Yahoo!フリマやヤフオクで「本人確認が必要」とURL付きのメッセージが届いたら要注意。
それ、Yahooを装ったフィッシング詐欺の可能性が非常に高いです。
本記事では見分け方と対処法をわかりやすく解説します。
Yahoo質問欄の本人確認メッセージは詐欺？
Yahoo!フリマやヤフオクの商品ページの質問欄に、「Yahooサポートからの本人確認が必要」といった文言とともに、URLが貼られたメッセージが届く事例が増えています。
結論から言うと、これはフィッシング詐欺の可能性が極めて高いです。
Yahoo! JAPANの公式サポートが、個人間の質問欄を通じて突然URLを送り、個人情報を要求することは一切ありません。
このようなメッセージはすぐに削除し、絶対にリンクをクリックしないようにしてください。
フィッシング詐欺の特徴と見分け方
こうしたメッセージは、見た目こそ丁寧で公式っぽい表現が使われていますが、以下の特徴があります。
・差出人が「カスタマーサポート」や「Yahoo運営」などを装っている
・「本人確認が必要」と不安をあおる内容
・URLが記載されており、クリックを促す
・リンク先がYahoo風のデザインになっているが、URLが異なる
実際には、偽のログイン画面（フィッシングサイト）へ誘導され、Yahoo ID、パスワード、口座情報などを入力させようとします。
特に最近は、正規サイトを模した精巧な偽ページが使われており、注意が必要です。
安全に確認するための正しい対処法
このようなメッセージが届いた場合、まず以下の行動を取ってください。
・メッセージを無視して削除
・スクリーンショットで証拠を保存（通報時に役立つ）
・メッセージ内のリンクは絶対にクリックしない
・自分のアカウントに異常がないか確認する
（公式アプリやブックマークからアクセス）
さらに、Yahooアカウントのパスワード変更や、二段階認証の設定も推奨されます。
こうした対策を行うことで、不正アクセスや情報漏洩を防ぐことができます。
被害に遭った場合の緊急対応は？
もし、URLをクリックして情報を入力してしまった場合、すぐに対応が必要です。
1. Yahoo公式サポートへ連絡
→ https://support.yahoo-net.jp/
より、
不正アクセスやパスワード変更について相談。
2. 金融機関に連絡
→ クレジットカードや銀行口座を入力してしまった場合は、すぐに該当の金融機関に連絡し、口座凍結や利用停止の手続きを。
3. 通報・相談
・フィッシング対策協議会：
https://www.antiphishing.jp/
にURLを報告
・警察のサイバー犯罪相談窓口：#9110
特に早期対応が被害拡大の防止につながります。
まとめ
Yahoo!の質問欄に「本人確認が必要」としてURLが送られてくるメッセージは、フィッシング詐欺である可能性が非常に高いです。
Yahoo公式がこうした経路でURLを送ることはなく、必ずアプリや公式ページで通知されます。
怪しいと感じたら、リンクはクリックせず、必ず自分で公式サイトから確認してください。
不審なメッセージを見かけた場合は、すぐに通報・削除を。
あなたのアカウントと個人情報を守るため、冷静かつ迅速な対応が大切です。
