VTuber・一条莉々華さんと、キャラクターデザインを担当した絵師・なかむら氏の間にトラブルが起こったようです。

 

なかむら氏が投稿削除・謝罪に至るという一連の流れが注目を集めています。

 

この記事では、過去の経緯やSNSでの発言をもとに、両者の間に起きた“すれ違い”の背景を解説します。

スポンサーリンク

一条莉々華となかむら氏に何があった?

2025年9月末、一条莉々華さんと絵師・なかむら氏の関係に異変が起きたことが、ファンの間で大きな話題となりました。

 

きっかけは、一条莉々華さんがAI生成によるファンアートをXでリポストしたこと。

 

それに対し、キャラクターデザインを手がけたなかむら氏が曖昧ながらも意味深な投稿を行ったのです。

 

そしてその後、なかむら氏は一条莉々華さんの関連イラストを全削除し、Xでのフォローも解除。

 

 

一部ファンの間では「絶縁状態か?」「トラブルが起きた?」と不安の声が広がりました。

 

ただ、後述するように一条莉々華さん本人はこの件に直接的なトラブルの認識はないと配信で明言しており、関係悪化が事実かどうかは微妙なラインです。

 

では、実際に何が起きていたのでしょうか?

スポンサーリンク

トラブルの発端はAIイラストのリポスト

今回の騒動のきっかけとされているのが、一条莉々華さんによるAI生成ファンアートのリポストです。

(トラブル発覚後、一条莉々華さんのアカウントから削除された模様で今は見られません。)

 

2025年9月26日、X上に投稿されたAIイラストが一条莉々華さん本人にリポストされ、それに対して絵師のなかむら氏が「~🥲」という意味深なリアクションを投稿。

 

一見すると軽い感想のようにも見えますが、業界の文脈を知る人々の間では「絵師側の不満が込められているのでは」と受け取られました。

 

というのも、近年VTuber業界ではAIイラストの扱いをめぐる絵師との摩擦が増加中。

 

なかむら氏も過去にNSFW(性的・暴力的表現)を拒否する明確なスタンスを示しており、作品の扱いやイメージ管理に強いこだわりを持っていたことが知られています。

 

さらに問題を複雑にしたのが、なかむら氏が10月1日に投稿した以下のメッセージです。

 

絵を大切にしてほしいなんて贅沢は言わないから、

最低限イメージを損なわないような使い方をしてほしい。

 

お金払ったらどう使ってもいいと思われるのは悲しい

 

この投稿により、多くのファンは「一条莉々華さんへのあてつけでは?」と解釈し、SNS上で議論が過熱。

 

イラストのイメージやキャラクター性と、配信者の発信スタイル・AI技術の活用との間にすれ違いが生まれたことが、今回の件の本質ではないかと見られています。

スポンサーリンク

なかむら氏が投稿削除&謝罪した理由

10月2日、なかむら氏は突如、自身のXアカウントで一条莉々華関連のイラストを全削除。

 

加えて、以下のような謝罪文を投稿しました。

 

「自身の軽率な行動と発言により、意図せず憶測を招いてしまいました。

投稿を削除いたしました。大変申し訳ございませんでした。」

 

この謝罪投稿は、多くのファンから「トラブルを認めたのか?」「いや、誤解を招いただけでは?」と受け取られ、さらに混乱を招くことに。

 

 

実際には、なかむら氏が意図的に一条莉々華さんを攻撃したというよりも、「AIや配信者の作品の扱い」に対する絵師としての繊細な気持ちが先行し、SNS上で感情的に発信してしまった可能性が高いと見られています。

 

専門家やファンの間では、今回の件は「悪意あるトラブル」ではなく、

・業界全体のAIイラストへの警戒心

・キャラクターイメージに対する絵師のこだわり

・SNS上での言葉の選び方の難しさ

 

といった複数の要因が絡んだ結果であり、深刻な断絶ではないと見る声も多くありました。

スポンサーリンク

一条莉々華が配信で語った“本音”とは

なかむら氏の投稿削除&謝罪から数日後の10月6日、ついに一条莉々華さん本人が配信でこの件に言及。

 

 

彼女は落ち着いたトーンで、ファンに次のように伝えました。

 

「追加で伝えられることが無い、情報が無い」

「直接やりとりする事が無い、マネージャ経由でもない」

「イラストレーターさんとして素敵な方だと思っているし、皆もそう思ってくれたら嬉しい」

 

この発言からわかるのは、一条莉々華さん自身はトラブルを認識しておらず、憶測が一人歩きしている状況だということ。

 

また、「素敵な方」と相手を称えつつも、「直接の連絡はない」とはっきり述べており、運営やマネージャーを通じたフォローもなかったことが推測されます。

ネットの反応

今回の件に対するファンやネットコミュニティの反応は、大きく分けて2つに分かれました。

 

絵師の気持ちを理解する派

 

AIに対する絵師の不安はわかる

 

キャラクターを大事にしてほしい気持ちは当然

 

イメージを守ることもクリエイターの仕事

 

 

● プロとして疑問を呈する派

 

仕事として納品したなら自由に使われて当然では?

 

公の場で気持ちをこぼすのはプロ失格

 

ファンや本人に迷惑をかけてるだけ

 

また、コミュニティでは過去の類似トラブルと比較する動きも活発化。

 

たとえば、白上フブキさんがAIイラストをリポストした件や、にじさんじ所属タレントの絵師離脱などが引き合いに出され、「またか」という声も。

 

それでも、今回は絵師側が謝罪をし、VTuber側も落ち着いた対応を取ったことで、深刻な炎上には発展せず、「平和的解決を望む空気」が広がっています。

まとめ

一条莉々華さんとなかむら氏の間で起きた今回の“すれ違い”は、AIイラストという現代ならではの問題をきっかけに、SNS上で大きく広がりました。

 

絵師側の繊細な感情と、配信者側の無意識な行動が交差する中で、ファンとしても戸惑いを感じた人は多かったはずです。

 

しかし、なかむら氏が早い段階で投稿を削除・謝罪し、一条莉々華さんも配信で誠実に言及したことから、事態はエスカレートせず落ち着きを見せています。

 

今回の件は、どちらか一方が悪いというものではなく、AI技術の進化と、それに対する価値観のズレが生んだ一時的な摩擦とも言えるでしょう。

 </p

スポンサーリンク

>