女性タレントから訴えられていた
実は早川寛氏の名前が注目されるのは今回が初めてではないのです。
20年以上前のこと、彼は所属していた女性タレント3人から「売春を強要された」として裁判沙汰に発展した過去を持っています。
裁判の結果
→裁判所はニューセンチュリーレコード側に約300万円の支払いを命じる判決を下す
早川氏はCDの発売には金が必要だと多額の金銭を支払わせたり、発売したCDの半数を買い取りさせるなど、タレントたちを食い物にしていたそうです。
これらの事件は早川氏の倫理観や経営姿勢に疑問を投げかけるもので、当時も大きな話題となりました。
ネットの声
この騒動に対し、ネット上では怒りと悲しみの声が広がっています。
ニューセンチュリーレコードのインスタの投稿、一会社とは思えない文言だな…
所有権を持ってるって、それ撮った男から買っただけで八代亜紀さんの許可とってないんでしょ…?
さすがにないよ。本当に
人の道から完全に外れている
許しちゃダメ、ふざけんな
絶対に発売されませんように
発売中止にしないといけない
八代亜紀さんは歌声で魅了してきた方です
ヌードなんか必要ありません
写真封入のCD発売は中止になるか
批判が殺到している八代亜紀さんのヌード写真封入のCDですが、このまま発売禁止ということもあり得るでしょうか?
八代さんの遺族は代理人弁護士を通じて、CD発売の中止を要請する通知書を郵送したそうです。
しかし弁護士の話によると、「肖像権」というのは亡くなったら消滅するので、八代亜紀さんの肖像権はない状態。
なので発売の差し止めは難しいとか…。
早川寛の宣言
早川寛氏はインスタグラムで「発売中止などは行わない」と宣言しています。
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商品の発売中止などは行いません。
告知通りに商品を発売して行きます。
また当社は問題と成っている写真などすべての所有権を有しており
売買契約書もございますので悪質な投稿者も同時に司法の手に委ねているのが現状です。
全ての権利が当社にある以上 どこのどなたのイヤガラセを受けようとも受けて立つ所存ですし
問題の写真類一式を買い取って頂ければお譲りする方針です。
ここに通知します。
こそこそしないで堂々と交渉されればと存じます。
『問題の写真類一式を買い取って頂ければお譲りする方針です』
と最後に書いています。
つまり誰かがヌード写真などを買い取るのなら譲る=CDには付けないってことでしょうか??



まとめ
八代亜紀さんのヌード写真をめぐる騒動は、故人の尊厳を無視した前代未聞の出来事として多くの人々に衝撃を与えました。
張本人の早川寛氏は過去に女性タレント達から提訴されるなど、物議を醸してきた人物でした。
彼の「写真は戦争の弾」という発言は八代さんのヌード写真を道具として利用する姿勢を露呈しており、CD発売日まで批判が収まる気配はありません。
このアルバムは果たして本当に発売されるのでしょうか?
今後の展開に注目が集まりますが、八代亜紀さんの名誉と遺志が守られることを願うばかりです。