アイキャッチ画像 SS義塾

 

「塾が突然消えた」「連絡がまったく取れない」

 

——2025年12月、オンライン塾「SS義塾」に関する不穏な報告がSNSや掲示板を中心に相次いでいます。

 

特に注目を集めているのが、代表の連絡先住所が京都市内のラーメン店と一致していたという情報。

 

さらに、授業料の返金対応がないままサービス停止状態に陥っているとの声も多く、事態は深刻です。

 

この記事では、SS義塾の現在の状況から、噂の真相、返金問題、そして代表者の背景まで、現時点で判明している内容をもとに詳しく解説します。

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SS義塾が倒産したって本当?

2025年12月現在、SS義塾からの公式な倒産発表は確認されていません。

しかし、実態はそれに近い状態にあると見られています。

 

12月上旬から、受講生や保護者が「塾に連絡がつかない」「授業が突然停止した」「返金もない」とSNSで報告を投稿。

 

さらに電話は「この番号は使われていません」というアナウンスが流れ、公式サイトはアクセス可能だが、最新のお知らせが不足している状態です。

 

 

12月11日には、運営会社である「株式会社日本進学教育研究所」がプレスリリースを出し、代表者による「責任者直通ホットライン」の設置を発表しました。

 

しかし、それ以降も「連絡がつかない」「既読無視される」「LINEで一方的な連絡が来ただけ」といった声が続出。

 

 

実際にホットラインを通じて解決したという報告は、現在のところ見当たりません。

 

表向きは廃業していないものの、実質的には運営停止状態である可能性が高く、現場は混乱しています。

 

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SS義塾はラーメン店が運営していた?

「SS義塾は塾業界の素人、ラーメン屋が運営していた」という話がSNSで急速に拡散しています。

 

この噂の出所は、プレスリリース内に記載されていた代表者の連絡先にあります。

 

代表・苗田岳史氏の住所のひとつが、京都市内のラーメン店と一致していたことから、「ラーメン屋が塾を運営していたのでは?」という疑念が広がりました。

 

SS義塾 ラーメン店

https://newscast.jp/smart/news/7949038

 

 

プレスリリースで参考URLとして食べログのラーメン店ページが記載されており、代表の住所の一つと一致していますが、直接的な運営関与は不明です。

 

ただし、SS義塾自体は2014年に設立された総合型選抜(旧AO入試)専門のオンライン塾で、運営には大学教員や入試専門家も関わっていたとされており、「素人ラーメン屋が片手間に運営していた」という表現は正確とは言えません。

 

つまり、「ラーメン店も経営していた代表が、教育事業も展開していた」が正しい見方です。

 

ただ、その事実が今回の不信感や運営実態の疑問に繋がっているのは否定できません。

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SS義塾の返金対応は?

受講生の多くは授業料を前払いで支払っており、「授業が受けられないのに返金されない」という深刻な問題に直面しています。

 

SNSでは、

「10万円以上支払ったのに、何の連絡もなし」

「LINEで“裁判関連書類に準ずる形で返金対応する”と一方的に送られてきた」

「既読はつくのに、返事が一切こない」

 

といった証言が多く寄せられており、消費者被害の典型例に発展する可能性があります。

 

返金がスムーズに進んだという確実な報告は、現時点で見つかっていません。

 

このような状況に対し、以下のような対応が推奨されています:

 

・消費者生活センター(188)への相談

・警察への届出(詐欺の可能性あり)

・弁護士または司法書士への相談(クーリングオフ・契約解除など)

・他の被害者との情報共有(Xの#SS義塾音信不通など)

 

特に授業料が高額だった方は、早急に証拠(契約書、振込明細、LINEの画面など)を確保しておくことが重要です。

 

代表の苗田岳史氏とは?

代表を務める苗田岳史(なえだ たけし)氏は、「HDグループCEO」としてプレスリリースに登場しています。

 

今回の件で公開された連絡先情報によると、苗田氏には以下のような特徴があります。

・京都府内に2つの拠点(うち1つがラーメン店の住所と一致)

・連絡先メール:nodamage.no.dame@gmail.com(ビジネス用途にしては異例)

・「代表責任者として全て対応する」としてホットラインを開設

 

SNSや法人登記情報からは、これまでの公開情報からは、教育事業専門の詳細な経歴が限定的です。

 

事業家として複数のビジネスを掛け持ちしていたと見られています。

 

また、「総事業責任者」として名前が出ている佐藤大貴氏も、連絡先に個人携帯や「ラクスル」のメールアドレスが使われている点から、やや不自然な印象を受ける人が多いようです。

 

全体的に、事業運営の透明性に疑問が残る状態であることは否めません。

 

まとめ

SS義塾は、これまで総合型選抜や推薦入試に特化したオンライン塾として多くの生徒を指導してきたとされています。

 

しかし、2025年12月時点での運営実態は不透明であり、サービス停止、連絡不能、返金対応なしという深刻な問題が広がっています。

 

「ラーメン屋が運営していたのでは?」という噂も、プレスリリースに記載された情報から一部事実に基づくもので、信頼性や誠実性が問われているのが現状です。

 

今後の展開次第では、法的トラブルや集団訴訟に発展する可能性もあり、動向を注視する必要があります。

 

受講者・保護者の方は、被害を最小限に抑えるための行動を早めにとることが求められます。

また、信頼できる第三者機関や弁護士への相談を強くおすすめします。

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