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2025年6月、現職の大臣・三原じゅん子氏が、国会審議中に抜け出して訪れた先が美容整形クリニックだった――そんな驚きの報道が話題になっています。
国会では「禁足指示」が出ていた最中。
しかも、三原氏は参議院財政金融委員会の委員。
そんな重要なタイミングで、なぜ?どこへ?何をしに?
この記事では、三原じゅん子氏が訪れた美容整形クリニックの場所や、過去の施術歴から推測される可能性の高い施術内容、そして今回の外出がなぜ大きな波紋を呼んだのかをわかりやすく解説します。
公務かプライベートか――
世間の視線が厳しくなる中、その背景を探っていきましょう。
三原じゅん子の外出騒動とは
2025年6月21日、土曜日。
国会では、ガソリン税の暫定税率を巡る重要な審議が行われていました。
異例の土曜審議ということもあり、与党議員には“禁足”が発令され、国会周辺で待機するよう指示が出ていたんです。
そんな中、問題になったのが三原じゅん子参議院議員の“外出”です。
彼女はこども家庭庁を所管する現職の内閣府特命担当大臣。
しかも審議中の委員会(財政金融委員会)のメンバーでもありました。
にもかかわらず、その日の13時少し前に国会を離れ、西新宿へ向かった。
(議員バッジを着けて移動していたと報じられている。)
Xの投稿では、「国会中に整形?信じられない」「税金で美容整形かよ…」といった批判が殺到。
この件はすぐに大きなニュースとなり、SNSでもトレンド入りしました。
三原氏の事務所は「質疑は終わっていた」「事務局の許可を得ていた」と主張しています。
しかし、委員会は休憩中でしたが、審議は継続していたため与党内からも「軽率だ」「モラルに欠ける」との声が上がっているようです。
それでは、そんな注目の外出先とはいったいどこだったのでしょうか?
美容整形クリニックはどこ?
報道によると、三原じゅん子氏が向かった先は――
「湘南美容クリニック 西新宿院」でした。
スタログ
東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワー24F
新宿のオフィス街にある、国内最大手の美容外科チェーンです。
デイリー新潮
運営するのは、美容医療大手のSBCメディカルグループ。
高い知名度を誇るボトックス、HIFU、ウルトラリフトなど、アンチエイジング系の施術メニューも充実しています。
実際に三原氏が訪れたのは、午後1時少し前。
約3時間滞在したと報じられています。
議員バッジをつけ、スマホを手にしていたという報道もあり、「何かあればすぐ連絡が取れるようにしていた」とのこと。
ですが、美容医療の施術中に即座に対応できるかというと…正直、難しいのではないでしょうか。
一部Xでは、
「施術中に連絡取れるって、そんな軽いもんじゃないでしょ」
「3時間の施術って、けっこうガチじゃない?」
といった、疑問とツッコミの声が上がっていました。
ちなみに「高須クリニックだった」との誤情報も一部で拡散されましたが、報道各社は一貫して「湘南美容クリニック西新宿院」と明言しています。
この点は誤解のないようにしたいところです。
12万円の施術内容とクリニックとの関係
では、三原じゅん子氏は一体どんな施術を受けていたのでしょうか?
残念ながら、今回の施術内容については明言されていません。
しかし、報道や過去の情報から、ある程度の推測は可能です。
というのも、三原氏は2008年にも同クリニックで美容施術を受けており、その内容をブログで公開しています。
当時受けたのは、ボトックス注射・ギャラクシーレーザー・ヒアルロン酸注射などのアンチエイジング系施術でした。
このときの施術費用は約12万円。
大がかりな整形ではなく、“若返り目的のメンテナンス”だったとされています。
そして今回も、施術時間が約3時間であることやクリニックの特徴をふまえると、
「サーマクールやHIFU、ウルトラリフトなど、メスを使わないリフトアップ系の施術が推測される」と報道されています。
いずれも人気の高いメニューで、ダウンタイムが少ないのが特徴。
芸能人や人前に出る仕事の人には特に支持されている施術です。
ただ、2008年といえば17年前。
2008年には12万円でも、2025年現在はもっと高額になる可能性が高いと思われます。
クリニックとの関係
実は三原氏、SBCメディカルグループの相川佳之CEOとは20年来の知人関係。
女優時代からのつながりがあり、2000年代には広告塔的な役割を担っていました。
政治家として活動を始めた後も、「働く女性とアンチエイジング」をテーマに、対談企画などに登場。
ある意味、湘南美容クリニックとの関係は“長年の付き合い”ということになります。
もちろん、美容医療を受けること自体に問題はありません。
ただ、「それをなぜ国会の最中に?」「禁足中に3時間も?」という点が、ここまで騒がれている理由でもあるのです。
公人としてのタイミングやモラルが問われている――
今回の件は、まさにその象徴なのかもしれません。